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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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 僕は慌てて指定範囲内のコードを思い描いて祝福を選択して思考を通す。それでこの場所の崩壊は止まった。


「ふう……」


 危ない危ない、簡単なコードで止まってくれて助かった。正しいか分からなかったが、よかったみたいだ。姫とかこの世界が時間が止まったかの様になってる。


『よし、これなら大丈夫であろう』


 ノームのお墨付きも出たし、これでアップロードしても大丈夫だろう。そう思ってるとヒョコっと顔出して会長が言う。


「なんか自然に書けたね。流石スオウだよ」

「それもそうだな……」


 慌ててたから気づかなかったが、そういえば普通に書けた気がする。大丈夫だったし……がんばったから知識が馴染んできたのかな? こんな短期間でちょっとしたコードが書けるようになるなんてLROは凄い。僕が凄い訳じゃないと思う。


「これが自然と出来る様になれば色々と出来る事が増えるよ」

「でもこれってチートじゃないか?」


 コードいじるとかどう考えても……ね。チート以外に現す言葉がないよね。


「大丈夫だよ。流石に根幹にかかわる部分とかいじれないからね。今はまだちょっとスキルに応用を効かせるとか違う特性を持たせるくらいしかできないよ」

「それもなかなかな気がするけどな」


 システム外の事をしてると、チートではなかろうか? いいのそれ? 


「うーん、でも私そんな強くないし。そこまでチートしてる気ないけど」


 確かに会長自体が滅茶苦茶強い訳じゃないのは確かだな。本当に酷いチート野郎とかになると、HPが減らなかったり、攻撃力爆上げ全て一撃死とかなのかもしれない。そんなゲーム性を崩壊させるまでの事は出来ないのか。なら、これも可能性なのかもしれない。


 このゲームは可能性に寛大で出来てる様に感じるし、ゲームのプレイヤーの可能性のを広げる為のシステムなのかも。ならありがたく使わせてもらっていいのかも。少なくとも、会長の奴をリアルに戻すにはコードを知らないといけない。


 まあそれは会長自身がやってるだろうけど、僕も手助けはしたい。こいつをずっとここに囚われてる訳にはいかないんだ。会長がこうなったのは僕のせいでもあるしな。


「そうだな、せっかく手に入れた力だし、遣わせて貰う」

「うんうん、それがいいよ」


 そうとなれば、さっさとここをアップデートしよう。今度こそという気持ちで自分で組み合わせたコードをここのコードに組み込む。そして何回か見返して、データの適用を待つ。そして全てが完了したのを確認して再びこの世界を動かし出す。


「これが……夜」


 さっきまで太陽が昇ってた空には星空が出てる。ここは球体状の中の場所だが、外と同じ夜空が投影される様にしておいた。てか土とのコードの組み合わせではそうなる様になってた。時間も大元のLROとリンクするようになってる。

 だから外が夜だからここもすぐに夜になったんだ。いきなり夜になって大丈夫だったのかな? 姫たちはいいけど、他の人達はびっくりしてるんではないだろうか。


「凄く静かで、神秘的ですね」

「暗いです……外なのに」


 初めての体験に感動してる姫たち。こんなのでよかったのかとも思ったけど、喜んでるみたいで何よりだよ。これで僕たちはここの目的は全てやり遂げたはずだ。ようやく眠れるよ。今日は長かった。

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