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俺と義妹との日常生活

作者: ひまなひと

キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン....


4時間目が終わり昼休みに入ったので、俺は友達と一緒に昼ごはんを食べていた。


「なぁ、春樹の義妹可愛いくね。俺告白していい?」


俺は高校3年の高崎 春樹で、同い年の親友、井上 和人が冗談ぽく言ってきた。


「お前、何バカ言ってんだよ。お前なんかが美優と付き会えるわけないだろ。どうせ振られるぞ」


俺は怒り気味にそう言い返した。

俺の義妹は高校1年の高崎 美優、3年前に俺の父親と美優の母親が再婚したことにより俺の義妹となった。


美優は運動神経や勉強ができ、性格もとてもよく誰とでもすぐに仲良くなってしまうほどで、学校中の男子生徒から毎日のように告白されている。さらに学校ではファンクラブなんかもできていたりする。


「冗談だって。それに、そんなこと分かってるよ」


と苦笑いしながら言ってきた。






学校が終わり俺は校門を出ようとしていると、後ろから声が聞こえてきた。


「ちょっと待ってよ、お義兄ちゃん!」


俺は立ち止まって、声がする方に振り向くと美優がこちらに走って来ていた。


俺の横まで来ると肩で息をしながら、俺のことを睨んできた。


「お義兄ちゃん!待っててくれれば良かったのに、なんで先に帰ってたの?一緒に帰ろうって、朝言ったでしょ!」


「ごめんごめん、今日忙しくて忘れてたよ」


「もう、しょうがないなー。今日帰りにクレープ奢ってくれたら許してやってもいいけど……」


と上目遣いで言いってきた。


〜〜〜〜っ....!本当に可愛いな。

いつもこのようにしてくるので俺の心臓が持ちそうになくとても辛い。

美優は狙ってやっているのか?


そんなことを考えていると美優が待ちきれなかったのか俺の腕を引っ張ってきた。


「ちゃんと話聞いてる?っで、どうするの?」


「奢りますのでどうか許してください!」


「じゃあ早く行くよ」


と笑顔で俺の腕を引っ張りながら言った。






駅前にあるクレープ屋さんに来ていた。


「何味がいい?」


「えーと、いちごかチョコなんだけどどうしよう」


「なら、俺がチョコにして少しやるよ」


そう言ってから、店員に注文をし鞄から財布を出してお金を払った。

すぐにクレープはできたので、クレープを受け取りいちごを美優に渡した。


「ありがとう♡」


と満面の笑みで言いクレープを食べだした。


美優が食べだしたので俺も食べ始めると服を引っ張っられたので、美優を見ると口を開けていた。だから俺は美優に自分のクレープを食べさせた。


「あーーん」


「やっぱりチョコ味も美味しい♡」


と美味しそうにしていた。

今度は美優がクレープを俺の口の方まで持ってきた。


「はい、お義兄ちゃん、あーーん♡」


俺は美優のクレープを一口食べた。


いちご味も美味しいな。てか、自然に食べさへ合いっこしたけど普通これって恋人同士でするもんだよな。


そんなことを考えながら、ふと周りを見てみると俺たちのことを通行人やクレープ屋さんの人が生暖かい目で見ていた。


〜〜〜〜っ……!


俺はあまりの恥ずかしさに顔が真っ赤になり、急いでその場を離れようとして走り出した。


「あっ!お義兄ちゃん、ちょっと待ってよー!」


と言いながら俺を追いかけてきた。






俺たちはあれから近くの公園により、そこでクレープを食べてから家に帰ってきた。


「「ただいまー」」


俺たちは家の中に入ると洗面台で手を洗ってから、リビングへと向かった。


「おかえりなさい」


リビングに入ると、すでに義母さん、高崎 咲恵は仕事が終わり家に帰ってきており、台所で夜ご飯を作っていた。


俺たちはリビングを出てから、それぞれの部屋へ入り制服から部屋着に着替えた。




1時間くらい部屋でゲームをしてから、またリビングへと向かっていた。

リビングに入ると父さん、高崎 正雄も家へと帰ってきており、ご飯を食べずに家族は席に座って俺のことを待っていた。


「ごめん、またせて」


「いいから、早く座りなさい」


父さんがそう言うので、俺は自分の席に座った。

ちなみに席は父さんの横に俺が座り、俺の向かいに美優が座り、その横に義母さんが座ることになっている。


「「「「いただきます」」」」


家族みんなでご飯を食べ始めた。




ご飯を食べ終わってからお風呂に入り、歯も磨き終わったので寝ることにした。

自分の部屋に入り電気を消してから布団に入ると、


コンコン


とドアを叩く音が聞こえだと思うと、ドアが開いた。


「ねぇ、お義兄ちゃん起きてる?」


「起きとうけど、どうした?」


ドアを開けたのは美優だった。

夜遅くになんようだろう?

と俺はそう思った。


「あのね、昨日怖い夢を見たのだから今日一緒に、寝てくれない?」


どうやら美優は昨日怖い夢を見て、今日1人で寝るのは怖いらし、なので一緒に寝てほしいとお願いしてきた。


どうしよう、一緒に寝てもいいものなのだろうか美優はもう高校生なのだから、一緒に寝たら何か問題が起こるかもしれないし。


俺がそんなことを考えていると、美優はまた涙目になりながらお願いしてきた。


「お願いだから一緒に寝てよ」


「仕方ないな〜、いいよ一緒に寝よ」


俺がそう言うと美優は嬉しそうにしながら、俺の布団に入ってきた。


「ありがとう!お義兄ちゃん♡」


美優は俺の腕に抱きつきながらお礼を言ってきた。

可愛いな〜、これは狙ってやっているのか.......


「じゃあ、おやすみ」


美優はそう言うと寝だした。


しばらく経つと隣から寝息が聞こえてきたので、俺も寝ることにした。






ピピピピピピ、ピピピピピ、........


目覚ましが鳴り出した。

目覚ましを止めてから、腕に重みを感じたので目を開けてそこを見てみると、美優がまだ寝ていた。


「おい、朝だそ起きろ」


「う〜〜、あと5分だけ寝かせて」


美優がそう言うのでまだ寝かせることにした。俺はベッドからおり寝巻きから制服に着替えた。


それから洗面台へ行き顔を洗いと歯を磨いた。

リビングに入るとすでに父さんは仕事へ行っていて、義母は朝ご飯をテーブルに並べていた。


「おはよう」


「おはよう、美優はまだ起きてないの?」


「美優はまだ寝てるよ」


俺がそう言うと義母さんは困ったような顔をした。

美優は朝弱いからな〜

俺はそんなことを考えていた。


「本当に美優は朝弱いんだから」


と苦笑いしながら言って、台所へと行った。


「いただきます」


俺は朝ご飯を食べだした。


ダッダッダッダッ......


あと少しでご飯を食べ終わるというところで、階段をかけおりる音がしてきた。

リビングに美優が入ってきた。


「もう、お義兄ちゃん起こしてよ!」


ほっぺたを膨らませながら怒ってきた。


いや俺はちゃんと朝起こしたんだが、美優があと5分とか言ったんじゃないか、結局起きてこなかったけど。

まあこんなこ言うと美優は怒り出すので俺は謝ることにした。


「ごめん、ごめん」


と言いながら美優の頭をなでた。


「うがぁー、子供扱いするなー」


と子供扱いしたのをほっぺたを膨らませて怒り出した。

なので俺は先に家を出て学校に向かうことにした。


「先に学校行くからな、ちゃんと遅刻せんように家をでろよ」


「あっ、待ってよ私も一緒に学校に行くから」


と言いながら鞄と机の上にある食パンを1枚取ったので、俺と一緒に学校に行くことになった。

俺たちは玄関で靴を履いてから、


「「行ってきます」」


と言って一緒に家を出た。

最後まで読んでいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか。この作品は処女作ですので上手くかけずすみません。


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