説教とハーレムの真実
解除した後、すごい形相の女性達に連れられ
建物の中に入りました。
やり過ぎたとは思うけどそんなに怒ることですか?
怒ることですね。
ごめんなさい。
だから正座崩していい?え、だめ?
わかりました。
そういえば、熊を倒した後レベルが上がっていた。
レベルが10になっていた。
どんだけ熊強かったのよ。
レベル10ってことは計10体になるのかな?
それなら嬉しいんだけどね。
説教を聞きながらステータスを確認する。
◯宮島 雄大
種族 人間
レベル10
HP 40
MP 1
器用度 1
敏捷度 1
筋力 1
生命力 10
知力 1
精神力 1
防護点0
技能
戦闘技能
持ち物
・キャラシートブック
選択(3/5)
☆ヴェルドラ
☆シロ
☆重竹
☆選択してください
☆選択してください
制限が一部解除されます。
おや?
枠が思ったより増えてない。
そして気になる文字、制限が一部解除されます。
制限かかってたの?
どうゆうことなのだろうか。
『ねぇ!聞いてる?』
へ?あぁ聞いてませんでした。テヘッ
じょ、冗談ですよ。聞いていなかったのは本当ですが。
『あのねぇ、助けてくれたのは感謝するけど
あなた態度悪過ぎない?』
『そうですね。守ってくださってた時は頼り甲斐があって今後もパーティーでもと思いましたが』
おやおや?
これは俺が知っている異世界物じゃないぞ。
女の子を助けたらハーレム形成だったはずだ。
そんなまさかぁって読んでたけどね。
異世界でもハーレムは内外イケメンしか出来ないみたいです。
「そ、そうですか。ではこれで失礼します。」
『待ちなさいよ、逃げる気?』
俺は半ベソで建物から出ていった。