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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ガールズ&エンドワールド

 20××年、午前9時。





「シキ隊、エリア006(ゼロゼロロク)に接近。降下準備」




 天高く、雲を掻き分けて進むのは小さな飛空挺。ゆっくりと進む鋼鉄の塊は、目的地に到着すると、その場で停止した。


 その底部にある降下用ハッチが開く。そこから顔を覗かせたのは、重々しい装置を顔に装着した人。口を覆うのは大きすぎる機械的なデザインのマスク。同じようなデザインのゴーグル。その奥に見える瞳は、鋭く地表を睨みつけていた。


 眼下に見えるは薄暗い霧に包まれた都市。既に人工的な光は失われ、陽の光は霧によってその殆どが遮断されている。故に、この時間であっても、夜のように暗い。






「降下」




 ハッチから、この高さから、彼、或いは彼女は飛び降りた。頭から地面に向け、凄まじい速度で落下していく。


 それに続き、同じような人影が四つ、ハッチから飛び降りた。五つの影は、落下すれば確実に死ぬであろうこの高さから、物怖じもせず、飛び出したのだ。



 次第に、崩落した都市が姿を現してくる。荒れ果てた大地、建物。そんなものを見ている暇が五つの影にあったわけではない。


 地面が近付き、そのまま落下するものかと思われた……その瞬間。五つの影はほぼ同時に、腰に巻いたベルトの右側面にあるスイッチを叩いた。


 刹那。落下するだけであった人影が、途端に、何かに吊るされたように空中で停止した。


 五人がもう一度スイッチを叩くと、その効果は消え、足から、地面に着地する。



「シキ隊、エリア006に降下完了」

『了解』



 真っ先に飛び出した一人が、耳元の通信装置で飛空挺へと連絡を取った。声からして女、それも、どうやら若い女のようだ。飛空挺からの応答を確認すると、彼女は通信を一時遮断した。


 彼女の後ろに着地した四人は、それぞれがどこか少しずつ違う姿をしていた。いや、先頭の一人も含め、五人全員がだ。まるで何かと戦うことを想定したような装備だ。



 恐らくリーダー格であるのは例の彼女。彼女は振り返り四人に向かって発した。


「各員、水晶体(すいしょうたい)の索敵、撃破、及び虹晶(こうしょう)の回収を開始」



 四人は一様に頷くと、その場から消えるようにして散開した。その様子を見て、彼女は踵を返し、崩落した町中へと足を進める。






 エリア006。高層ビルやショッピングモール、駅だったもの(・・・・・)が立ち並び、元は繁華街であった地。大勢の人間が集い、賑わい、盛った痕跡があるこの地。


 今では、その痕跡が見える程度(・・・・・)。窓は割れ、天井は崩れ、高層ビルなどは半ばから折れてしまい、ショッピングモールの看板はひん曲がって原形をとどめていない。元繁華街で、現在はただの廃墟だ。



 そんな崩壊した町の中を一人、どこか凶々しい姿の彼女は進んでいた。大きなマスクとゴーグル。背負うのはどうやら巨大な刀のようなもの。腰には不思議な形をした銃と頑丈そうな小さなケース。目的地があるわけではなく、ただ『獲物』を探し、辺りを散策していた。


 少しして、そんな彼女の目に映ったのは……彼女と同じ程度のサイズの、『何か』だった。



 まるで、『水晶』。角張った青い水晶がいくつも重なり、組み合わさって、それを形成している。人型だ。人型ではあるが、決して人ではない。水晶の姿をした化け物……彼女たちの獲物、『水晶体』だ。


 眼はない。耳もない。鼻もなければ、口もない。ただの水晶なのだから、それは当然のこと。しかしながら、水晶体の知覚能力は高い。彼女がそれを目視した頃には、それも、彼女を認識していた。



 距離にして、およそ100メーター。水晶体はすぐさま彼女目掛け、走り出した。彼女もまた、水晶体目掛け、走り出す。



 初めは、ゆっくりと。



 次第に、速度を上げ。



 時間にすれば僅か数秒。接敵する寸前に、彼女は刀の柄に手をかけた。



 そして——、




——キィィィン




 甲高い音が響き、女と水晶体はすれ違った。その上空を、くるくると、何かが回転しながら舞っていた。それはよく見れば水晶体の左腕のようで、肩から下がすっぱりと切断されてしまっていた。



 声無き声。何かを擦り合わせたような、不快な音が周囲に響き渡る。


 水晶体は声を発することができない。そういった器官が備わっていないからだ。あの叫び声のような音はまさしく、水晶を擦り合わせて発せられた音だ。


 振り返り、たて続けに二度。柄から刀身まで、全て一色の黒で塗り潰されたような刀を振るう。不意を突かれていないそれは、今度はどこかを斬り落とすことができなかった。



 全ての水晶体に共通する特性。それが『硬化』。肉体を構成する水晶を文字通り硬化させる能力。シンプル且つ、厄介な能力だ。


 しかし、彼女はそれをものともしない。硬化していることなど気にせずに、刀を振るい続けた。ただの一箇所。その肉体の中心、胸の部分だけを狙って、正確無比な斬撃を繰り広げた。




——ぴしっ




 小さなひびが入った。正確には、斬撃を受けたことによる亀裂。小さいが、確かにそれは致命傷に至る第一歩。



 彼女はバックステップで数歩分距離を置いた。そして姿勢を低くし、『斬り』から『突き』の姿勢へとシフトする。


 そのまま、猛烈な勢いで突進すると、その小さな亀裂目掛け、目に見えぬほどの速さで突きを繰り出す……。




 ビシッ、だかバキッ、だかそんな音がして、狙い通り、水晶体の胸部分の水晶が砕け、剥がれ落ちた。彼女は即座に刀を左手に、逆手に持ち替え、右手に装甲を展開した。ブースター付きの籠手のような姿をした装甲は、水晶体の胸に空いた穴へ向かって、彼女の右腕を爆発的に加速させた。




「——一体目」




 そう呟き、胸を貫いたその右腕を引き抜く。その手の中には、虹色に輝く、ビー玉ほどの大きさの球があった。



 『虹晶』



 水晶体の原動力であり、多量のエネルギーを秘めた水晶。彼女たちの任務は、水晶体を撃破し、これを回収することにある。


 それを引き抜くと同時に、水晶体は原動力を失い、その場に倒れた。虹晶を失った水晶体は、肉体を構成する水晶が一気に脆くなる。倒れると同時に、その肉体は粉々に砕け散った。



 彼女は腰にある小さな黒いケースに放り込むと、刀を鞘に納めた。



 そこへ、呑気そうな口調で通信が入る。



『あっは〜。たいちょさん、相変わらずやるねぇ』



 この話し方と、彼女のことを『たいちょさん』と呼ぶのは……隊で一番のお調子者、狙撃によるバックアップ担当のチイだ。


 どこから見ているのか。彼女が周囲を探ると、少し離れたところにある低い建物の屋上に、チイは立っていた。警戒もせず、彼女に向け手を振っている。


「チイ、ふざけずにやりなさい」

『はいはい、分かってますよぉだ』



 狙撃の腕は隊随一。しかしながらその性格から実力の数割程度を発揮できていない。


『でもでも、この辺りにはそんなに強いのいないし、大丈夫っしょ』

「そうやって油断するから、いつもいつも——」




 その時、突然、遠くに見えていたはずのチイの姿に、異常が起きた。どこからともなくレーザーのような白い光が発され、チイの胸を撃ち貫いたのだ。


 ハッとなってその方向を目視で確認、咄嗟に横へと回避する彼女。先までいたその場所を、同じレーザーが通過する。



 新手の水晶体。水晶から高出力のレーザー攻撃が可能になった第八階位の水晶体。




 それが、『二体』いた。



「各員に告ぐ。大天使級を二体、目視で確認。チイ隊員が死亡(・・)。ビーコンから救援を要請」



 現在地から目標となるビーコン信号を発し、同時に、残る三人の隊員に救援を要請した。そしてすぐさま、刀を抜く。


 水晶体に個体名はない。しかし、『階級名』はある。そのどこか神々しい見た目から、水晶体の階級名は、『天使の階位名』と同じ。彼女が先程撃破した水晶体は『天使級』。第九階位であり、水晶体の中で最も戦闘力が低く、虹晶が有するエネルギー量も少ない。


 そして、今対峙する二体の水晶体は……『大天使級』。複数体を相手取って一人で戦うことは危険であるとされ、もしそうなった場合、退避を優先される敵だ。



 再び発されたレーザーをギリギリのところで回避し、二体の水晶体へ向け駆ける。数度放たれたレーザーは、時に避け、時に刀でいなし、そうして肉薄すると……一時的に水晶体Aとするそれに突きを繰り出す。



 一体目と同じ。共通特性『硬化』。刀での突きは傷一つ付けることさえ叶わない。


 それに加え、そこから連撃を与えようとすると——、





『————————————!!!』






 水晶を擦り合わせた水晶体の声。発達した肩の水晶から発される二本のレーザー。顔をしかめながら回避するも、もう一体の水晶体が放ったレーザーが二の腕を掠る。



「……チッ」



 小さく、乱雑にされた舌打ち。戦況は明らかに不利。応援を要請してはいたが、死亡したチイを除く三人がもし戦闘中となると、その応援にも期待はできない。


 現に、救難信号を出したのにもかかわらず、誰からも応答がない。それ即ち、戦闘の可能性が高いということ。



「あの馬鹿がいたなら、まだ勝機もあったのに……勝手に死にやがって」



 柄にもなく口が悪くなる彼女。刀を再び構え、突進の姿勢に入る。そして……一閃。瞬時に大天使級との距離を詰め、斬りつけながらその背後へと移動した。




 が、無傷————隙が小さく、大きな攻撃を与えることができない。水晶体は、尚も無傷。


 その背後から、もう一体の水晶体が、レーザーの射出準備を始めている。肩の装甲が光り輝き、もう間も無く発射されるという……そこで、突然、その水晶体が横へと吹き飛んだ。大きな爆発音と共に。



「隊長、ご無事ですか……!?」



 後方へ距離を取った彼女のもとに現れたのは、隊所属の中遠担当戦闘員、ユズ。ユズは右手に少し大きめの銃、左手にはその補助パーツを持っていた。


 先程の攻撃は、駆けつけたユズによる援護射撃だった。



「チイが死んだ。私は今からあっちの無事な方を相手取る。バックアップをお願い」

「了解しました!」



 刀を構えて無事な方の水晶体に突っ込む彼女と、その水晶体の攻撃を発動前に阻止すべく、援護射撃をするユズ。見事に、その肩部装甲はエネルギーの充填が済むよりも先に、ユズの射撃によって散らされている。


 もう一体。吹き飛ばされた方の水晶体は既に起き上がっている。重々しい足取りで、ユズを狙っているようだ。



「もう少しおねんねしててくださいね!」



 補助パーツを銃にジョイントさせる。ドッキングしたその銃口を水晶体に向け、引き金を引くと、またもあの爆発的な弾丸が放たれた。


 威力は低い。しかし、爆発によって、相手を吹き飛ばすことが可能。あくまでも補助目的であり、倒すことが目的ではない。



 だが、今はそれで十分だった。



「ユズ」

「はい!」



 気付けば、止まることのない連撃によって、水晶体の胸部分には大きなひびが入っていた。彼女はすぐさまその場を離脱し、吹き飛んだ方の水晶体へと目標を移行させた。残った水晶体の始末は……既に、右腕に装甲を展開させたユズが向かっている。


 ガキィッ、という音が響き、ユズが水晶体の胸を貫く。背中から貫通されたその手の中には、天使級のものと同じくらいの大きさの虹晶が握られていた。



「撃破!」

「了解」



 続いて、二人して残った大天使級と戦闘を開始する。倒し方は、同じだ。








……暫くして。激しい戦闘の跡が残るその場所に、二人はいた。ユズの方は元々体力が少ないこともあってか、息切れをしているが、彼女はその一つも起こしていない。



「お、お怪我はありませんか、隊長」



 ユズも彼女も、多少の怪我はあったが、どれも軽傷で、戦闘不能になる程の大怪我は一つもなかった。ユズの応援が思ったよりも早かったことが幸いした。


 刀を納め、肉体の損傷を確認する彼女は、ダメージが少ないことを確認すると、答えた。



「問題ない。ユズは?」

「私も大丈夫です……あの、チイちゃんはどこに?」



 チイは大天使級水晶体の不意打ちのレーザーで死亡した。恐らく、心臓を撃ち抜かれているだろう。その死体の方角……建物の屋上を、彼女は指差した。



「死体の処理は任せる。私は……もう少し狩りを続ける」

「了解しました。私も処理が完了次第戦闘に戻ります」


 淡々とそう告げ、ベルトの反重力装置を作動させ、建物の屋上まで飛ぶユズ。それを見送って、彼女は索敵へと戻った。




 そんな彼女に、帰投命令の通信が入ったのは、それからおよそ一時間後のことだ。



「各員に告ぐ。帰投命令が下りた。総員、直ちにビーコンに集合。帰投準備を開始」

『了解』



 飛空挺の位置にビーコン信号を置き、彼女も踵を返してそこへ向かう。通信の向こうからは、残った三人の応答が聞こえた。



 ビーコン信号へと到着すると、既に三人はその場に到着していた。そこには死体の処理を任せていたユズもいる。



「ユズ、チイの処理は?」

「滞りなく」



 感情を感じさせない声で、そう告げた。彼女は頷くと、飛空挺へ通信を繋ぎ、帰投ケーブルの投下を要請した。


 すぐに、彼女らのもとへ、帰投用のケーブルが降りてくる。ベルトから細いアンカーを取り出すと、そのケーブルに繋ぎ、反重力装置を作動させる。



「接続完了」

『了解』



 飛空挺にいるオペレーターからの返事の直後、ケーブルが引っ張られていく。反重力装置を作動させた彼女らは、そのケーブルにつられ、一緒に、飛空挺へと引き上げられていった。


 開いたハッチをくぐり、飛空挺内へ侵入すると、装置を切る。重力が元の倍率に戻り、金属の床とブーツがぶつかった。




 四人はまず、ベルトから虹晶の入ったケースを取り外し、回収ボックスに投入した。この回収ボックスが自動的に虹晶を仕分けし、本島に到着次第、それを変換炉へと届けてくれる。


 続いて、武器、マスク、ゴーグル、防具と取り外していく。それらは壁から伸びてきたアームによって回収され、個人の装備ボックスへと収納される。出撃の際は、このアームの補助も使い、装備するのだ。



 身軽な姿となった四人。彼女たちがメインルームへと向かおうとすると……その道を、一人の女が塞いだ。



「よっ、たいちょさん、ご無事で何より」



 片手を小さくあげ、呑気な口調で話すのは……戦死したチイだった。








「チイ、反省してるの?」

「ごめんごめん、ちょっち油断しちゃってたっていうか」



 本島へ帰還するなり、港で、チイは正座をさせられていた。まるで見世物のようだ。チイの飄々とした態度に、彼女は思わずため息をこぼしてしまった。



「……あなたの義体(・・)だけ消費が激しいのが何故か、もう一度朝まで、じっくりと、説明する必要がありそうね」

「あー、いや、それは勘弁してほしいというか」



 義体。飛空挺に各一体ずつ、本島にも数体が常にストックされているそれは、謂わば彼女たちの『代わり』となる肉体。



 そもそも、水晶体と戦うことを使命づけられた彼女たちは、人間ではない。元は人間であったが、現在はその人間時代の遺伝子から作り出された生体クローン……義体だ。


 大空を飛行する大型移動大陸『ユートピア』。ここに暮らす者たちのうち、地上に降りて戦う彼女たちのような存在には、それぞれ、同じ遺伝子を使った義体と、記憶を管理、インストールするための独自のサーバーが用意されている。戦場で死ねば、まずは飛空挺にある義体、その次に本島にある義体へと意識と記憶がインストールされる。


 その為には、彼女たちの頭部にある制御装置を破壊しなくてはならない。今回の場合、チイの死因は心臓を撃ち抜かれたことによる。よって、ユズがその頭部を『破壊』しに向かったのだ。



 当然、この義体は作るのにコストがかかる。分かりやすく言えば、タダではない。相応の金がかかる。この部隊の中でそのコストが最も嵩張っているのが、他ならぬチイだ。



「チイちゃん、反省してくださいね? 毎回毎回、仲間の頭を吹き飛ばす側の苦労も考えてください」

「いや、言うほど毎回でもないっていうか……あ、いや、ごめんなさい」



 優しいユズはあまり厳しい口調にはならないが、隊長である彼女は違う。まるで鬼のような形相は……チイの軽口を引き剥がすのには十分すぎる。



「まあまあ。チイへのお叱りはその辺にしておきなよ、二人とも」



 そんな彼女たちを窘めるのは、部隊の副隊長、リコ。隊長と同じ年であり、この部隊でもそれなりの発言力がある『お姉さん』だ。



「リコさぁん!」

「調子に乗るな」



 救世主の登場に、リコに抱きつこうとするチイの首根っこを掴む彼女。『ぐべっ』と蛙が潰れたような声を出すと、チイはその場にダウンした。


 その様子がいつも通り面白おかしくて、リコは吹き出す。



「カナ、皆が遅いから先に行ってるって。早く行かないと、機嫌悪くなるよ」

「チッ……仕方ない。チイへの説教はまた後か」

「ですねぇ」


 カナというのは、この隊に所属する最後の一人のこと。食に対する執着が凄まじく、いつも帰投するなり食事に走っていく。


 そんなカナの機嫌が悪くならぬうちに、彼女たちもまた、食堂へと向かうことにした。チイを置いて。



「今日のご飯なんだろうね〜」

「カレーらしい」

「わっ、私大好きなんですよねぇ」



 のほほんとした明るい会話を広げる彼女たちは、先に先にと進んでいってしまう。




「ちょ、ちょっと皆、置いてかないでよぉ!」



 チイはそれを、泣きっ面で追いかけていった。





 ユートピア所属、水晶体殲滅及び虹晶回収戦闘部隊。シキ、リコ、チイ、ユズ、カナ。五人の戦いは、まだまだ終わらない。


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