別れ
こんちゃす!赤狐です!ついに第一章完結編ということでいつもより長めにお送りします!今回は今作のキーマンとなる魔女も登場!?です!!ではどうぞ!
「わかった。でも逃げるといってもどうやって・・」
「私と契約して精霊術師になってもらうよぉ」マムがいった。
精霊術師ってなんなのかわかんないけどとりあえずokしとくか・・
「おう!わかった!契約だ!」ラギはなんとなくそう答える。
「おっけーじゃあこの石に触れて心の中で(契約完了)と呟いて!」
(契約完了!)っと。
「これで今日から君は私の契約相手。精霊の力を貸したりますわ!」突然の関西弁である。
「精霊術ってことは・・魔法的なの使えんの?」ちょっと気になり質問する。
「まぁそういうこと。その石を持って (精霊術ブリザード!)って言うと低レベルだけど氷の精霊術が使えるよぉ」マムが答える。ラギはよく理解はできていない。
「んー難しそうだけどまぁいけそうだわ!」頼りのないラギである
「じゃあここから東に進んだところにあるこの街の出口に向かおう!いざとなったら私が君を守るから、精霊術は最後の手段ね!」
2人は走り出した。出口をめがけて。
(俺にかかればこれくらい余裕だぜぇ。この世界も案外楽しいかもなぁ)
「ラギ!左によけて!!!」マムが叫ぶ
「ん?ってえ・・・」ラギの足に激痛が走る。
ラギが自分の胸をみるとそこには1本のナイフが突き刺さっている・・
「ラギ?大丈夫?ラギ?」
ここで終わりなのか・・俺は気を失った。
---その後---
「ここは・・どこだ・・」
ラギが目を覚ますとそこはいかにも中世の都会の家といった感じの場所だった。マムを探したがどこにもいない。胸をみると傷口は綺麗にふさがっている・・。そして、枕元には手紙とマムからもらった石が置いてあった。
(ラギ。これを呼んでるってことは目が覚めたってことだね!君が今いるのはこの国の首都「エルフ」魔人もここにはいないから安心してね。私は廃墟の街の。まだ避難してない住人の救助に行ってる。だけどエルフにも魔人族の侵略軍が到達するだろうからこの手紙の横に置いてる魔法石で生き残ってね。いつかまた合流しよう)
「まじかよぉ。実戦経験0で魔人とか言うやつと戦えってねえ。まぁ生き残ってやるぜ!」
こうしてラギの地獄の日々が始まる。
どうでしたでしょうか。マムさんとはしばらくお別れです・・。果たして低火力の精霊術しか使えないラギくんは次回から生き残れるのでしょうか・・。なにはともあれ第1章完結です