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さて、どこまでがフィクションか。ご想像にお任せします。

作者: 涼成犬子

 今日もいつも通り、俺はアルバイトに向かう。

 そんでもって、いつも通りの業務をこなす。


 そして、その時はやってくる。


「お、おふぅん」


 腹痛。我慢出来ない。幸い今は若干暇な時間。トイレにダッシュ。はい、駆け込む、ドア閉める、ズボン下げる、座る。

 うっはー、スッキリ、んで紙をと……と……れない。


「漫画かっ!」


 トイレで大便したら紙が無いとかなんなの。ああいうのってリアルだと一瞬ゲゲンチョとか思っても予備が置いてあってホッとするもんじゃないの。

 しかも公衆便所とかじゃなくてバイト先だよ?お客さんも使うトイレだよ?これお客さんが入ってたらやばかったよ。俺ってこの店の救世主なんじゃないの。

 いや、むしろ救世主はよ。トイレの神様何とかしてちょ。紙よ!我が下に来れ!


「いや、早く戻らないと怒られるし。なんとかしないと……」


 はっ!確かトイレの入り口に手を拭くための紙があったはず。あれを使えば……。

 難しいミッションだが、大丈夫。この程度なら全然ポッシブルぅ。個室のドアをオープンし、数歩進み、2、3枚掴んで引っ込む。


 では行こうか、まずはドアを開けて!トイレの入り口のドアも開いて!お客さんが入ってきて!俺はガニ股フル○ンで!二人の目があって!動きが止まって!お客さんは黙って戻り、ドアを閉め!俺も戻ってドアを閉め!


 …………死にたい。死にたいよぉ!


 ****


 もうね。本当に大変ですよ。どうなってんですかほんと。

 汚い話ですんません。どこまでがフィクションなのか。そもそもフィクション入ってんのか。もうご想像にお任せします。


 いやでも、ネタになるし、いっかなーっておも(殴


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拙作、『:PlaceMentS』 をよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
[良い点] 笑いました。やだなぁ、フィクションとか言っちゃって。お、おふぅん(笑)
[一言] 通りすがりです。普通に面白くて笑えました。 『お客さんが入ってきて』はフィクションだろうか……(震え声) またアイディアが浮かんだら投稿してもらいたいです。
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