表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

その手は。

視界の端に見えるのははやとの手…のはずなんだけど…


「どうしたの〜?」


と遠くから聞こえる声もはやとのもの。


声の聞こえた廊下の奥に目をこらすと、焦った様子の彼が走ってきた。

─────それじゃあ、この手は?


「!?」


後ろから髪を引っ張られた。

引っ張っているのは、その手…かな?


「おねーちゃん、動いたら殺すよ。」


耳元で、慣れない声が聞こえた。

声変わりをしていない、幼い声。

「ひっ…………」と息を呑み、またも硬直する。


その直後だった。

バン、と大きな音を立てて、走ってきた彼が私の背後にある掃除道具入れの扉を閉めたのは。

同時に、引っ張られていた髪はさらりと肩に落ちた。


──────私がへたり込んでいるのはたまにきずなんだけど、これって壁ドンってやつ?


「ほ……ほたる?」


「ななななななななな、なにがあったのかななななななな───」


「え、ちょっと…」


焦ったように肩を揺らす。

ちょっと滑舌が悪くなっちゃっただけで、別に大丈夫なんだけど。


「あああああ、大丈夫だからららら…。そそそれより、そそ掃除道具入れにはななななにががが」


「ええええええとね……」


はやとにもうつっちゃってるし。この口調。

本当面白い奴だな。


「──────僕もよく分かんなかったから、もいっかい開けようか。」


「なにゆうてん!?」

小説制限(詳細は活動報告)の隙間をぬって頑張って執筆いたしましたよ!

そのためいつもよりは短いです。

次こそは頑張るので…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ