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白黒ショタ

意識がブラックアウトしたところまでは記憶がある。

あと、目の前のこの景色にも見覚えがないわけではない。


ということは多分、数時間くらいの軽い気絶程度だろう。そう思って起き上がろうとした矢先、足首に激痛がはしった。


「いったぁ……」


捻挫をしてしまったようなのでため息とともにシップを探しに立ち上がる。

だんだん目がさえてきたので横を向くと、ちょこんと床に体育座りをしたはやとがいた____________その隣には白黒モノトーンの男の子が、同じように体育座りでこちらを見上げていた。

ちょっとかわいいとか思った私。


「…………ごほん、そんで?うちは何時間ぐらい気絶してたんかいな?」


聞きたいことがありすぎるくらいあったが、そのあたりはまず置いておいてマイルドな疑問をぶつけることにした。

焦りまくりな今の心情を隠すため、なるべく冷静に。冷静沈着で…


「10秒」


「はあああああああっ?!?!」


ダメでした。冷静沈着とか、一瞬でアウトだし。

反射的に思い切り叫んでしまったことで隣のショタの目もあふれんばかりに見開かれていた。

いまだ肩に乗っている真ん丸な目のヤモリと一緒にこちらを凝視。


「やだまって、ヤモリまだおるやん……」


「いろいろとありまして」


何があったんでしょうね?

それに棒読み感が半端なかったよ。まあどういうことかは後で聞くとして。


「ごほんごほん、それでは本題に入ります…」


わざとらしく咳をし髪をかきあげる。

今度こそまじめに、はやとのほうをしっかりと見据えて質問攻めを開始_____


「わかってる。」


「?」


「分かってるよ。蛍が今からどんなこと聞くのかだいたいわかってるから大丈夫」


そういわれるや否や、今と思われる場所のソファーまで引っ張っていかれる。白黒ショタ(略称)も後ろからちょこまかとついてきていた。

シミ一つない新品のソファーの座り心地を確かめようと、思い切り腰かけ


「はい、そこ寝転んでねー」


……………って、えぇ!?

やっと更新です。ふぅ

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