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人生について  作者: 夜明けの語り手


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4話 筋トレ

ジムは昼の方が空いている。


人はいるけど、視線は合わない。

それがいい。


着替える。

鏡を見る。

変わったところと、変わってないところが両方ある。


ウォームアップ。

軽い重さ。

回数は数えない。


次。

前より少し重くする。


持ち上げる。

下ろす。

呼吸。


三回目あたりで、余計なことが消える。

名前も、過去も、予定も。


あるのは

「上がる」

「下がる」

それだけ。


汗が出る。

背中が張る。

腕が熱い。


限界の一歩手前で止める。

潰れるところまでは行かない。


以前は、限界までやっていた。

限界を越えることが、正解だと思っていた。


今は違う。

戻ってこられるところで終わる。


インターバル。

水を飲む。


息が落ち着くのを待つ。

焦らない。


次のセット。

少し重さを落とす。


上げる。

下げる。


途中、スマホが震える。

見ない。


今ここにいないものは、

今はいらない。


最後の種目。

脚。


床を踏む感覚がはっきりする。

自分の体重が、自分に返ってくる。


終わり。


シャワー。

タオル。


鏡を見る。

やっぱり、全部は変わっていない。


でも、壊れてもいない。


外に出る。

昼の光が強い。


今日の予定は、これで終わりだ。

それでいい。

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