ギルドな日々1
『・・ダウンロード中です』
(スターゲイザー?ダウンロード中?)
「あ〜あぁ、
何をいってくれてる訳?「ギルマス!」
・・・
」
ドンドンドンドン、ガチャっ
「アンさん帰っちゃいましたよ!
何かあったんですか?」
「こいつだよ、このシホリンが余計なことを
いうから」
「えっ、えっ、
・・
シホリンではないです
ホシリンです」
「どうするんです?今日中に報告書
まとめて明日発送ですよ!
どうするんですか?!」
「どうするっていってもな〜
う〜ん
・・
おい、シホリン、おまえ読み書きできるだろう?
むずかしい言葉使ってたしな」
「は、はい、人並みには」
「それじゃ、リンおまえは受付、お嬢ちゃんは
報告書まとめてくれ!
な〜に簡単さ納品された魔石の種類、納品者、
日付を一覧表に書き入れるだけだから
できるだろう?それくらい」
「それくらいなら、たぶん」
「よしっ!決まった、おまえは当分ギルドの
事務補助で働いてもらう
その代わり、寝床と食事は付けてやるよ
星読みの仕事だっけ?
それは後からまた考えよう
なあ、ユン!これでいいか?」
「おう、さすがギルマス、俺は信じていたよ
おまえはやるやつだって
良かったなシホリン、当分はギルドにお世話になって、あとはそれからだ」
優しいユンおじさんはそういって
門番、衛兵の駐屯場所に戻って行きました。