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閑話 色々4(カスタネダ)

「今日、長距離ミサイルがいつどこに落ちるか

計り知れない状況ですが、

これを阻止、方向転換することは自由に

できるのです。


あの匙曲げの少年と同じような子がたくさん

でてきます。

その少年たちがサッと手を振ると、

ミサイル先端にある針状のものが曲がって

他に飛んで行ってしまう。


そんなことは容易なのです。

幼児が仰向けになったまま手を曲げて遊んでいる

その状態から超能力を発する時代が

訪れようとしているのですよ」


と、テレビでスプーン曲げ少年の超能力で

大騒ぎだったときに、先生が集いで

語っていたそうです。


これって、超人、神人のことですかね?


日月神示では、神人とは神様と人の結婚の

ことで、神が花婿、人が花嫁で

この花婿は絶対に花嫁を人のように

裏切らない花婿だといっておりましたが


個人の身魂が磨かれ清まったときに、

鎮魂帰神、神人合一が成されるので


はやく身魂磨きをしてくれと、

大神さまが督促されておられますが


今はフリーメーソンの3S政策、

スクリーン、スポーツ、セックスだらけ

ですから、どちらかといえば

悪魔と合一していますよね。

 

「我が身が大事で自分には何の責任も

なくて、もっと良い取り扱いをするべきだ」

と思うのが自尊心のワナで


カスタネダの師匠、ドンファンが語っておりましたが

(自然回帰という作品に2話書いてます。)


自尊心を克服するのが修行上の最大のハードル

とされております。


チベットの聖者ミラレパも

「利己の向かえば、サンサーラ、

利他に向かえば、ニルバーナ」と

いっておられ


身魂磨きは自尊心の克服が一番大変かと


それである程度修行が進んでくるじゃないですか?

そしたら、目の前に小暴君があらわれることに

なっているんですよね


神界からの試験みたいです。

本当に克服できているかどうか


常識ではありえない言動、こちらを全否定する

ことば、揚げ足取り、全員の前で下衆いことを

いって落とす、などなど


姉達にいじめられるのをじっとこらえる

可哀想なシンデレラが最後に幸運を掴みとりますが


自尊心は虐待には耐えれず、

長年モラハラ、パワハラを受けてPTSDを発症して

数年間社会復帰できなくなったモラハラ犠牲者が

たくさんおられます。


自尊心を克服していれば、その小暴君が

修行を飛躍させ別次元に到達させるトリガー

になるそうです。


ドンファンにとって弟子のカスタネダの

面倒みること自体が苦行で、

カスタネダ自身が小暴君だったのですが


どう考えても自分の面倒をみることで

ドンファンが得をすることなどありあえず、

ただ、無料ただより怖いものがないのも

確かで、それでカスタネダが問います。


以下、二見書房 カスタネダ著 沈黙の力より


「おまえに分かるようなことではないんだ」

彼は答えた。

私は不愉快な気分になった。それでムキになって

自分はバカではない、少なくとも説明くらい

しようとしてくれたって、いいはずだとまくしたてた。


「いっておくが、たとえ理解できたとしても

おまえはそれを気にいらんだろうよ」

彼はいつも私を引っかけようとするときにみせる

あの笑みを浮かべながら言った。

「わしはおまえを傷つけたくないんだ。

わかるだろう?」


私はまんまと引っかかり、それはどういう意味だ、

教えてくれと彼に迫った。


「本当に真実を聞く気なのか?」

たとえ自分の命がかかっていたとしても、

私が決してノーとはいえないことを知って

いながら、彼はたずねた。


「そんな風に目の前でブラブラ見せつける

ようなマネをされているのに、聞かないわけには

いかないだろう」

私はトゲトゲしくいった。


彼はよくできた冗談でも聞いたみたいに

笑いはじめた。

彼が笑えば笑うほど、私の不愉快さはつのっていった。


「何がそんなにおかしいんだ」

「物事の根底にある真実は、ほじくり返さない

ほうがいいことだってあるんだ。

根本的な真実というのは、何か大きな建物の

土台になるブロック、あるいは礎石のような

ものだ。


土台の石をあまり厳しく見つめると、

その結果まで気にいらないということにも

なりかねん。

わしはそういうことは避けたいのでな」


彼はまた笑った。

目がいたずらっぽく輝いていて、

この話題をもっと続けるように誘っている

みたいだった。


私はまた、どうしても知らなくちゃならない、

といいはった。

なるべく穏やかに、だが一歩も引かないという

印象を与えるように。


「よし、もしそれをおまえが望んでいるとしたらだ」

彼はしつこい要求に屈したというふうを装っていった。

「まず最初にいっておきたいのは、

わしがおまえに向かってすることは、

すべてただだということだ。

おまえは何も支払う必要はない。


知ってのとおり、わしはおまえに対して

完全無欠にふるまってきた。

そしてこの無欠性は、けっして投資などではない。

わしが老いぼれて自分の面倒をみれなくなったとき

、世話をしてもらおうなどと思っている訳ではないさ。


だがおまえとの付き合いから、

わしは測り知れないほどの価値あるものを得ているんだ。

それはさっきいった土台の石を完全無欠に

扱うことに対するほうびのようなものなのだ。


で、要するに、それのわしが得ているものを、

おまえは理解できないか、気にいらんかの

どちらかだ、ということなのさ」


彼は、ことばを切り、目に意地悪そうな光を

たたえて、私をじっと見た。


「だからそれを聞かせてくれよ、ドンファン!」

彼の引き伸ばし作戦にいらだって、私はどなった。


「おまえがどうしてもというから話すんだぞ、

心しておけよ」

彼はあいかわらず笑いながらいった。

彼はまた間をおいた。私は爆発しそうになった。


「おまえに対するわしのふるまいという点で

わしを判断しようというなら、

それこそわしは忍耐心と一貫性のかがみ

認めてもらわねばならんな。


おまえと一緒の時間をすごすために、

わしは身をきられるような苦労をして、

自分を抑えながら、毎日自分を変えていかねば

ならなかった。」


ドンファンのいったことは正しかったが、

私には気にいらなかった。

面目を失くすまいと、皮肉をこめていい返そうと

した。


「ぼくはそんなに愚かな人間じゃないよ、ドンファン」

私の声は、自分でも驚くほど不自然に響いた。


「いいや、おまえはひどいものさ」

彼は真剣な表情になっていった。


「おまえはケチで、

しまりがなくて、

独断的で、居丈高で、

気が短くて、うぬぼれ屋だ。


気むずかしくて、退屈で、

恩知らずでもある。


そのくせ道楽にふけるのだけには、

あくことを知らない。


そして最悪なのは、

何の裏付けもないのに

自分のことをよほど大層な人間だと

考えてることだ。


正直にいえば、

おまえがいるだけで、

わしは吐き気をもよおす」


私は腹を立てたかった。

あんたにそんなふうな云われ方をするおぼえはない

と思いっきり文句をいいたかったのに

一言もしゃべれなかった。


目の前が真っ暗になり、からだが麻痺したように

感じた。


根底にある真実を聞いてしまった私の顔が

よほど情けないものだったらしく、

ドンファンは大笑いをはじめ、

窒息するのではとまじめに心配したほどだった。


「だからいっただろう、

おまいには理解できないか

気にいらんかのどちらかだと」

彼はいった。


「戦士の動機は非常に単純だ。

だが、その策略は生半可なものではない。


戦士にとって自分の基本的な感情をものともせず

に完全無欠にならなければいけない機会が

与えられるのは、ひじょうにまれなことなのさ。


おまえはわしに、そんな願ってもないチャンスを

くれたんだ。

それはわしにたえず新鮮な驚きをもたらして

くれる。

おまえとの付き合いで得るものは、

わしにとって測り知れない価値があるんだ。


わしはおまえに借りができてしまったな」


※カスタネダの一連の著作は1960年当時、

ニューヨークタイムズで紹介され

「カスタネダの本を読めるのは信じられない

ほどの幸運である」というように絶賛され


著書は大勢のファンに囲まれ、アメリカ中の

若者がドンファンを探しまわっていましたが


ドンファンのグループはメキシコのシャーマン、

呪術師のグループでしたが、

それが発展して、超人、神人への修行をする

グループに変わっていったと思います。


ずっと内容を読んでいくと

原始仏教と変わらない内容です。

以前紹介したアーガマ、阿含経の修行法です。


仏教がお上品すぎて、また、漢文ですし

分かったような分からなような表現、

また、修行法も口伝で伝えられる秘匿性も

あり把握しずらかったのですが


カスタネダの修行体験は、

読者も一緒になって体験する臨場感が

あって読み始めると止まらなくなり

何回も何回も読んだものでした。


仏教では三毒といって、貪・瞋・痴の

三つの心が不幸の源泉で、それを克服する

ことで輪廻から解脱することを説きますが


瞋、瞋恚の怒りという煩悩の前段階に

傲(おごり、驕り)という煩悩の克服が

必要で、これがドンファンの言う所の

自尊心の克服です。


ドンファンの話しの方が現在の生活に

即してすぐに理解できます。


別にドンファンの弟子にならなくても

職場でいろんな対人関係の中で仕事していますと


「もうこんなこと云われるくらいなら会社辞めよう」と追い込まれること、しばしばで、


今の介護の現場も小暴君様がいらっしゃいますもんね、

何回やめたくなったことか


ITの仕事をしているときも、何十歳も年下の客先の

小暴君様にボロクソいわれて、

かちーんときて、入社したその月にやめる騒ぎを

起こしましたし

(こちらの正当性を認識して頂いて、

なんとか乗り越えましたが)


占いのお客様の相談内容で、特に看護師の

世界では多いですよね、

小さな暴君様が


転職の理由のほとんどがそれで、

A病院とB病院のどちらに転職すれば

良いかと聞かれて占ったら


A病院に残った方がよく、B病院はもっと

ひどいよとアドバイスしたのですが


結局、B病院に転職して、そこでA病院より

ひどい小暴君がいて、とても仕事にならないので

すぐ辞めて、A病院の戻った看護師さんがいました。


ドンファンのように小暴君を克服するなど

すごい話しなのですが、

ドンファンはカスタネダがかわいくみえる

もっとすごい、100万人に1人いるかいないかの

小暴君にめぐりあって、修行したそうです。


「意識への回帰」二見書房 に詳しいです。











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