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星よみのお仕事2

「よう、アン、ギルマスいるかい?

ちょっと厄介ごとなんだ」


「ユンさんおはようございます

ギルマスですか?奥の部屋にいますが

いきなりどうされたんです?

あれっ、後のお子さんは?」


片田舎の町ベルサイユにある冒険者ギルド

にユンおじさんに連れてきてもらいました。

テキパキ系の受付のお姉さんに話しを

通してもらってギルマスの部屋に向います。


「という訳なんだ、なんとかこの子が生活できるようにしてくれないか?」

「ユンさん、善意の気持ちは結構だが、ここは

慈善事業をする場所ではないんだよ

小さいお嬢ちゃんに何ができるっていうんだい

もし身に何かあったらどう責任とるつもりだ


王都に連絡して施設で預かってもらうしか

ないって」


「いやだからこの子は星読みのスキルを持っているんだって

ギルドは10歳を超えた子供にも仕事を斡旋しているだろうが」


「星読み?ただの占いだろう?

そういうのをスキルとは言わないんだ

火属性の魔法とか、水魔法をスキルというんだよ

あとは鑑定とか光属性の魔法なら引くて数多

だろうけど、占い師なんて当たっているような

当たってないようなことをいって半分詐欺みたい

やつも多いと聞いているよ

手に職をつけて、真っ当な自立した生活を目指した

方がよっぽどましさ

お嬢ちゃんもそう思うだろう?」


(し、施設?孤児院?

なんだと〜

当たっているような当たってないような

だと〜

この星読みのホシリンに向かって!!

上等じゃないか!)


「そうですね^^;

とても有意義なご意見のようなそうでないような

あははは〜」


「ほらみろ!何いっているかわからん!」


「ホシリン!どうしちゃったんだ!

本当のホシリンをこの節穴な目をしたギルマスに

見せてやれっ!」


(なんでユンさんの私への評価がそこまで高いの?)


「おい!ユン!節穴の目だといい加減にしろよ!

よし分かった!

アン!アン!ちょっとこっちに来てくれ!


そんなにいうんだったらアンの人生を占ってみろ!」


ホシリン、いきなり異世界で第一回目の星読みを

することになってしまいました。


つづく



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