はじまりの湖3
おーっ、なんという美しい肌色
画家がこの美しい白い肌色を表現できる
絵の具がなくて困っていたとか
おーっ、なんというつぶらな瞳、
もっと整っている顔立ちの貴婦人は
いれど、この人を魅了し尽くす瞳は
類を絶するとか
思わず鼻息が荒くなるホシリンでした
ブシューブシュー
「あなたも面白い方ね、なんであなたがアンドレ
なの クスクス」
「えっ? えへへ ^^;
なんとなくですw」
「 『なんとなくクリスタル』なんて
たのむからいわないでね クスクス」
「はい!というかそんなことまでご存じなのですか」
「心魂を鎮めて集中さえすれば
貴方にも見えるようになるわ
古代神法はただのきっかけに過ぎないのよ
」
「そーなんですね・・
それでマリー様、ちょっと質問してもよろしいですか?」
「もちろんいいわよ、なあに?」
「あの、はじまりの町の名前がベルサイユと
なっているのは・・」
「この町に赴任してきた伯爵がね、
『はじまりの町』だけだと物足りないからって
思い付きでつけた名前が、たまたまベルサイユ
だったのよ
わたしとしてはいい思い出がないというか
忘れたい記憶だからね
いい迷惑よ」
「そーなんですね、てっきりマリー様が
おつけになったのではと思いました。」
「結婚が決まりベルサイユ宮殿に来た時は
それは大変だったのよ
宮殿内の作法が山のようにあって
おまけに娼婦上がりが貴婦人の真似ごとを
する始末
あとはフランスの当時の貴族はお風呂の
習慣がなくてね」
「たしか日本の皇室も大変で、
お付きの人が天皇陛下だけの生活を
やると3日で病気になるといってました」
「そうでしょう、人の上に立つというのは
それは大変なことなのよ
誰でもできるって話ではない訳よ」




