風雲急12
(ふふふふ!
このホシリンにかなう者などないわ!)
信じられない自分の能力に高揚した
気持ちが抑えられないホシリンでした。
(ちょっと星ポイント確認しとこ、
たしか10万ポイントあったはず)
スターゲイザーを起動して残りのポイントを
確認すると
星ポイント:40000
(えっ、そんなに減ってんの?
古代神法はあと4回しか使えないの?)
う〜ん、微妙な回数、節約しないと
はじまりの湖まで徒歩だと2日くらい
かかるかも知れません。
ホシリンは本で読んだことのある
甲賀忍法を使うことにしました。
追ってがくるのを警戒しながら
森の中をやぶをかき分け、獣の道を
進んでいきます。
体力は山借のおかげか劇的に回復して
いるのですが、無理はできなさそうです。
夜になるとどんな獣や魔物がでるかもしれず
とうとう甲賀忍法を使うのでした
「忍法 木遁の術!」
といったかと思うと、えっちらこっちら
木に登って、腰を下ろせる太い枝を
見つけるとそこを寝床に決めました。
あとは蔓を使って身体を幹にくくりつけ
落ちないようにするだけです。
これが木遁の術だそうで
だいたい忍術などこんな感じで地味だそうです。
土遁の術は傾斜地などに横穴を掘って
枝や枯れ葉で身を隠し、兵糧丸と竹の水筒の
水を飲んでひたすらそこに潜み、
トイレもその場でするそうです。
木遁の術、土遁の術を駆使して、
なるべく足跡を残さないように、
木の根などを踏みながら進んでいきます。
まあ、見つかったら縮地法を使えばいいさ
と思うと気も楽になるのでした。




