ホシリン旋風3
ギルドの事務仕事が終わって、暑いんで
夕方からお花屋さんの隣りで街占です!
気合いを入れないと!
「よーしやるぞっ!必ず上手く行く!」
プラスの言葉で自己暗示をかけて
いざ出陣です。
まずは場所を貸してくれたお花屋さんと
周りのお店の人達に挨拶を済ませました。
小さなテーブルに大きめの虫メガネ、
手相と書かれた提灯のロウソクに火を灯して
姿勢を正して座ります。
(やっぱり筮竹ないと様にならないわ)
・・・
1時間経っても2時間経っても
誰も寄りつきません。
(う〜ん、誰もこないね〜、やっぱり客引きするしかないかな)
中花街の案内のお兄さんをマネして
客引きしてみました。
アベックが目の前を通れば
「ナイスカップル!、相性占いはどう?!」
お母さんと娘さんが歩いていたら
「美人姉妹、手相みてみません?!」
年配のおじさんが歩いていれば
「お兄さん、手相みません?超当たりますよ」
みんなクスクス笑って過ぎさって行くのみでした。
(そりゃ、こんな少女が美人姉妹とかいっても
聞く耳もたないよね(^^;; )
あきらめて、スターゲイザーの機能を読み込み
ながら大人しく待つことにしました。
(あれっ、何これ、異世界鬼神占?
こっちの世界にも霊祟占あるんだ)
と、思っていたら
「おっ!ホシリンにゃ!何してるにゃ!」
「あっ、ミーナさん、街占をやってるんです
街角の占いですよ」
「また、インチキなこと言ってるんにゃにゃいのか?」
「インチキも何もまだ誰ひとり占ってないんだから
インチキのしようもないですよ」
「誰もみてにゃいだと、情けにゃいやつにゃ
ミーナを占なわしてあげるにゃ」
「えー、この前みたじゃないですか」
「あんなもんな占ったことにはいんにゃいにゃ
はやく占うにゃ、
手相はもういいからにゃ
なんか面白い占いにゃいか?」
「面白い占い・・・
あっ!あった、異世界周易っていうのが
あるんですけど、体験者第一号ってことで
ミーナさんやってみます?
私もはじめて見るんですよ」
「そーにゃんだ、それなゃらやってみるにゃよ」
「それじゃ、スキル発動しますよ
いきますよ
スターゲイザー、異世界周易、ポチッ」
『異世界周易起動します』




