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ギルドな日々4

その日の夕方、目を覚ましたホシリンは

階段をおりて、ギルド受付に向かいます。


「おはよ、ではなかったこんばんわ

リンさん、食事って出してもらえるんでしょうか?」


「あっ、ホシリン、お疲れさまだったね

助かったよ〜

あの大きな柱の向こう側が食事が

できるスペースになっているんだ


大皿に色々乗っかってるから

好きなのを選んで食べたらいいよ」


「分かりました。」


バイキングになってるんだ

なんか楽しみ


ある時から肉が苦手になってしまって

魚かたまごとご飯があれば十分

満足のホシリンはテーブルの片隅で

黙々と食事をしていたのですが


「おまえが星よみのホシリンにゃ?」


うん?おっ?ケットシー?

アイルランド伝説の猫騎士!


「あたしはミーナにゃ、こっちはサーナにゃ

ミーナの妹にゃ」


「あっ、はい、ホシリンです!

今日はミーナさんの部屋を使わせて

もらいました。

ありがとうございました」


「いいにゃ、いいにゃ

聞いてるにゃ


こっちに座ってもいいにゃ?」


隣の席に座って色々話かけてくる

ミーナさんでした。

妹のサーニャさんは大人しい感じ


まただび酒をぐびぐび飲みながら

酔いが回ってきたミーナさん


「こうみえても、ミーナとサーニャは

C級冒険者にゃ!すごいんだにゃ!」


「おー、そうなんですね」


「すごいんだにゃ!だからホシリンに

C級冒険者の手相を占わせてあげるにゃっ!

光栄にゃ!」



ミーナさん、酔ってきたな〜

というかまただびは猫にはやばいんでは

なかったっけ?


「ほれ!はやく占うにゃっ!

占いでアンを泣かせたにゃ!

リンがいってたにゃ!」


だんだんグダグダと絡みはじめて

きました。

たぶんまただびが原因ですね


(占えっていっても、

ほとんど肉球で手相ないし

そういえばチャイナタウンで肉球占っていた

占い師いたよね〜

ワンちゅんの気持ちが分かると

一時評判だったけど)



肉球をぷにぷに押しながら考えましたが


手の平に弾力あるのは良相で、

指が開いているのは開放的と言われている

けど

これ開いてんのかな?

う〜ん


「いつまで待たせるにゃ!

はやく見るにゃ!」


「そうですね〜、

なるほど、なるほど

う〜ん」


・・


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