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魔法世界  作者: あかさたな
タイマンロード編
8/24

タイマンロード その四

 ダンバスタとビビデはまず、5日後までにBに上がり、Aに挑み、勝利。そしてトーナメントでSに上がる。という作戦を考えたが、これは愚策だと結論づけた。

 何がダメなのか。まず第一にトーナメントという方法は敵を選べず、相性が悪い相手が出てくればまず負け。そのまま死亡。第二に最悪の場合は三回戦う必要性がある。どう考えても避けるべきだ。

 そうなると、Bにとどまり、トーナメントが終わってからの6日の間に2日間Sをとるのが一番確実だろう。Aに上がるときは相手を選ぶことができる。トーナメントで敵の魔法の概要は大体つかめるだろうし、トーナメントに参加するのは悪手でしかない。

 トーナメント中は、タイマン勝負はできなくなる。食料などはランクに応じて配給されるらしい。

 つまり6日から、Aに上がって残り5日。Sにあがって4日。ノレッジは二回使いたいので、上がった日に一回。使用後24時間は再使用は不可能(交代した場合は、交代した瞬間から使用可能)なので、残り3日。つまり3日余裕があることになる。まあ負けた時点でほとんど死亡は確定なので、マナを回復するための時間になることだろう。

「とりあえずCにあがっておくか」

 ダンバスタの言葉にビビデは首を横に振った。

「いや、ランク外の方が出たり入ったりでいろいろ都合がいいから、6日後のA挑戦の一日前、5日前に挑むのがいいと思うよ」

「なるほどなあ」

 ダンバスタは頷き、立ち上がった。

「じゃ、飯にするか」

 そう言ってベンチから立ち上がり、本を開く。

「いいよ」




 ホールはタイマン場の前の広場に立ち、他の奴らのタイマンを観察していた。なにか必勝法があるのではないかと考えてしっかりと見ていたが、そこまで有用なことなさそうだ。というか、じゃんけんばっかり見せられる。

「よし、なんとなくルールは理解したし、さっそくタイマン挑もうぜ。しかし良いなココ。今回の任務から考えて、しばらくはサボれるぜ」

 ホールはそう言ってタイマン場を見つめた。また男たちがじゃんけんしている。

「いや、まだやめた方がいい」

 そういいながらベッツは本のルールのところを読んでいる。そして目の前にあるタイマン場の男と少年が行っているじゃんけんをちらりと見て、本を閉じた。便利なもので、宙にういてくれるし、調教された犬みたいについてくる。

「見てみろよ、タイマンロードとか名乗ってる癖に、タイマン場で行われているのは大体じゃんけん。ルールを見た感じ、ランク外とかのやつらが結託して、食料を手に入れているってことだと思うんだが、だとしても異常だ。おそらくだがチームを組んで戦っている奴らがいるんだろう。それなら命を賭けたタイマンが行われない、緊張状態になるのも頷ける」

 ホールは露骨に嫌そうな顔をした。そしてタイマン場から出てきた少年に話しかける。

「おい、このタイマンロードって、チームを組んでいる奴らがいるのか?」

 ホールは気づいていないのかもしれないが、少年の右腕には二本の傷が入っている。貧民から情報を聞き出そうとしたと上が知ったら、面倒なことになるだろうに。

 少年は困った顔をしている。相手の男が近寄ってきた。

「ねえユイ。この人がタイマンロードはチームがいるのかって」

 ユイと呼ばれた男の右腕には傷がなかった。幻覚魔法の可能性もあるが、貧民に高度な魔法は使えないだろうし、貧民ではないとみていい。いや、別のやつが使っている可能性もあるか?

 ユイは口を開いた。

「ああ、クギュン組、パポパ組、ゴバビバクルガ組の三つに分かれている」

 ホールに任せるのはマズイ気がしたので、話に割って入る。

「俺が聞いた話だと、バンバン人が死んでいくって聞いていたんだが、どうしてこんなことになったんだ?」

「俺も最近来たから知らないんだが、クギュン組ってとこが強いらしい。なんでも即死魔法を使えるやつがいるんだが、偽物が多くて、その本体が見つけられないって話だ」

「なるほど、ありがとう」

 そう言って離れようとしたとき、ユイが肩を掴んだ。

「せっかくだし教えてほしいんだが、どこから来た?」

 鋭い質問にドキッとするが、ホールには応えさせたくなかった。ベッツがすぐに答える。

「迷宮都市のほうから」

 とっさにパラサリーの観光名所の名前を言ってしまった。もし地理なんて聞かれたらマズいことになる。

 聞くな、聞くなと念じてユイの反応を待つ。

「迷宮都市...つまりズイメからか。あそこって全く道が覚えられないことで有名だよな。意外といけるもんなのか?」

「慣れってやつだよ」

「なるほど、ありがとな」

 そういってユイは離れていった。ベッツは安堵し、深く息を吐く。

「で、どうすりゃいいんだ」

 相変わらずのホールの思考力に感心しつつ、ホールに言われた通りに考える。

 どう考えてもクギュン組は嫌われるタイプの組だろう。となると、あまり悪く言わなかったユイはクギュン組に入っている可能性が高い。普通は嫌味の一つでもいうだろうに、淡々と事実を述べているといった感じだった。おそらくクギュン組は嫌いだが、生きていくために入ったという感じだろう。俺達がクギュン組で、試した可能性を考慮したか?

 いやいや、ユイについて考えてもあまりいいことはないだろう。今は情報収集が一番だ。クギュン組がこの場を停滞させている原因だとして、俺達が殺しまわった場合に処理してくる可能性は高い。経験則だが、一番最初にチームを組むのは、一番弱い奴らだ。つまりグランから来た貧民。

 ならば暴れまわるのは得策ではない。話から推測するに、即死魔法を使えるやつさえ殺せれば、自然とクギュン組は分解していくだろう。ならばさっさと殺しに行くべきだ。

「クギュンってやつを見つけよう」

「じゃ、頼むぜ」

 ベッツは右腕に二本の傷があるものを探し、その男の右肩を掴んだ。周囲が黒く染まり、一瞬周りが見えなくなる。


 少し経つと、一つの小さな部屋に二人はいた。ベッツは立っているが、もう一人の男は椅子に鎖でつながれている。腕は椅子を挟んで後ろで組まれ、足は椅子の足一本ずつに縛られている。

「おい、なんだよこれ! 出せよ!」

 男が叫んだ。体をバタバタさせるが、びくともしない。ベッツは表情を表に出さず、淡々とするべき行動をとる。

「君、名前は?」

「教える必要があるのか?」

 男は少しこの異常な状況に気づいたらしい。少しおびえた様子でそう言った。

「いや、別にいい。さて、と」

 いつの間にかベッツの右手には鉄の串が握られていた。

「これが僕の魔法。拷問魔法、暗くて怖い部屋(ダーク&スケアリー)。効果はとても簡単。右手に触れた者を、30分間この部屋に転移させる。この部屋の中では君も、僕も魔法を使うことができない。ただ僕だけ、このように」

 そういって右手を掲げる。

「拷問器具を手に入れることができる。ああ大丈夫、傷とかは残らないし、記憶も残らない。30分といったけど、実際には刹那。つまり一瞬だけ思考を飛ばす能力だ。さて、わかるだろうが、今から僕は君に拷問を行う。記憶も消えるから仲間にバレる可能性はないし、思考の中で起きているから、過去を調べる魔法でも気づけない。安心してバラしてくれ」

 そういって串を、男の右手の人差し指の間にあてた。男は怯え、目をつぶっている。

「さあ、本題にいこう。君はクギュン組か?」

「ああ、そうだ!」

 食い気味に答える。けっこう簡単に聞き出せそうだ。

「よし。クギュンが誰かわかるか?」

「いや! わからない!」

「わかった。じゃあクギュンについて、何かわかっていることを言ってくれ」

 男によると、死人の遺品を消すことによりその死人を殺した本人を即死させる魔法。それが使えること以外は一切不明。3年前に来て、クギュン組を結成して以来、タイマンロードをこのような緊張状態に陥れたらしい。

「なるほど。ありがとな。じゃあ最後だ。アルシフトという男を知っているか?」

「アルシフト? 知らないぜそんな男」

 ベッツは度重なる拷問経験から、相手が嘘をついているかは大体見抜けるようになっていた。特に極限状態に陥った人間ほどわかりやすいものはない。男は本当に知らないようだった。

「ありがとう。もういいよ」

 男はほっとしたらしい。少し強気になった様子で言った。

「おい、さっさとだせよ」

 ベッツは男の目を見据え、ほがらかにいった。

「無理だね。だって30分の時間は確実に流れるんだ。だから」

 ベッツの右手に握られていた串は増えていた。これで合計5本。

「今から君の爪の間一本一本にこれを刺していく。刺したら、指の骨を使って、上に持ち上げ、爪をはがす。びりびり~って感じに。そしたら、指一本一本落とす。そんでもって右手を落として、そこからー。そうだな」

 そういってベッツは悩んでいた。しかし手慣れた動作で指に串を刺していく。男は悲鳴をあげ顔を苦悶の表情に歪めていたが、気にせずに刺していく。男の右手全ての指に串を刺し終わったとき、「あ」と声をあげた。

「そうだ。君の右腕でところてんを作ろう」

 ナイフを取り出した。

「時間ないから、巻いていくよ」

 爪を剥がすのを省略し、右手を切り落とした。

 椅子のひじ掛けに右腕は鎖で縛られていたのだが、その鎖を右ひじのあたりまでずり上げる。男はぶんぶんと腕を振り回して抵抗する。

「やめろよ! もうほしい情報は全部手に入れたんだろ? じゃあもう帰してくれよ!」

「じたばたするなよっ」

 そういって串をとりだし、右腕に突き刺した。そしてとんかちを取り出し、ひじ掛けに串を打ち込んだ。当たり前だが、男は痛みに暴れまわり、椅子ががたがたと揺れる。

「一回取り出しちゃうと、拷問に使わないと手から離せないんだよねぇ」

 そういって、膝をトンカチでぶん殴った。男の膝の皿が割れた。男が叫ぶ。ベッツは悲鳴など耳に入らないかのように、その様子をうっとりと眺めている。

「頼む。アルシフトってやつは知らないが、ソイツの情報は絶対に手に入れてあんたに教えるから。頼むから見逃してくれ」

「よし、こんな感じかな」

 ベッツは両手で網のような刃を持っている。

 ひじ掛けに沿うように右腕にくっつけ、押し込んでいった。肉がすこしずつ裂けていき、血が滴る。男は痛みのあまり首をぶんぶん振り、体をよじらせる。ベッツは嬉しそうに笑みを浮かべ、さらに押し込んでいく。

 かなり押し込んだので、ここで一旦手を離した。なんというか、ポテトフライを作ろうとしたときに手を切っちゃってべたべたと血がついちゃったみたいな感じだ。

 壁に張り付いた時計を見る。男の後ろのほうにしか時計がないので、男からは時間がわからない。

「あと20分もあるよ。四肢全部いけるかな?」


「なんだよ」

 男は手を振り払い、首を後ろに捻り、ベッツを睨んできた。しかしベッツの表情を見た瞬間、表情は怯えに変わり、後ずさりする。

「いや、人違いだ」

 そういうとほっとしたような顔を浮かべ、ベッツから離れていった。

「おい、どうだったよ」

 ホールがそう言ってベッツの顔を見た。瞳孔が開き、恍惚の表情が全く離れていない。これじゃただの異常者だ。いや、本当にコイツは異常者なのだが。

 ホールはベッツのことを尊敬していた。貴族連中からは品がないとか、見るに堪えないとか言われることの多いホールに、唯一分け隔てなく接してくれたのはベッツだった。

「うん、悪くなかったよ。今日はもう暗いから、明日から本格的に情報を集めよう」

 ベッツの言葉にホールは空をみる。星が輝き、いくつもの星座が浮かび上がった。

「なあ、ずっと気になってたんだが、なんで情報を集めるタイプの魔法を使う奴がここにはいないんだ?」

 ホールの言葉にベッツは少し考えるそぶりを見せる。

「やっぱり、このタイマンロードの特性が関係してるんじゃないかなぁ」

「特性?」

「うん。ここでは初見殺しの魔法はそんなに強くない。タイマンが外から見えるという使用上、一回タイマンすればそいつの情報は簡単に集まる。その結果、強化魔法みたいなバレてもこれといった弱点がないものが流行る。もちろん情報を集める魔法なんてゴミ中のゴミ、そんなの覚えるやつがいなかったんだろうね」

 そういってベッツはあくびをし、体を伸ばした。

「じゃ、寝るとこ探そ」

 ベッツがそう言ってホールに背を向けた瞬間、ホールは反射的に、自身すら聞こえないレベルで呟いていた。

「かっけぇ...」




「変わった人たちだったね」

 ビビデがそういった。ダンバスタは神妙な表情で、なにか考え込んでいる。

「どうしたの」

「嘘をついている」

「え?」

 ビビデはダンバスタの次の言葉を待った。

「普通、迷宮都市出身のやつは、迷うなんてことはない。というか、都市の境界のあたりが迷路みたいになっているだけで、中の方はいたって普通なんだ。つまりあいつらは、出身地を偽る必要があるってことだ。それも、迷宮都市出身でない俺ですら知っている情報を知らない奴ら」

「つまり...」

「グランの貴族。それでほとんど確定だ」

 ダンバスタの言葉にビビデは険しい顔をする。元貧民としては、グランの貴族は受け付けないものがあるのだろう。確かにグランでの貧民の生活は苦しいものだと聞く。食事は一週間に一回取れればいいとか、そんな噂を聞いたこともある。

「ユイ、これは僕たちの利益になるかな?」

「まだあいつらの目的が分からない以上、判断することはできないが、貧民が集まっていることに関係しているだろうな。大方貧民の中に革命とかを考えている危険人物がいて、ソイツの情報を集めるために来たとかかな」

 ダンバスタはそう言いながら、アルシフトの顔を思い返していた。

 ビビデはその意見に納得したらしい。頷いた後、ダンバスタが歩いている目の前に出てきた。

「どうした?」

「でも俺は、あいつらと組む気にはなれないよ」

 幼さ故の勘の鋭さだろうか、ダンバスタが貴族と組むことを考えていることに気づいたらしい。ダンバスタに言わせてみれば、一応とはいえ同盟国であるグランの貴族と組むのはメリットが十分あり、デメリットはそこまでないものと思えた。問題はグラン側の目的だろうが、こちらの目的に相反するものとは考えにくい。

 だがビビデに弱みを握られている以上、願いを断るわけにはいかなかった。

「まあとりあえず、いったんタイマンロードから出て、基地に戻ってグランからなにか聞いてないか聞いてくる」

 そういうとビビデは嫌そうな顔をした。

「それは僕にメリットがないんだよね。ここでユイを出すという事は、別の防衛騎士が来る可能性があるってこと。ユイからその防衛騎士に僕のことは必ず伝えられるんだから、もう一度ハメるのは難しい。それにユイは防衛騎士の中でも有名人だから、気づけたわけで、もともとわかることの方が少ない。偽名使ってるやつなんて珍しくないしね」

 ビビデはさらに続ける。

「それにタイマンロード周辺なら、ユイが逃げようとしてもある程度腕にあって、国に恨みを持っているような犯罪者どもが集まってくるけど、基地までいかせたらほとんど逃げられたも同然だよ」

 ビビデの言葉を聞きながら、ダンバスタは後悔していた。

 言うべきではなかった。なにか別の理由をつけておくべきだった。まあ基地に戻るのは不可能だったが、あの貴族たちと手を組めさえすれば、かなり楽に攻略できたはずだ。

 ビビデの言葉にダンバスタはもっともだという風に頷いておいたが、正直帰った方がかなり楽なはずだ。

 どう考えてもいったん基地に帰った方がいい。グランの貴族連中がパラサリーに無断で入ってくるとは考えづらい。絶対に話は通しているはずだ。

 そのことにはビビデも気づいているだろう。だが俺を逃がす可能性が高すぎるせいで、外に出すことができない。

 あの貴族連中がどのような目的できたのか。それによってこれからとる行動が大きく変わってくる。

 もしSにあがるという俺の目的と相反するようなら、もうタイマンロードから手を引いた方が得策だろう。

 ダンバスタはパラサリーの貴族と比べても遜色ない、なんならそれ以上のマナを持っている。再生魔法を覚えるのは、3つ魔法を覚えるのと同義だと言われている。

 それを覚え、さらに2つ魔法を覚えているダンバスタは天才というほかないだろう。そのダンバスタと同等、もしくは超えるレベルのマナを持っているのがグランの貴族だ。マナというのは遺伝による側面が強い。グランではとにかく血統を意識し、少しでもマナが少なければ容赦なく貧民送り、瓦礫の山で暮らすことになる。

 貴族ならば、高いマナを持つ両親から、さらに高いマナを持つ子が生まれる。それを繰り返し、不良品を徹底的にまびく。そうすることにより、貴族のマナの保有量平均はパラサリーの平均と比べて圧倒的に高い。

 そんな相手と戦うのは無謀だろう。だがビビデがいる以上、ここから出ることもできない。今習得中の魔法もここから出た瞬間逃げおおせるようなものではない。どうすればいい?

 ダンバスタは考える。この状況での理想としては、貴族がパポパ組などのメンバーに殺されることだ。残酷だが、相手と組めない以上、邪魔でしかない。


 いつもの寝る場所についた。タイマン場から少し離れた大広場だ。ランク外の人間は大体ここで寝ている。今日俺に話を聞いてきた、貴族と思われる男たちも寝ていた。

 ダンバスタは空を見る。満月が綺麗にでている。満月を見ると弟を思い出す。小さなころはよく二人で月を見にいったものだ。

 身体を横にする。ビビデはすーすー寝息を立てていた。弟もこのくらいの年齢だったな。そう思い、目をつぶった。いまだに仰向けで寝ることができない。うつ伏せからやっと横向きに変えれたのが最近なのだが、どうも体が歪む気がして、毎日左右反対にして寝るようにしていた。

 しかしどうも寝付けない。ベッドで寝続けたせいだろう。そう考えていたら寝ていた。

加筆修正を行いました。

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