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2つの詩:あなたは天国にいる

今回は「天国にいるあなた」をモチーフに、詩を2つ書きました。

お楽しみください!

【高みの見物】


悔い改める気など 微塵も持たないあなたは

雲のうえで遊ぶ


リリカルな感傷に 沈む私を

物珍しそうに 笑いながら


ガーネットみたいに紅い三日月に

だらしくなく寝そべり


「原罪なんて 本来的にはありはしないよ」

と 軽口を叩く


fin




【うわさに振り回されないように】


送り火をいて

あなたの魂を見送った


私は自分の髪の毛に

隠君子いんくんしを挿して あとを追った


かじの木には昨日までに死んだ

友人たちが大勢 絡まっている


おしゃべりな彼女たちの 口さがないうわさ


前非ぜんぴを悔いよ、前非ぜんぴを悔いよ」


好きに云わせておけばいい


fin



※隠君子=菊の花

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