2つの詩 : 選択
お読みください!
息抜きに書いてみました^_^
【パラレル】
見聞ならば さんざんひろめた
経験ならば 唸るほどある
だけども 私はわからないのだ
過去と未来のつながりと
同時に存在するという いくつも世界線のことが
束ねられたブーケには
色とりどりの花々が 咲いている
たった一本のリボンに 結ばれて
いくつもの季節 時 歴史は
そんなふうに 束になって
並行的に 咲き乱れているというが……?
「ランドはエンドまでサンドされている
だからそのサンドを一枚ずつ引き剥がして
あなたの好きなランドを選べばいいのよ
それだけのことよ?」
貴女は絵まで描いて それを見せてくれたけれど
幾度証拠を目の当たりにしても 私には確証が得られない
fin
◇
【選ぶだけのこと】
あなたには傷つく自由がある
そして あなたを傷つけない人たちに囲まれる道を選ぶ自由もあるわ
ずっとずっと ここにいる自由も
ずぅっと先まで 旅に出る自由も
窮屈な靴で つま先を彩る自由も
素足で過ごす 自由もね
だから あなたは選ぶだけ
幾重にも折り重なる世界線の中から
どうぞ お好みで
朝焼けが空をむらさき色に染める頃
毎日 毎朝
あなたは選び直すことができる
とっても簡単なことよ
fin
また書けたら更新しますね〜




