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OTL

作者: コサバサバ

変化というものは、どうしてこうも怖いものなのか。


いつから、変化を恐れるようになったのか。そう、自分に問いかけてみた。しかしながら答えは出ない。答えを出すことさえ、ある種の変化だからなのかもしれない。


自分が思う変化とは、別に大きなことなどではなく、他人からしたらどうでもいいようなことばかりだと思う。例えば、と例にあげるのも必要がないくらい、たわいのないことなのだ。簡単な話、本の位置とか向きなんてものがちょっとズレている、みたいな。少し時間を空けて訪れた店が、レイアウトを変えていた、みたいな。ゲームを起動したら、前までと違うイベントをしていた、みたいな。別にどうということはないのかもしれない。神経質になっているだけなのかもしれない。もちろん、今あげたようなことで泣きたくなるとか、そういうことではない。別に誰が悪いわけでもないし、自分に特に支障があるわけでもない。だが、気になってしまうし、ちょっと寂しかったりする。


まぁ、だからなんだ、と言われればそれまでなのだけども。多分自分もそれほど気になんかしてないし、どーでもいいとはわかってるんだと思う。かといって全く気にならない、というわけでは…。いたちごっこであろ。(羅生門読了済) 布団の柔らかさがとても気持ちいいのだが、少しズレると前に戻りたいと考える時がある。でも、どうあがいても元には戻れないのだ。これが一番寂しい気がする。

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