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保育士おへそのごま の保育エッセイ  作者: おへそのごま
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夕空の虹

エピソード第二弾です。

今回は過去の印象的なエピソード。

 4年くらい前の出来事です。

 いつも通りの延長保育の時間。保育園の電話がなりました。

 在園児のお祖母ちゃんから。

「すごい綺麗な虹が出てるからすぐに見て!」と。


 慌てて二階のテラスから外を見ると、ホントだ!

 夕暮れの紫がかった雲をバックに不思議な色の虹が大きなアーチを描いていました。


 すぐに子ども達に声をかけてみんなで空を見上げました。


「スゴーイ!」「きれ〜ぃっ」と口々に叫んでいた子ども達の中から、自然と「にじがにじが〜 そらにかかって きみのきみの〜 気分もはれて〜」

と歌声があがりました。すぐにみんなが唱和して、夕焼け空に響く大合唱♪


「きっと明日は いい天気!」


 日没直前の夕日は見る間に薄れていって、虹も数分で見えなくなりました。


 その後は、お迎えがある度にみんなが「にじっ!見たよー!」と興奮して報告する姿が繰り返されていました。


 たまに、こういうサプライズな出来事があると嬉しいですね。

 そして、この出来事で何より嬉しいのは、電話をくれたのが園児のお祖母ちゃんだったこと。空に虹をみつけ、我が孫や保育園の子ども達に「見せてあげたい!」と思って大急ぎで電話してくださったその気持ちが、今でもじんわりと沁みるような嬉しさを与えてくれています。

お読みいただきありがとうございます。

少しずつ書き足していきますので、ごゆるりとお待ちいただければ幸いです。

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