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第10話 ぱわーれべりんぐ

【他殺志願恋愛 ~自殺が認められた世界で~】という短編小説を書いてみましたので興味がある方は読んでみてください!(*- -)(*_ _)ペコリ

翌朝、リビングへ行くとマリー、サラ、リリの3人が談笑していた。


「あ! ソータ様! おはようございます」


「うん。おはよう。他の人は?」


「起こしていないのでまだ寝てると思います。起こしてきますか?」


「いや、朝食が出来てからでいいよ。それより料理頼めるか?」


顔を見合わせている3人。


「はい。もちろんです。でも…その、食材ってどちらに…?」


「台所へいって探してみたんですが…見当たらなくて」


「それと台所が魔道具だらけで…使い方が…」


「ああ、じゃあ教えるからキッチンへ行こう」


キッチンへ移動して食材の場所やそれぞれの魔道具(家電製品)の使い方を説明していく。


「こんなに便利な魔道具があったなんて…。ソータ様! もしかしてこれはソータ様が作ったんですか?」


一通り説明し終わるとそんなことを聞いてきた。


「ああ、そうだよ」


「やっぱり。ソータ様、これらの魔道具、作ったら作った分だけ飛ぶように売れていきますよ! みんなこんなに便利なものがあったら多少高くても買っちゃうと思います」


また驚かれるのかと思ったけど違った。

昨日いつかは商会を作るかもっていったのを覚えていて、主婦目線でアドバイスしてくれたみたいだ。


「なら商品の1つとして売り出すことも考えておくよ。じゃあ朝食は頼んだよ?」


「はい、任せてください!」


3人は気合いを入れて料理に取りかかった。

みんな手際がよく、大人数の料理をすばやく作っていく。慣れているのとスキルレベルを上げたことで俺が作るよりも早く、美味しく作れるだろう。それぞれ連携を取り合っているのを見て、俺も一安心した。



寝ている者たちを起こして、一緒に朝食を食べる。

「奴隷が主より遅く起きるなんて…」と謝ってきたが、「俺は寝ない日が結構な頻度であるから、そんなことを言っていたらお前たちは寝れなくなるぞ」とフォローしておいた。


3人が作った料理は家庭的といった感じの暖かみがある料理だった。家で他人の料理を食べたのが久しぶりだったから余計にそう感じたのかもしれない。リタと二人のときは基本俺が作ってたからな。



〜〜



リズとレオを連れて最後の大陸へと赴く。


「ここが最後の大陸か…」


「雰囲気がガラッと変わりましたね…。緊張してきました…」


二人ともあたりの様子をうかがっているが動きが目に見えて固い。相当緊張しているようだ。


「お前たちが怪我をすることはないから安心しろ。二人とも武器を構えておいてくれ」


レオは武器や防具を持っていなかったし、リズも最後の大陸で使えるようなものは持っていなかったので俺が作った武具を渡しておいた。レオは聖剣を、リズは魔槍をそれぞれ構える。すべて災害級以上の代物だ。


「じゃあ魔物を連れてくるから攻撃して倒してくれ」


簡単に言われて二人とも「えっ」というような顔をしているがその武器を使えばすぐ倒せるんだぞ?

それに動かない、攻撃もできない魔物を倒すなんて赤子にでもできることだろう。いや、言いすぎた。流石に赤子にはできないな。それでも簡単なことには変わりない。


テキトーに周りにいた魔物を動けないように拘束して二人の前に連れていく。

二人ともポカンとしたまま攻撃する素振りを見せない。


「ほら、二人とも。攻撃していいんだよ?」


「ば、バインドの魔法ってここまで強い魔物を拘束できたのか…」


「こめる魔力によって強度はどこまでも強くなるぞ。ほらはやく攻撃」


促されるままに攻撃を始める二人。すぐに魔物の生命力はゼロになる。


「なっ! レベルが10も上がったぞ…!」


「お、俺は20くらい上がりました! ステータスにいたってはほとんど10倍以上になってます!」


「レベルが低いうちはポンポン上がっていくからな。この大陸のボスクラスを倒せるようになるまではこんな感じでレベルを上げていくぞ。もう少し魔力が増えてきたら魔法も使っていくといい。実戦でいきなりだなんて難しいだろうからな」


どんどん魔物を拘束して連れてきては転がしておいてまたすぐ次のを捕まえにいく。リズとレオはリタの監視のもと、時々魔法を使ったりして片っ端から動けない魔物に攻撃していき、倒す。


二人いるからリタの時よりも時間がかかると思っていたが、リタが二人が魔物を仕留めるのを監督してくれているおかげで魔物を連れてくることに集中出来て効率は良くなっていた。リタのときは攻撃している時も何かが起きて怪我をしたりしないようにとどめまで見ていたがそれが結構のロスになっていたようだ。


~~


お昼頃、二人のレベルが150を超えたのでお昼休憩に異空間に戻る。

屋敷のダイニングへ行くとニックとミーシャが昼食を食べていて、マリーたちは自分たちが食べ終わった皿をさげて、洗っているところだった。


「みなさん、お帰りなさい!」


サラが俺たちが帰って来たことに気付いて手を止めて出迎えてくれる。


「ただいま。俺たちの分の昼食も作ってくれるか?」


「もうできていますよ。実はいつ帰るか言われていなかったのでもしものことを考えて一緒に作っておいたんです!」


誰かがお腹空いてきたと言ったらやめて戻ってこようと思っていたので昼食については何も言っていなかった。だから作っていないと思っていたのだがちゃんと作っていてくれたらしい。


「そうか。ありがとう。すぐにもらうよ」


手を洗って席につくとすぐにマリーたちが配膳してくれたので食べながらみんなと話す。


「ニック、畑はどうだった?」


「はい。あれくらいの広さなら一人で管理できそうです。一部、育てたことのない植物もありましたが何とかなると思います」


「そうか。それならよかった」


「ですが、水路の引き方と畑一つ一つの広さがバラバラでして…。許可が貰えるなら直していきたいのですが…」


俺は農業に関しては素人だし、ほとんど魔法で何も考えずにテキトーに作ったのであんまりよろしくなかったのだろう。元農家だしその知識を役に立てて貰うことにする。


「ああ。頼んだ。土魔法を使えば簡単に直せるようになるからレベルを上げてから取り掛かってくれ。ミーシャはどうだった? 動物たちの世話は大変か?」


「数が多くて最初はびっくりしたけどみんなお利口さんで言うことをよく聞いてくれるから全然大変じゃないです!」


「どんどん増えていくと思うから世話が大変になってきたら教えてくれ」


「はい! わかりました!」


「マリーたちは?」


「主要なところは行ってみて何があるか確認しましたが、転移の扉の部屋があってもまだ全部は回りきれていません…。夜までには回りきれると思いますが…、いったいどれだけ広いんですか…? この空間…」


代表してマリーが答えてくれた。


「まだまだ何もないまっさらなところはいっぱいあるぞ。どんどん施設も増やしていくからな。そうだ! お前たちの家を作ろうと思ったんだった。どんな家がいいか教えてくれ」


「家…ですか?」


「ああ、ずっとこの屋敷の客間というわけにもいかんだろうし。一人一人の家を作ろうかと思ってる。希望があったら聞くが、ある人はいないのか? もちろん、残りたいならそれでもいいけど?」


奴隷たちはみな、戸惑っているかのように顔を見合わせている。


「あの…。私はこの屋敷の一部屋を借りたいです…。私一人のために家を作ってもらうなんて出来ないし…」


言ったのはリリだ。


「私も、家を建ててもらってもひとりでは寂しいので…、この屋敷に住めればと思います…」


「それなら私も遠慮しよう。管理の手間を他の人にかけさせるのは申し訳ない」


続いてサラ、リズもそう言う。


「それなら宿みたいな感じのを一つ立てて、みんなでそこに住めばいいんじゃないかな?」


リタが妥協案的なものを出してくれた。

リリ、サラ、リズの三人もそれでいいようでリタの案に賛成している。


「なら奴隷たち用にホテルみたいなのを作るか。ニックたちはどうする?」


「俺たちもそこに住んでもいいでしょうか?」


「ああ。いいぞ。ならそれだけ建てればいいわけだな。リタ、リズとレオを連れて先に最後の大陸に行っててくれ。二人ももうだいぶ強いけど狩る側の魔物たち相手にはまだまだ勝てないだろうからその時は守ってあげてね」


「うん! わかってるよ、任せて!」


ホテルを建てる間に先に行って経験値稼ぎしてもらっていることにした。


「お兄ちゃんとリズさん、レベルとステータスが物凄いことになってるよ…!」


ミーシャが話を聞いていて気になって鑑定をかけたようだ。

他の人もミーシャの言葉で気になったのか鑑定をかけて驚愕といった顔をしている。


「ソータ様のおかげであり得ない速度でレベルが上がっていくんだ! しかも擦り傷一つ負わずにだ! ソータ様が言っていた()()()()()()()()ってやつは本当にすごい!」


「冒険者時代に地道にレベルを上げていたのが馬鹿らしく思えるくらい簡単に上がっていくんだ…。それでも強くなれるのは嬉しいんだけどね…」


「明日以降は他の人たちも経験値稼ぎに参加してレベルを上げてもらうから、そのつもりでいてね」


みんなワクワクしたような顔になった。

強くなれるのは性別関係なくうれしいものらしい。



~~


リタたちを送り出して、俺はホテルを建てる場所へ移動した。

ホテルならどでかいのがもう建っていたけどあれは一つ一つの部屋が小さいし、作りがテキトーだ。

もともと最上階のジャグジーのようなもの目当てで作ったからな。


今回作るのはすべての部屋が高級スイートルームといった感じのホテルだ。

これから人が増えることも考えて部屋数も50部屋ほど作る。

高級スイートルームなど泊ったことはないが、テレビで紹介されていたのを思い出しながら魔力を込めて作っていく。


最終的に出来上がったのは4LDK、風呂トイレ別、ベランダがとても広くなっていて露天風呂もついているという部屋だった。会心の出来栄えだ。きっと満足してくれることだろう。


一階に作ったロビーに各施設に通じる転移扉をすべて設置する。

それぞれの施設にも一つずつ扉を設置して回ってから、リタたちの元へ転移したのだった。

特にヤマもなくオチもない話がもう少し続きます。

(*- -)(*_ _)ペコリ







【他殺志願恋愛 ~自殺が認められた世界で~】という短編小説を書いてみましたので興味がある方は読んでみてください!(*- -)(*_ _)ペコリ

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