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転生

 ある日、男はゲームをしていた。ゲームはかの有名な日本を天下統一する歴史シミュレーションゲームである。

 現在の操作キャラは香宗我部親泰。長宗我部家をプレイしようと見つけて、偶々目に入り始めた。現在では九州統一の軍司令官であるほどだ。


 そしてプレイをしているとき、画面が突如として光った。



 ―――――長宗我部親泰(幼名・弥七郎)―――――

 う、あ……。左手にあるのはゲーム機のコントローラーの感覚。しかし何か、おかしい。何がおかしいかって、布団に寝かされているのだ。どういうことだ。さっぱり分からんぞ!

 いや、待て待て誰だ。貴様は誰だ。警察呼んでやろうか。


「弥七郎。目が覚めたか」


 突如ウィンドウらしき……ウィンドウ!? 何で、どうして!? 何このチート。夢か。夢なのか!?

 あ、何か説明が……。


 目の前の少年の名前は長宗我部元親。幼名は弥三郎。まるでWikipediaみたいな説明だ……。というか、どう見てもWikipediaだろ!

 というか、えっ、戦国時代?


 俺は……香宗我部親泰ぅぅ!? 嘘だろ。憑依してんのかよ。こいつ有能だろ。俺みたいなやつが憑依していいのかよ。嘘だろ。と、取り敢えず元親に合わせとけ。


「弥三郎兄上。はい、大丈夫です」

「そうか。一昨日突然倒れたから心配したぞ。何より、大事なくてよかった。今父上を呼んでくる」


 俺は、コクリと頷く。それを見て元親は出て行った。


「そうか……ここは戦国時代か。帰りてぇ……。やってらんねぇ」


 取り敢えず深呼吸だ。

 すーはー。すーはー。


 しかし、よく考えてみると意外と面白いかもしれない。確かに死ぬ危険性がある。もう一度説明するが、弥七郎。即ち香宗我部親泰は途轍もなく有能なのだ。学問から外交まで何でもできる。そんな人間に転生したのであれば、憑依したのであれば、四国いや、西日本を統一して織田信長もしくは豊臣秀吉を一戦交えてみたいものだ。


 くくく、くはははははは! あ、コントローラー隠さんと。

 コントローラーで見るからに自分の部屋と表示されているので、取り敢えず、手頃な場所に隠し……そうと思ったが、誰か入ってきた時に分からなければ意味がないため、バレない様に持っておく。すると、寸でのところで男が入ってくる。さて、表示は……国親か。


「弥七郎、目が覚めたか」

「はい。父上、心配をおかけして申し訳ございません」


 はい、親子揃って同じお言葉、ありがとうございます。それしか言えないのか。


「気にしなくともよい。だが、体には気を付けよ」

「はい。分かりました」


 その返答に満足したのか、すぐに出て行った。

 そして俺は部屋をもう一度見渡したが、なんとも机と座布団があるくらいで、本棚らしきものがない。何とも、貧相な部屋である。だが、勉学に励むようなものは揃っているようで、貧相にせよ中々充分な部屋である。しかし本は欲しい。だから買うしかないが、金がない。しかしながら、無駄知識に対する記憶力は恐ろしく良いと、俺自身自負している。なれば、書けばよい。コンクリートからなんでも、俺が知っている知識を。


 さぁ、四国を統一せしめるは今から準備を行なうしかない。

速攻感想来てて修正したけど、違和感ないよね?


この度クロスオーバー作品を執筆する事になりました。企画者の早見様には感謝を。


現状、私が一番乗りのようですが、早見様、天樹院樹理様の作品共々よろしくお願い致します。

(もう一人いらっしゃいますが、現行音信不通の様なので今ここへ書き込むのは、差し控えさせていただきます。申し訳ございません)


島津家家臣録同様、全身全霊をかけてやらせていただきます。



・早見様の作品タイトル


「ゲーム機片手に天下統一!player1

〜瀬田に我が武田の旗を立てよ(仮)〜」


主人公 武田信之


・天樹院樹理様の作品タイトル


「ゲーム機片手に天下統一!Player3

〜諌死なんてしてやらん、天寿を全うしてやる!!〜(仮)」


主人公 平手政秀


両氏の作品名は今は仮となっておりますので、投稿され、確認次第差し替えさせていただきます。

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