プロローグ
20XX年 某高校
「香宗我部親泰については戦国時代に入る時、武田信之、平手政秀同様、軽く触れたと思います。香宗我部親泰について学んでいきます」
某高校の2時間目の日本史の時間。授業の始めにそう言って、もう授業は佳境に入っていた。
「香宗我部親泰は1543年に生まれ、幼名は弥七郎。その8年後。1551年には既に長宗我部家の内政に深くかかわり、現在の高知県の発展には香宗我部親泰の働きによるものと言われています」
「先生ー! 香宗我部親泰は何故長宗我部国親の三男何ですかー」
「いい質問です。彼は1560年。17歳の時に兄とともに初陣を飾りました。そして1561年。自分自身が東を安芸氏、西を長宗我部氏に圧迫されていた、香宗我部家への養子を提案し、養子入り。そして香宗我部家の家督を相続し実権を握りました。その時には親泰の養子入りに反対した香宗我部家当主の秀通が、兄の親秀に暗殺されました」
生徒は教師の説明で、香宗我部秀通に同情の感情を芽生えさせていた。
「そして、1563年長宗我部元親の命で安芸氏のいる安芸郡を1200の兵で急襲しました。その時、すべて騎兵であったと、香宗我部親泰の日記には記されています。その後も、兄である元親に従い、各地を転戦しました」
そこで、ちょうどチャイムが鳴り授業が終わった。
「では、次回は香宗我部親泰の内政の実績について教えますので、予習復習をしっかりしてくるように」
早見様がプロローグを書いていたので、私も久しぶりに書いてみました。相当ネタバレがひどい気がしますが、予習と思っていただければと思います。
ご覧の小説は下に記した方々とクロスオーバーしております。
・早見様の作品タイトル
「ゲーム機片手に天下統一!player1
〜瀬田に我が武田の旗を立てよ(仮)〜」
主人公 武田信之
・天樹院樹理様の作品タイトル
「ゲーム機片手に天下統一!Player3
〜諌死なんてしてやらん、天寿を全うしてやる!!〜(仮)」
主人公 平手政秀