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第一章 小噺

今回は第一章完結までに決まった事を書いております。その為、とても短いです。

 1554年初頭。親泰は武田家が馬を欲しているという話を聞きつけ、海上輸送にて馬商人に扮した部下10名に汗血馬100頭を率いさせ、書状を持たせて駿河の港に向かい、その後甲斐に向かわせた。

 それ直前に親泰は。

「馬を欲しているか。ならば好都合。武田家の信頼を得つつ、『今趙雲』武田信之なる武将についての正体、暴かせてもらおう。さて、信玄は兎も角として、信之はどうだ。転生者であるならば、此処まで活躍するのは納得がいく。さて、吉と出るか凶と出るか」

 親泰は指示書を書きつつ、そう呟いていた。




 今回、武田信玄には長宗我部の現状について書状を。武田信之には親泰直筆の書状を渡していた。

 信之に対する書状の内容は下記のとおりである。

『昨今、急速な武田家の伸張こちらにも届いておりまする。この度は長宗我部より、甲斐源氏としての同族のよしみとして馬をお送りいたしましたが、気に入っていただけましたでしょうか。

 我々は材木が豊富にある土佐にて、四国平定の野望を遂げるため、只今軍事拡張を行なっております。今趙雲と名高い信之様なら、四国平定は容易であろうと私は思っております。さて、私は武田家に武田信之なる武将の名前を聞いたことがないのでありますが、貴方は何者にございましょうか。返答願いたく申し候。』

 と書かれていた。

 これを読んだ時の信之の表情に関しては、長宗我部側には情報も文献もなく、詳しくは分かっていない。しかし、親泰側としては驚いたのではないかと思っている。




 今回は小噺であるが故、ちょくちょく年代を飛ばしたりする。

 次に1556年に伊賀忍者の藤林長門守を、家禄80貫で雇用した。現在長宗我部の忍者衆の訓練に携わっている。

これで正式に第一章は完結になります。第二章は四国平定となっておりますので、今後とも宜しくお願い致します。

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