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111 ぶっつけ本番前の不安

ぐっ…!

結局、まともに寝れなかったぜ…。

クリスのこと意識して落ち着けなかった…。


朝飯も昼飯も…全然味しなかったし…。

魔王城が近づいている緊張感も原因の一つだろうけど…やっぱりクリスに対する恥ずかしさの方が大きいだろな…。


…くっそー!

まるで病気みてぇだ…。


ゴトゴト…ガタゴト…


竜車は速度を落とすことなく…夕日の光を浴びながら進んでいる。

時間的には夕方か…。

このペースなら間違いなく夜には着くな…。


「皆さん…あと二時間で魔王城です…。おそらく民衆の暴動が起きている可能性もあるでしょう。命がけの説得になるかもしれないので、覚悟してください…」


うぐっ!

メーラの言葉がものすんごい心に突き刺さる…。

今の俺の状態で…皆を納得させることなんかできんのか?


…だが…時間もねぇ…。

しっかりしろ!俺!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


参りましたね…。

思った以上に愚民様とクリス様の様子が良くない…。

まさか…あんなことがあったなんて…。


声をかけたいところですが…おそらく逆効果になるでしょうね…。


こうなったら…ぶっつけ本番…。

最大限のサポートはしますが…今回の鍵はあくまでも愚民様とクリス様…。


うまくやってくださいよ…。

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