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63 上空戦!②
キュッ…ポン!
ングッ…ングッ…プハァ~…。
やっぱりマジィ…。
回復ポーションってこんなにうまくねぇんだな…。
青汁飲んでるみてぇ…。
だが…その効果は絶大!
特に今飲んだポーションは、最高ランクの高級品…。
足の火傷も治り、なんとか動かせそうだ!
よし!
これなら!
「よっしゃ!…とにかく攻撃を避けながら、相手のスタミナ切れを狙うぞ!…えーと…」
「キュー?」
そう言えば…まだこいつの名前つけてねぇな…。
なんて呼ぼ…。
そうだ!
「よし!今日からお前の名前は…キューちゃん!それでいこう!」
「キュ!」
うーん…我ながらナイスなネーミング!
呼びやすいし、可愛いげあるし…。
…外見怖いけど…。
「おのれ…!」
フィールはフィールで終始ご立腹…。
それでも未知の存在であるドラゴンに対して警戒は解かない。
慎重だ…。
おそらく…次に攻撃を仕掛けたら派手な戦いになる…。
「グルルルルルルル…」
キューちゃんも威嚇しながら、早々に攻撃はしない。
本能的にどうなるかわかっているようだ…。
両者の睨み合いは続き、静寂な空間が流れる…。
先に攻撃を仕掛けたのは…