125/270
番外編 クリスとの特訓!おまけ③
「むっ…!…んっ…!…」
すげぇ…。
クリスのやつ…息を切らすことなく900回まできちまった…。
ペースは一切乱れず…しかも短時間で終わりそうだ…。
鎧を身に付けていないとはいえ…ここまでできるもんなのか?
腕はめっちゃくちゃ細いのに…。
いったいどんな構造になってんのか…。
「嘘だろ…どんな鍛え方してんだよ…」
まさか…ここまでとは…。
つい…感嘆の声を漏らしちまった…。
「ふん!…私も魔王という立場ゆえ…いつも鍛えているからな…。あと数時間はこのままできるぞ?なんなら…親指だけでやってみせようか?」
「ファッ!?」
そんな…いくらなんでも…。
なんか逆に怖くなってきた…。
そんな風に思っていると…
ポヨン…ポヨン…
おん?
なんか…心地よい擬音が響いてきたな…。
なんの音だ?
「961…962…963…」
クリスのやつは相変わらず腕立て伏せを続けている…。
俺たち以外に誰もいない…。
なら…この音は…
…あっ!
わかったぞ!
この音は…
ポヨン…ポヨン…
クリスのおっぱいが揺れてる音だ!!