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幕間 とある少女の嫉妬
嫌に…なっちゃうな…。
せっかく…マサユキくんと一緒になれると思ったのに…。
クリスちゃんとあんなに…幸せそうに…。
…でも…仕方ないかな…。
クリスちゃんはマサユキくんが生んだようなものだし…お気に入りのキャラクターに愛着あるのかな…。
だけど…わたしのこと…覚えてなかったの…ショックだった…。
まぁ…あんな事件もあったし…記憶がなくなるのも…当たり前だけど…。
どうせなら…こんな『ドラゴン』の姿はやめて…普通の女の子の姿で会えば良かった…。
でも…今はまだ早いよね…。
大丈夫…。
マサユキくんはきっと…最後にはわたしを見てくれる…。
だって…
フィールも…
メーラも…
クリスちゃんも…
マサユキくんの周りにいる…みーんな…
最後には死んじゃうんだもんね…!
これにて第一章本編は完結です。
ここまで読んでくれた皆さん!
ありがとうございました!
引き続き番外編、第2章をお楽しみください!
それでは!