129 またまたお風呂パート!!②
あれから…
俺は服を全部脱いで一緒に入ることに…。
ホントはクリスとのお風呂は緊張するんだけどね…。
とりあえず話があるなら聞いてみなきゃな…。
あまりにも超展開と思うかもだが…気にすんな!
クリスも特に反対してなかったからな!
…あぁ…もちろんバスタオルで下は隠してるぞ?
素っ裸だと問題あるだろ?
俺…マジでジェントルマン!!
…けっこう長く浸かっていたんだろうか…。
クリスのやつ…体全身が意外と赤く染まっている…。
ゆでダコになってなきゃいいけど…。
―
…それにしても…やはりふつくしい…。
綺麗な素肌に浮かんでいる水滴は透き通っており、滴り落ちる様子は芸術的…。
胸から下はバスタオルで覆っているものの、官能的な印象を抱いちまう…。
白銀の髪も湯に浸からないように束ねており、いつもとは違うクリスを見ているようだ…。
「…ユキ…その…話なんだかな…」
「おっ…おぅ…」
うーむ…。
なんかあいつも緊張してるぞ…。
そんなに真剣な話なのか?
「…こういった話も…その…二人きりでないとできないわけだが…」
「…」
「…単刀直入に…聞くぞ…」
いったい何を…
「ユキ…いや…お前は…ユキの体を借りている別の誰かだな?」
「ほおぁぁぁ!?」
バッシャァァァァ…ン!!
俺は突然の言葉にその場でひっくり返っちまった…。
嘘だろ…。
クリスに…バレちまった…!!