■登場人物・用語紹介■
■登場人物・用語紹介■
【クローディア・ヘインズ】(旧姓クライン)
十六歳で結婚し、現在十八歳。旧リッテンバーグ邸の女主人。
一年前から離縁の準備を進めており、今は結婚三年目を待つばかりの状態。
現在、『一級回路技師』の国家資格を取得済み。
【セドリック・ヘインズ】
十八歳で結婚し、現在二十歳。旧リッテンバーグ邸の男主人。
自己の過失によって、子供時代の記憶を一部失うが、現在は取り戻した。
職業は魔導士であり研究員だが、名誉職である十人委員会の一人でもある。
【ローレンス】
旧リッテンバーグ邸を本性にする人工精霊。
職務は家令になるが、執事と従者も兼ねている。
【ローナ】
旧リッテンバーグ邸を本性にする人工精霊。
クローディアの侍女だが、女中頭と相談役も兼ねている。
【ノエル・ハイマン】
十六歳、男性。孤児院『緑の園』出身の見習い魔導士。
クローディアとは旧知の仲。
【テレサ・ランヘル】
二十歳、女性。『魔法及び臨界現象研究室』の研究員であり、魔導士。
セドリックとは不本意ながら旧知の仲。
【老君プリンケプス】
なんか偉いヒト。
【十人委員会】
なんか偉いヒト十人。
【正導学会】
なんか偉そうな組織。
【人工精霊】
建物や古い物に魔力回路を組み込むことで、人為的に作り出された精霊。
大別すると、疑似人格を持った人工精霊と、自我を持たない人工精霊がある。
疑似人格を持った人工精霊には、さらに【永久公僕】と【屋敷私僕】があり、
永久公僕は国営施設の職員をしており、屋敷私僕は旧家の使用人をしている。
基本的に、本体(本性)から遠く離れた場所での行動は不能になるが、中継ぎとなる
モノがあれば、その行動範囲は広がる。
【屋敷私僕】
旧家に張り巡らされた魔力回路によって、精霊化している人工精霊。
屋敷私僕には家令や執事、侍女といった全五十を越える役職分の人工精霊がいるが、
それだけの数が必要がない場合、少数で各役職を兼任している事が多い。
※組織体系は、大英帝国の家事使用人を参考にしています。
主人公たちが暮らす旧家『旧リッテンバーグ邸』の他にも、
クローディアの実家『旧エヴェレスト邸』や、セドリックの生家『旧ペンバートン邸』
などがあるが、旧家の全体数には限りがある。
【精製素子】
人工精霊に疑似人格を付与する回路技術。現在は再現不可能。
【総括】
他にも色々と固有名詞がありますが、そんなカンジの設定がちょくちょくひょこひょこ
出てくるストーリーです。
とにかく中二病的設定を考えるのが楽しくて仕方がないので、たまに増えたり、
変更したりすることもありますが、ご了承ください。