表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者してたら美少女にTSしたんだけど!〜前より面倒事が増えました〜  作者: 冬城レイ
第二章「世界総本部編」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/23

急がなければならない理由がある

 目覚める。


 俺は、気絶したんだ。


 ここは、見慣れた天井。俺の家。

 外は、暗い。


「姉貴!」


 抱きついてきたのはフィア。


「……フィアが、運んでくれたのか?」

「うん!」

「ありがとう」

「あ、あと、レニア姉から、伝言が来てる!」


 その言葉を聞いてハッとした。

 忘れかけていた。

 ナナ。ナナを守らなければならない。


 あいつは、確かにウザい。だが、それでも、俺の幼馴染だ。

 さらに、俺の責任でもある。


 ……絶対忘れてはいけないことなのに。

 クソ……。


 データから、履歴、内容を見る。


『レオ、聞いて。レオは今、最重要人になっているわ。この段階に来た時点で、もう、世界総本部はレオの敵。ナナも危ない。だから、()()()ナナのところに行って。そうしないと、後悔するよ』

『まあ、レオなら、行くと思うから、そこは心配してないよ。でも、万が一があるから、早めに行動してね。私は、レオの味方であることは変わらないから、いつでも頼ってね』


 そこで、再生が終わる。


「行こう。今すぐ」


 でも、フィアはどうしよう。足手まといになる。けれど、おいていけない。

 どうしよう。


「姉貴」

「? なんだよ」


 フィアの方に顔を向ける。


 見ると、真剣な顔をしている。

 ちゃんと見ると、可愛い顔をしているんだが……。


「姉貴。私は大丈夫だ。自分の身は自分で守る。そう、昔言ったのは姉貴だろ?だから、ナナ姉を守ってあげて」


 一人称は私なんだな。

 そうじゃない。そこはどうでもいい。

 フィアは真剣だ。大丈夫って勇気を持って言ってくれた。

 自分で守るって言った。だから、俺は……。


「わかった。これを持っておけ。ヤバい時に使え」


 魔具を渡す。

 最高峰(さいこうほう)結界魔具(けっかいまぐ)だ。

 これは、あらゆる方向からの攻撃を跳ね返す。

 さらに、使用者の怪我を癒す力を持つ。

 レニアが作ってくれた結界魔具。


 さらに、これは、俺の魔力を結構入れといた。

 そのため、一日は持つだろう。


 その後。


「行ってくる」

「気をつけ……てね」


 久しぶりに、フィアからその口調を聞いた。


「ああ。すぐ戻るさ。ナナを連れて」

「……うん」


 馬車に乗り、動き出す。


 さて、今から、何をしようか……。

 最悪、国に入れないかもしれない。

 もし入れたとして、ギルド本部に入れるか。

 ……いや、ナナだ。ナナがなら、大丈夫。

 それは信じられる。


 ……よし。




もし気に入ったら☆☆☆☆☆が下にあるので、評価を。

ブックマークもよろしくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ