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冒険者してたら美少女にTSしたんだけど!〜前より面倒事が増えました〜  作者: 冬城レイ
第三章「戦争編」

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フィアの思い 後編

【フィア視点】


「貴女は……寂しくないですか?」


 そう聞かれ私は、頷いた。なんでわかったのかは、わからないけど、それよりも私を知ってくれそうで、助けてくれそうだからか、怖くはなかった。


「この(わたくし)が助けてあげますよ」

「本当に……?」

「ええ。もちろん」


 私は再度、この人の心を読んだ。何も感じ取れない。やっぱり、信用しても大丈夫なんだと、心を読むたびにその気持が増えていく……。


「どうすれば……。助けてくれますか?」

()()()()に来てもらえれば、貴女のお兄さんと話す機会をあげますので……どうか、来てくれると嬉しいです」



 私はこの人を信頼する。そう決めた。


「では、しばらく眠っていてください」


 私はその言葉を最後に、視界が真っ暗になり、眠った。


 起きたときには、私は白い部屋にいた。その時、さっきの人が歩いてきた。


「お目覚めですかな?」


 私は声を出そうとしたが、出たのは私の意志とは関係のない言葉。そこで私は気付いた。騙されたと。

 最初は、何かに体、意志を乗っ取られているのかと思った。だけどこれは、あの人によって複製された、私の魂だと聞かされた。

 今、私の体を動かしているのは、私の魂の悪い部分を取った場所らしい。

 不満や悲しみ、寂しさ、怒り。これらすべてを原動力にした物。こんなの私じゃない。でも……何もできない。ただ見ているだけで、言葉も話せず、何もできない、私が一番嫌う事なのに。


「さて、フィア。今から戦場の最前線へ向かうとしよう。お前には今、潜在能力を最大まで引き上げる薬を投与する。これで、国を滅ぼせ」

「わかった……」


 従いたくないのに……私は何も言えない……。無力だ。


 ■【レオ視点】


 王城に到着した。今から南側へ移動する。

 俺はもう、レニアが作ってくれた装置を右腕につけている。名前がないのが不便なので、守る君と名付けた。

 まだあの薬は飲まない。あれはまだ先に飲んだほうがいいと思う。いざという時に。ナナも言っていたけども。

 あとは、兵器の調整をしなければな……。流石にあれは強すぎる。リミッターをセットしておこう。いざとなったら外せるようにも調整っと。

 あとは問題はないかな。俺はこの戦争で死者を出させない。本当は戦争なんてしたくないんだ。だから、俺は、頑張るんだ。



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(この章が終われば完結するかもです)

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