冒険者として
「ワールドオーダーのみんなさぁ〜ん」
助けを求める。
疲れ切った……。
体力まで半分以下になっていた。
「え?」
「戻ってきたね。何かあったのかな!」
私は座り、事情を説明。
「なるほど。すべて、実力の半分の力しか出せないと」
「そう」
「では、一回帰りましょう」
「いいのか?このダンジョンに潜るんじゃないのか?」
「いえ。私達がここで助けなかったら、貴女、レオ・シーファの伝説が終わります。私達、いえ、冒険者皆、貴方を目標にしています。だから、助けます」
いい人すぎる。
■
冒険者ギルドに戻ってきた。
「え……?レオ・シーファ様ですか……?」
「そうですが」
「……そのお体は……?」
「色々……事情がありまして……」
「あ、わかりました。まぁ、本人であることはわかりました。今後ともギルドをよろしくお願いします」
「はい」
もう、今日はつかれた。さっさと家に戻って寝る。
ああ……。妹に飯を作らないとな……。
まぁ、どうせ、不味いって言われるんだろうけどなぁ……。
■
「だいまあぁ〜」
「おかえりってぇぇ!?なんでそんな体なんだよ!?」
これが俺の妹のフィア・シーファ、十七だ。
生まれてこの方、俺が育てたりしていたせいか、すっかり、男勝りな性格になってしまった。口調もそうだな。
「まぁ、色々あったんだよ。飯作るから座ってろ」
「へいへい」
よし、適当になんか作るか。
昨日街で見た、チャーハン?っていうもんを作ってみる。
レシピはもらっている。
その後……。
「おいフィア。できたぞ」
初めてにしてはうまく作れたと思う。見た目だけは。
味はどうかはわからんけど。
「……うまそうな匂いだなこれ」
「そうか。食ってみろ」
「お、おう。いただきます」
フィアはスプーンで、コメを口に運ぶ。
よく噛み、飲み込む。
「……美味い。兄貴、これ美味いぞ!」
「まじか!俺にも食わせろっ!」
作る暇がないので、フィアのチャーハンを食べる。
「ホントだ……美味い……」
「だろ!?」
「なんでだ……。俺こんなに料理上手かったっけ?」
フィアはそれを聞いて少し考え、言う。
「兄貴。多分、その体のお陰で、料理が上手くなったんじゃないか?」
「……なるほど。確かに、料理やっていた時、全然むずかしいと思わなかったしな」
「だろだろ!?」
「じゃあ、なんか、他につくるか」
それを聞いたフィアは、喜ぶ。
「まじか!よろしく!」
そうして、眠気が吹っ飛び、朝まで、ご飯を作り、フィアと食べたのであった。
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