予想はハズレた
今日は少し短いです
俺が、レニアと地下に籠もってから、一ヶ月が経った。
久しぶりの日差しを浴びるため、地下室から出る。
窓の外を見ると、建物が壊れていたり、地面がえぐれていたりしている場所がある。
「レオ!」
ナナが急いで降りてきた。
「外の状況は……。どうした?」
「昨日の夜中にここが攻撃されたの!」
「!?」
「この家は、レニアが結界を張っていたから、無事だけど、他の家はみんな被害を受けて……」
予想が外れた。おそらく今から招集の連絡が魔導通信機に送られるだろう。その場合は、兵器を持って行く。それと、兵器の試し打ちなどをして、最前線で戦い始める。
これが、俺の新たな予想。これも外れる可能性もある。その時はまた、考えればいいだろう。それと、ナナに頼んだ薬を貰おう。
「ナナ。薬は作れたか?」
「い、一応ね?材料がないから、一本しか作れなかったわ」
「そうか」
「緊急な時に飲んで?完璧じゃないから」
俺は頷いた。
「レオ」
レニアも地下から出てきた。
「どうした?」
「魔導通信機」
予想通り。
「貸して」
おそらく王室からだろう。
「はい、もしもし」
「レオ殿。至急、王城まで頼む。兵器が完成していれば、持ってきてくれ」
「了解しました。陛下」
切る。短い会話だが、ちゃんと意味と緊張感が伝わってくる。これぞ、国王って感じで頼もしい。やっぱり、そういう交流を持つと、人の性格とか、色々わかるようになってくるよな。
それは置いといて、さっさと行こう。
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