第三話 女の子を洗脳している悪い奴
ベッドで四人激しく愛し合っているとそこへ冒険者ギルド一人気の高いエルフで金髪で緑色の目をした清楚な女性受付嬢が乱入し五人になったところで全員俺の超絶テクニックで果てさせると乱入した受付嬢からアスベルがギルドの金を横領していた事を伝えられ、更に俺が冒険者ギルドマスターに就任していた事が告げられる。
「俺がギルドマスターか、ところで副ギルドマスターはまだ居るんだろ?」
「はい、まだ居ますよ。」
「じゃあ後の事は全部任せさせといてくれ。」
「はい分かりましたフィルさま♡」
「ほんと、エルフの女性は皆巨乳でスタイル抜群な娘が多いな。 ところで名前何だっけ?」
「エリアス・ジュリーナックです、今後はわたくしもフィルさまの為に色々準備しておきますので宜しくお願いしますね♡」
「おう。」
エリアスは早速俺の作った魔導具を取り出し副ギルド長に全責任を俺の代わりに負うように伝えると魔導具の向こう側から感極まった声が聴こえてくる。
「はい! この副ギルド長のブレイズになんなりとお申し付けくださいフィル様!! あんなブッサイクがギルド長なんて長々としてましたから息がはち切れんばかりに脚気してましたからこれからはフィル様の為だけの隷属になりましょうぞ!!」
「ああ、そうしてくれ。」
(こいつめんどくさいんだよな……。)
「有難き幸せ! フィル様の為に私自ら作曲した歌をひろ……」
途中で面倒になり魔導具の通信をブツッと切り、五人でクロセット王国に存在する悪党を根絶やしにする為に街中で情報を得ていくとどうやら【洗脳眼】と呼ばれるスキルを持った誰にも正体がバレていない背丈が高く眼鏡をしており常時スーツ姿のラバロフス・クランカーネットと言う名前で資産家の男性により数多の嫌がる女性が洗脳され隷属化されている事を知る。
「酷えな、嫌がる女性を自分勝手にスキルで隷属にするなんてな。」
「許せませんわ! スキルで人格を変えて女の子を侍らすなんて!!」
「フィルみたいに自分の力でわたし達を惚れさせるならともかく無理矢理なんて絶対だめよ!!」
「フィル君を見習って欲しいね!」
「そうよね、家の亡くなった旦那と同じでフィル君は優しいものね!」
「フィルギルド長! こんな奴は死んで当然ですから殺人の許可をお願いします!!」
「落ち着け、まずは奴のプライドからへし折ってからだな。」
「「「「「プライドをへし折る?」」」」」
「そうだ皆耳貸しな。」
皆に耳打ちしラバロフスが洗脳眼を使用したところで俺の女全員に効かないというプライドをへし折った後、今まで洗脳し好き勝手してきた女性達の洗脳を解いた後、助けた女性達を自分の魅力だけで惚れさせ目の前で全ての女性を抱くといった完璧な内容だ。
「凄いわ! それならプライドもズタズタに出来るし洗脳眼なんてゴミスキルを剥奪する事も出来るわね!!」
「でもフィル君、タイミングはどうするの?」
「奴が女を何時も取っ替え引っ替え貪る9時辺りに寝床を襲撃するぞ。」
「お待ち下さいフィル様! そのラバロフスの居場所が分かりませんよ!?」
「なに、俺には既に何処に居るか分かってるから心配すんなそれとも俺の事が信じられないのか?」
「いえ滅相もありませんわ♡」
「よし、今夜襲撃するぞ!」
午後9時を周りラバロフスが薄暗い小屋へと入ると猫耳と尻尾を装着した全裸の女性が猫のような動きでスリスリしていた。
「おー待て待て可愛い仔猫ちゃん達、直ぐにオレの美味しい美味しい大人のミルクを上げるから順番に並ぶんだよふひひひひ!!」
「そこまでよ変態!」
「とうとう居場所を突き止めたわ!!」
「フィル君の言った通りチー牛みたいな面してるわね!!」
バンッとドアを開きラバロフスを追い詰めると不敵な笑みを浮かべ余裕の表情で三人に目を見る様に促す。
「バカめ! オレの隷属にまたカワイコちゃんが増えるなんて今日はなんてラッキーなんだ!! ふひひひひ、さあオレの目を見ろ!!」
不気味にラバロフスの目が光るが効果が現れないのを不思議に思い、隷属させた女に命令し自分の所に来るように促す。
「こっちに来なさい。」
「にゃおーん♪」
「ふむ、やはり洗脳眼はちゃんと効いてるな。 なるほど対策して来ているというわけか勿体無いがオレの正体がバレてしまっては面倒だ命をお引取り願おうか。」
ラバロフスは懐からナイフを取り出し俺の女に突進するが俺が前に出て瞬きするだけで吹き飛び壁に激突する。
「ぐあっ!! 何が起きた!?」
「何が起きたって俺の女に怪我負わそうとしたからだよ。」
「何者だ貴様!?」
「俺か? 俺はフィル・プラント、この世の全ての女を抱く男さ。」
ラバロフスは俺の言葉の意味が理解出来ずに頭にハテナマークを浮かべ再びナイフを握り締め今度は俺に突進してくる。
「何訳分からん事ぬかしてる! 邪魔するならてめーもしねー!!」
「愚かね、まだフィル様の圧倒的な力の差に気付いてないなんて。」
「仕方ないな、少し本気を出すか。」
ラバロフスのナイフが俺に刺さるが全く血が出ない事に驚き俺はデコピンをするとラバロフスの首が宙を舞い地面に落ちる普通なら絶命するところを因果律操作で生かしておく。
「な、なんだ!? いったい何が起きた!? 何故オレは生きているんだ!?」
「答えは簡単だ、それがお前に対する罰だからだよ。」
するとラバロフスに洗脳された女の子達20人が俺の元へと洗脳を解いてほしいと懇願して来る。
「お願いします私達洗脳されているんです助けてください♡」
「洗脳を解いてくれたら貴方に忠誠を誓い隷属として永遠に仕わせてください♡」
「なっ! まさか洗脳を解く為にオレが洗脳して来た女を全員抱くつもりか!!」
「当たり前だろ? ほら早く洗脳を解いて欲しがってるし、お前はそのまま俺が女を抱くところを見ときな!!」
「そんなあ……」
俺はラバロフスの生首の前で20人もの女性と抱き合い愛し合う姿を見せつけ最後には慈悲としてラバロフスの頭を踏み潰し楽にしてあげた。
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