切っ掛け……?
残酷描写になるのかな?
あまり良いものでもないと思いますので
飛ばすなりなんなりと……
面倒なやつに絡まれたくなく、生徒会室を足早に去った。
家に向かう途中、滝から動画が送られてきた。そこには、
自分と同じ制服を来た男らに囲まれ、連れていかれる早瀬さんが写っていた
すぐさま電話をかける
「おい!どうゆうことだ⁉」
「わからん…けど、ただごとじゃなさそうだから、場所はわかるな?割り込んで時間を稼ぐ、すぐ来てくれよ親友っ!」
「それじゃあお前も危ないだろ⁉」
「早めに頼むぜ?番犬さんよ」
なっ、まあいい
今は一刻も早く行かなければ……
アイツはさっきの動画で丁寧にも周りの景色も映していた。
ここからなら走ればそんなに掛かるまい。
間に合ってくれよっ
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
数分後
到着した俺を待っていたのは
ぼろぼろになって動かない友と
制服であったであろうモノを纏う女子だった
「滝っ!凜っ!」
「………」
「………」
まに あわな かった のか ?
「ん?なんだ?──────」
な んだ もっと しっかりしゃべれよ
まあ いい おまえらは 赦さないっ
「連っ!」
「───っ」
俺は……何を……
それよりっ
「滝!」
「おうおう、ギリギリもギリギリだぞ?全力で時間稼いでやったんだから…っ」
「無理すんな」
「そんじゃ、俺を痛め付けたやつがボコボコにされる様を見せてくれよな」
「まかせろ、眼鏡持っててくれ」
自分の切り替えとして扱っている眼鏡を外し預ける
「相談は終わったのかぁ?アァン?どうやってボコされるかのなぁ」
ギャハハッと品の無い笑いだな
「凜に手を出してはいないだろうな?」
「アン?お前が来て気が逸れちまったからな。お前を殴りまくってからヤッてやんよ」
「そうか、なら多少は手加減してやる。途中で気絶してくれるなよっ」
言い終わると同時に踏み込み、二人を瞬殺する。
「なっ、お前は⁉」
「ん?見たことある顔だな。ああ、凜にフラれて殴ろうとした一人か」
「まさかっ、番犬っ」
「なんだ今頃気付いたの?」
逃げようとしてももう遅い……
二十人以上居たであろうコイツらも最初の二人と同じように倒れている。
「凜!無事か⁉」
「……あああ、ありがと……」
さっ、と彼女の体を見る。怪我はしてなさそうだ。
取り敢えず自分のブレザーを脱いで彼女に掛ける。
あとは、警察と救急車だな。
その後、事情聴取をされたが、滝が一部始終を録音していたらしく、すぐに解放された。
後から聞いたが、滝は学校には行けるが運動はダメ、絶対。とのことだった。サッカーが好きなのに出来ないと嘆いていたが、それ以上に誰かを護れて誇らしいと言っていた。
チッ、これだからイケメンは……
早瀬さん、凜については今のところなんの問題もないらしい。だが心の傷は簡単には癒えないから注意が必要だと秘密裏に言われた。呼び方は、なんだが……焦ってて咄嗟に呼んでしまっただけだったから早瀬さんに戻したところ、無視。もうガン無視されてしまった。凜と呼び直したら笑顔で反応されたため、凜で呼び方が確定した。
俺は掠り傷一つなく元気だったのだが、過剰防衛だったのでは、と建前で一日ゆっくりしとけ、と自宅謹慎を命じられた。
あのカス共は全員過去に凜に手を上げようとしていた奴ららしく、二週間の自宅謹慎となっているらしい。
滝が元々イケメンで運動神経もよくモテていたのに、今回の件でさらに拍車が掛かったらしいが……
お前はやっぱもうちょっと殴られてたら良かったんじゃない?
要するに
イケメンは敵!!
お参りで忙しく遅くなってしまいました!
m(__)m
此の分長くしてあります(?)
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(増えると作者のやる気もでて……?)