第4話 ワタシ!出会う!ライボル!
私の眼前には、無個性なチョッパリが、4人。
それぞれRPGよろしく、同じ姿で立っている。
彼らは恐らく、尖兵。きっとボスが他にいるはずだ。
そんなことを考えている最中、チョッパリが口を開いた。
「ここまで、よく来たな」
「どこから来たのか知らないが大したやつだ」
「一番近い街まで、馬車で2日だからな」
「暖かい毛布、いる?」
な、なんなんだ!なんか、優しい感じがすごくする!
こいつらがこの王都を滅ぼしたんじゃないのか??
驚きつつも、彼らに返事を、コミュニケーションを取らなくては…
「ああ、いや、毛布は結構。それよりも、話を聞かせてくれないか?いったいきみ…」
「いいから毛布は受け取れ!! お前全裸だろうが!!」
「!!?」
チョッパリが私の言葉を遮りながら、衝撃的な事実を告げた。
私は、全裸。素っ裸。生まれたままの姿だった。ハードコアーな気持ちにさせてしまったらソーソーリー。
そうか、2時間、全裸で走り抜けて来たのかー。
なんで気づかないのかなー。
そうだよなー、転生しっぱなだもんなー。全裸だろうなあ。
彼らが私に親切な理由もわかったよ。
息切らせて走りながら、廃墟に入り込む全裸の男。
心が危ない人か、体を乱暴された人にしか思えないね。ありがとうございます。
「・・・すまない」
私は、チョッパリから毛布を受け取って、体に装備した!
「ありがとう、大事なところが隠せたよ。
ところで、君たちに聞きたいことがあるんだが」
「なんだ」
「この街は、なんで、滅んだんだ?」
「・・・なんだと?本気で言ってるのか!?正しい歴史認識できているのか!?」
「・・・すまない、歴史には、疎くてね」
「この街は、200年前の戦争から、立ち直れていないのさ。滅んでなんかはいない、滅ぼさせなんてしない!!」
「!!?」
な、なんだこいつ、ただのモブだと思ったのに!暑いおとこではないか!そう思えばなんとなく、他の3人とは顔つきが違うような??
「すまんな、熱くなって。俺の名前はスシロー。この街の王族に仕える国家公務員さ」
その名前を聞いて、私の腹が高らかに鳴った




