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東方戦争記  作者: 紅き蠍
第二章 紅魔の主と蒼き鷲
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第六話 蒼き鷲の助け

「大変だよ霊夢~!紅魔館が襲われてる!」


飛んで来たやつが俺の上で騒ぎ始めた。


「何ですって!チルノ、それは本当なの?!」


「あたい達も襲われそうになったけど、ギリギリで逃げて来たけど…」


霊夢が急いで飛び出そうとするのを止める。


「まて、霊夢、出撃は許可できない」


「どこから?!」


「あのねチルノちゃん……下……」


「お願いだから退いてください」


急いで退いてくれました。


「いいか?俺たちは紫直属の部隊だ…紫の指示が無いと動けない…

それに、俺たちは少数だ、俺たちが生き残るためには一撃離脱…

一回で大きな損害を与えて離脱する戦い方でないとならない…

そのためには襲撃をさせて油断したところを叩かないとならない…

だから、出撃は許可できない」


「なによ…人が死にそうなのに助けられないわけ!?」


「お前は死にたいのか?、部隊の人数が少ないから仕方ないのだ!

俺だってすぐに行きたい!だがな、生き残るためにはできないことだってあるんだ!」


「真、ちょっとこっちに来なさい」


紫に呼ばれて移動する。


「いいかしら、本日午後五時より作戦禁止を解除、第一作戦として紅魔館解放作戦を行います」


「了解、これよりプリーフィングを開始する」


Operation Meeting


全員とチルノ?と大妖精?が集まったことを確認する。


「よし、全員集まったな、では作戦の説明をする」


そう言って、腰のベルトに引っ掛けておいた持ち運び可能なプロジェクターをだす、それを机の上に投げ置いた。

すると起動し、空気中に地図が表示される、それを指差しながら説明する。



「これが幻想郷の地図だ、

すでに前線は博麗神社前まで押し寄せており、危機的な状況だ


我々がいるのが博麗神社、そこから南東に位置するのが紅魔館だ、

今回の作戦は紅魔館を解放するのが目的だ。



我々は北の霧の湖から敵地に突入、

俺と桜がヘリで上空支援、他は地上で敵歩兵の対処を頼む、ここまでで質問は?」


「人間の里…人里に書いてある究極結界てなんだ?」


「紫が開発した最強の結界だ、ありとあらゆる外からの攻撃、侵入から防ぐ、ただし、味方も防ぐがな」


「続けるぞ


これが紅魔館の内部だ、

左上、右上、左下、右下の順に

1F、2F、3F、図書館…地下1Fと一階半だ、

おそらく地下の一番奥にいるはずだ、

おそらく、正面玄関は封鎖されている、屋上から侵入し、内部を順に制圧する。

制圧完了後、地下に突入、人質を解放し、敵を追い出す、これで完了だ、何か質問は?」


「なんで正面から堂々といかない訳?」


「地下では逃げ場が無い、そこで囲まれたら終わりだ、よって本館を制圧する、速く助ければいいかと思うが不確定要素は少ない方がいい」


「なお、今回の作戦はチルノと大妖精に参加してもらう、各員、一層奮闘せよ、説明は以上だ」


「それと、お前達に渡す物がある、受け取ってくれ」


そう言ってハンドガンを人数分出す、

全て違う種類だ。


桜にはM9、

健吾にはデザートイーグル、

シャムにはグロック18Cを、

メリーにはFive-seveNを、

蓮子にはPx4を、

霊夢にはP226を、

魔理沙にはガバメントを渡す。


「今まではアルファチームにはハンドガンは渡していなかったが、

今回は事情が違う、

今までは死ぬことは無かったが、一回一回の失敗が死に繋がる、

お前達の戦力増強もあるが、言い換えれば生きている証でもある、

絶対に、ハンドガンを回収させないでくれ、これは命令だ」


「ついでに、命令も言っておこう、

アルファチームならわかるな、では…

命令は三つ、

「「「「「死ぬな、

死にそうになったら逃げろ、

そんで隠れろ、

運が良ければ不意をついてぶっ殺せ」」」」」」


「…あら、三つじゃないじゃない」


「んなこたぁどうでもいい、ようは生きてりゃ万事どうにでもなる」


霊夢達が黙り込む。


「出撃は三十分後だ、それまでに準備しろ、解散」













Change view point 霊夢


「ちょっと霊夢と魔理沙、こっちに来なさい」


「なによ…なんかようがあるならここで話してちょうだい」


桜にいきなり呼ばれて別室に移動させられる。

周りを見て、誰もいないことを確認すると、全ての戸を閉めた。


「いいかしら、彼はあんなこと言ってたけれども、本当は誰も失いたくないだけ、過去に失った物があるから…

ともかく、必ず、生きて帰って来なさい!これは命令よ」


「失った物は教えてもらえるのかしら?」


「今は教えられないわ…時が来たら教えてあげるわ、ともかく、生きて帰って来なさい!」


少し怪しいけど…信じるしかないわね…








[紅魔館か襲撃されている


もはや訓練をしているだけではいずれ滅びてしまう


そう思い、紫に出撃許可を求めようとした時に来てくれてよかったかもしれない


全員の士気は高い、訓練で身につけた技術を生かしてもらいたい


もう、これ以上、誰も失いたくない


最初の目標は、屋敷外の敵を全滅させることだ]


Alpha team


Shiragami Shin

Maeriberry hearn

Usami renko

Hakurei Reimu

Cirno


Bravo team


Kamiji Kengo

Kannazuki Sakura

Shamrock S Churchill

Kirisame Marisa

Daiyousei


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