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東方戦争記  作者: 紅き蠍
序章 幻想入り
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第一話 幻想入り

〈学園都市〉

201X年に太平洋の緯度30°経度東経165°西経165°の間に突如浮上した島(どちらかというと大陸)に作られた国。

ここでは、最高級の学習を受けることができ、この学園都市のマザースクール(最初に建てられた大学)を卒業すれば人生の成功を約束されると言われるほど、

そうでなくても、ちゃんと卒業すれば人生不幸に終わらせることはない。


その為世界中から成功を夢見たものたちが集まってくる。


建てられた目的には秘密が…


〈治安維持班〉

学園都市内の治安維持のためにマザースクールができてから1年後に創られた警察組織。


学園都市内の治安のために今日も働いている。


人員は高校一年生から大学卒業後五年までが実践部隊で、

能力があれば過去の経歴一切無視というどこかの外人部隊のような組織で、反対意見が沢山あり、それとも日夜(物理的)戦っている。


そのなかのアルファチームは治安維持班全員の憧れであり目標。


第一話 日常


幻想卿は全てを受け入れる…それがたとえ残酷な運命だとしても

~妖怪の賢者の発言を一部改変~


[20xx:4.22:20:30 高度3000m 学園都市上空]



そこには、一人の女性が何かに腰掛けていた。



それは空が裂けたようなもので、その中にはたくさんの目玉のようなものがあった。



それに腰掛けていた女性は地上を走る車を見つけると

意味有りげな笑みを浮かべ…



数秒後にはただそこには真っ暗な空が広がっていた…


[20xx.4.22.18:30 学園都市88号線 「女性」発見二時間前…]



〈〈こちらHQ、アルファチーム応答せよ〉〉


「こちらアルファリーダー、感度良好」



〈〈敵拠点まであと五キロだ〉〉



「了解した」



〈〈頼んだぞ〉〉



〈〈こちらチャーリーリーダー、周辺の道路の封鎖が完了した〉〉



〈〈HQよりチャーリー、よくやった、そのまま警戒にあたれ〉〉



〈〈了解〉〉



〈〈こちらブラボーリーダー!!敵と交戦中!!応援頼む!!〉〉



〈〈HQ了解、デルタチームは応援に向かえ〉〉


〈〈デルタリーダー了解〉〉



俺たちの日常はいつも、こんな感じだ



〈〈HQよりブラボーへ、敵の戦力はどれくらいだ?〉〉



通信から聞こえてくる声



〈〈けっこう大きい!!俺たちの2倍位だ!!〉〉



それに答える悲痛な声



〈〈了解した、デルタチーム!急いでくれ〉〉



〈〈了解、後一分で着く〉〉



それに返事をし、周りの部隊に応援を求める声



……なにもかもが変わらない、俺たちの日常



そんなことを思いながら、俺が運転する車は走り続ける……



そのとき、気のせいか、歯車が回る音が聞こえた




□□□□









「こちらアルファリーダー、またせたな、現地に到着した」



〈〈了解した、突入のタイミングはアルファリーダーに任せる〉〉



「了解した」



〈〈健闘を祈る(グットラック)〉〉



「感謝する…さて、おまえら、ミーティングを始めるぞ」



「了解!!」



「ここは廃工場だ、一年前に操業を終了してからずっと放置されてきた、ここに二年前に潰した犯罪組織の生き残りがここに逃げ込み、根城とした、ここまではいいな?」



全員が首を縦に振る。



「よし、この工場は体育館のように細長いつくりになっている、その隣には事務棟があり、そこの上からは工場が見渡せるようになっている」



「よし、まずα-4からα-6まではあのビルを制圧しろ」



了解(ラジャー)



「それ以外は俺についてこい、いいな?」



「大丈夫だ、問題ない」



「よし、指示の確認をする、使用兵装は?」



「「「「「全兵装使用許可オールウェポンズフリー」」」」」



我々は治安維持班、犯罪者に対しての情けなど持ちあわせていない。



「指示は?」



「「「「「各自の判断で行動せよ(パーティータイム)」」」」」



作戦中は何が起こるかわからない、それゆえに自分たちで判断して身を守らなくてはならない。



「よし、ではアルファチーム、行動開始、各員、油断するなよ」



「「「「「「オゥケィ…レッツパーリィィィィィ!!」」」」」」



そうして俺たちは車から降りた。



まず、狙撃隊は塀に隠れながら隣のビルに移動した。



俺たちは門から中に入り、扉の前に移動した。


扉に耳をつけ、中の様子を探る、



「…かなり中に居るな」



「じゃあ、どうする?」



「こうするんだよ」



そう言って俺はカバンの中から円柱状のカンのようなものを取りだし、地面に投げつける。



カランカランカララララ…シュ-------



「こちらアルファリーダー、応援物資の投下を要求する」



〈〈了解、すぐに運ぶ〉〉



そう言うとすぐヘリの音が聞こえてきた、ヘリはトランクケースのようなものを4つ投下し、帰って行った。



ちなみに今投げたものは発信器付きのスモークグレネードだ。



俺はそのうちのくっついた2つのトランクケースを開く、中には…



「H&K MP5Kが二丁か、そっちは?」



俺はα-2…神無月桜(かんなづきさくら)に聞く。



「こっちはベレッタ92Fよ、謙吾のは?」



「こっちのはレミントンM870だ」



桜の問いかけに上地謙吾(かみじけんご)が答える。



俺は左右の腰に、謙吾は背中に、桜は肩にかけるタイプのホルダーにかけた。



俺たちは工場の扉の前にたった。



「準備はいいか?相棒?」



「いつでも良いぜ」



「よし、蹴破るぞ!!」


ズガアシァァァァァァ(グシャ)ァァァァァァン!!



入り口の2つの扉を謙吾と蹴破る、扉は古かったのか、それとも蹴破る力が強かったのか、倒れてしまった。



…ナニカガツブレタオトガキコエタキガシタケド、キノセイダ、



「よし、行くぞ」



俺はそう言い、倒れている扉の上を歩いた。



…ナニカヒメイノヨウナモノガキコエテキタケドキノセイダ



「治安維持班のアルファチームだ!!貴様らを窃盗、不法占拠、その他もろもろで身柄を拘束する!!」



すると、どこからか声が聞こえてきた。



「ふはははははは!!よくきたな!!アルファチーム!!わたしのn」



罪人の名前なんて聞くつもりなんてないと言いたげにハントガン[ダブルイーグル]をぶちこむ。



パァンパァンパァン!



「クソッ貴様人が話している時は最後まで聞けというのを知らないのか!!」



避けられた…何かごちゃごちゃ言っている、うるさいので銃口を向ける。



「クソッもういい!!野郎ども!!殺っちまえ!!」



その声を聞き、3人こちらに向かってくる。



「交戦開始」



「「了解!!」」



【推奨BGM ACECOMBATzeroより[zero]】



まず、1人に弾丸をぶちこむ、


パァァン!!



腹に命中し、気絶する。



もう1人が音に怯み、棒立ちしているところに殴る、


「グハァ!!」



左頬にヒット、気絶。



「この野郎!!」


1人が殴りかかってくる、その左手を左手で掴み手前に引き寄せる。



「なっ!?」



そこにあらかじめトンファーのように持っていたハントガンで殴りつける。



「ガハァッ…」



気づけば周りに気絶した3人の死体の出来上がり。敵のひるんだ様子が見られた。



「クソッ!!なんて奴だ!!仕方ない、全員突撃!!」



「ウオォォォォォォォォォ!!」



バイオ〇ザードのようにざっと五十人くらいの人間が襲ってくる、

おそらくハントガンで倒していたら、リロードしている間に攻撃されるだろう、



「BBW使用許可」



「「了解!!」」



そう言い、彼は腰のサブマシンガンを取りだし両手で構え引き金を引いた



パララララララララ!!



バイ〇ハザードアフターラ〇フのアリスのように二丁のH&K MP5Kから弾丸(ゴムスタン弾)が吐き出される、

その弾丸をくらいをバタバタと倒れていく人。



「リロードだ!!」



そう言い片方のマガジンを抜き、新しいマガジンを入れ同じようにもう片方にもマガジンを入れる、

その間、謙吾と桜が足止めとして銃を撃つ



バスン!!バスン!!バスン!!パァンパァンパァン!!



「リロード完了!!」



「ヤバイ!!くるぞ!!隠れろ!!」



また引き金を引いた、今度はばらまくのではなく、一点に集中するように撃った



パラララララララララララ!!



「リロードだ!」



また弾が切れ、リロードする、今度は敵が隠れてしまい、あまり数が減らなかった。



「そこだぁ!!」



1人がリロード中にこちらに駆け込んでくる

謙吾と桜が倒すために攻撃するが盾を持っているために防がれる



「危ない!!真!!」



奴がもらったと言う顔をする、

だが、彼はまだリロードしていない銃を上に投げ、右で腰の後ろに着けていたスタンロッドをさした



バチバチバチ!!



「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」



敵が感電し叫び声をあげ気絶する、

投げた銃をキャッチしてリロードする。最後のマガジンをリロード。

今度はセミオートに変更し、敵を1人ずつ狙い撃つ。



パァンパァンパァンパァンパァンパァンパァン!!カチン



弾が切れる、もう後はまだ使っていないデザートイーグルと弾が残り少ないダブルイーグルしか無い。

謙吾と桜の方を見るがどちらも弾が無いと首をふる

しかしあちらももう人数が少ない、一気にたたみかける。



パァンパァンパァンパァンパァン!!



残っていた弾だけで殲滅させた、

残りは敵の総長ただ1人。



「おい!!武器を捨て降伏しろ!!もう逃げられないぞ!!諦めろ!!」



「ふふふふ…ハハハハハハハ!!」



「ハッハッハッハッ!!これが私の全力全壊だ!!」



そう言い、後ろからガトリング砲を取りだし、こちらに向けてくる。



「マズイ!!隠れろ!!」



キュイイイイン…ブウオォォォォォォォォォン!!!!



毎分3600発で吐き出される弾から身を隠す、どうやら殺傷弾のようだどこで手にいれたのかわからない。

今隠れているのは厚さ20センチ程の鉄壁だ、どうやら元々味方が隠れるために作られた物のようだ。



「速く出てこい!!青鷲ィィィィィィ!!」



そんなことを言われたが出て行った瞬間ミンチになる、

しかし、彼はわかっていた。ただガトリング砲は撃ち続けると熱で撃てなくなることを。



ブウオォォォォォォォォォシュウウウウウ…



彼は撃てなくなったことを知るとゆっくりと体を出してこう言った。



「こいよベネット、銃なんて捨ててかかってこい!!怖いのか?楽に殺しちゃつまらんだろ、ナイフをつきたて、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見たいじゃないのか?

こいよベネット、怖いのか?」



某中佐のような言葉を発しながらゆっくり出て行くすると…



「ハハハハ、銃なんて必要ねぇ!、へへへへ、銃にもう用はねえ!ハハハハ、防弾着もいらねえや、へへへ、だれがてめえなんか、てめえなんて怖かねえ!!野郎ォブクラッシャァァァァァァ!!」



コマ〇ドーネタにノってくれたことに笑みを浮かべながら彼はベネット(仮)に向かって走りだす、

その時。



ズガアァァァァァァン!!



今までの音がくそみたいに聞こえてくそような銃声が鳴り響く。



「ガハッッ、どこだ!?どこから攻撃された!?」



そのスキに奴のすぐ近くまで移動し…



「これが今まで窃盗の被害にあった人の分!!」



腹に殴る、そして…



「そしてこれが、俺の分だァァァァァァ!!」



アッパーカットを奴の顎にぶちこんだ。

奴は豪快に吹っ飛び、頭から落ちた、すでに気絶している。



「ナイスキル、メリー」



〈〈ちょっと重くて大変だったわ〉〉


「何を使ったんだ?」



〈〈確かL96とかいうスナイパーライフルよ〉〉



どうやらあちらも応援物資を要求していたらしい、彼は通信先を変更し、



「こちらアルファリーダー、任務完了ミッションコンプリート























俺たちは本部に戻っている、

全員が疲れた顔をしているその時。



〈〈HQよりアルファリーダーへ、君たちの上空3000メートルに生体反応あり、確認してくれ〉〉



「はあ!?誤作動じゃないのか?」



〈〈それが何度やっても同じなんだ、他の機器使っても変わらないし〉〉



「はぁ、仕方ない、メリー!!こいつ使って見てくれ!!」



そう言い、俺は双眼鏡を渡す、こいつは写真も撮れる優れ物だ。



「わかった…んーとね、何も無いけど境界が見えるわ、それもかなり大きい」



「そうか…このこと本部に連絡しても信じてくれないだろうなぁ…」



「何も無かったって言ったら?」



桜が提案する。



「そうだな、こちらアルファリーダー、何も無かったぞ、やっぱり見間違いじゃないのか?」



〈〈了解した、今回の作戦の報告書、ふざけずに書けよ〉〉



「へいへい、善処しますよぉー」



そう言ってまた走る、しかし一体なんの境界だったのだろうか……


















[20xx:4.23:08:30 卯月高等学校3年2組教室]



アルファチーム全員が集合した。



「おはようクソッタレども!!昨日はご苦労だった」



「今日は一日中フリーだよね?」



宇佐美蓮子がきいてくる。



「残念ながらそうじゃない、また新しく依頼が入った」



「えぇ~」



「文句言うな、俺だって嫌だ、駄菓子菓子だがしかし、任務だからな、諦めろ」



蓮子が落胆する、それを無視して話しをする。



「今回入った任務は不審者の確認だ、内容はいたってシンプルだ、

最近市街地に変な格好をした女性が出没している、

我々は彼女の身元確認をして敵性が低いと判断したら厳重注意、

それ以外であれば実力行使もやむを得ないとの上層部のお達しだ、詳しい行動は1日の過程が終了してから説明する」



「了解よ!そうと決まればさっさと1日を始めるわよ!!確か一時間目は物理だったかしら?そうと決まればさっそくいくわよメリー!!」



「え!ちょちょっと待ってよ蓮子ぉぉぉ!!」



蓮子がメリーの手を引っ張って走り去っていく、だけど…



「一時間目は、国語なんだけどなぁ…」



そのあと、2人は先生に叱られていました。














授業中にここのことやその他もろもろを画面の前の君たちに説明しよう。



俺の名前は白神真、治安維持班の武装鎮圧及び調査課のアルファチームのリーダー…隊長だ。



治安維持班のことについてはあらすじを見てくれ。



昨日おこなっていた行動は敵性勢力の鎮圧、俺たちに入ってくる任務はいつもそんな感じ。



だが時々このような俺たちにはあまり入ってこないような任務が入る。



そういうときは大体いいことが起こらない、例えば突然敵が乱入したり、調査対象が曰く付きだったりする。



今回も嫌な予感がするなぁ…と思いながらノートをとっていく。



この時は思いもしなかった、まさか今まで以上のことに巻き込まれるなんて…











[20xx:4.23:15:30 治安維持班専用ミーティングルーム]



「よしではミーティングを開始する、

朝も言ったとおり不審者の確認をする、

敵性が低いと判断した場合は厳重注意、それ以外であれば実力行使もやむを得ない、

何か質問…どうしたシャムロック!!」



質問させる前にシャムロックがビクッと反応する。



「今、一瞬未来が見えた」



シャムロックには一瞬だけ未来がフラッシュバックするようにして見えるらしい、実際何度も当てている



「それは本当か!?どんな感じだったか?」



「場面のようにしか見えなかったけど、車、飛行機、火、森、それしか見えなかった」



「車はいいとして…飛行機と火が気になるなぁ…」



「それ以外は霧がかかっているようになっていて思いだせない」



「…そうだな、今回の任務は持てる武器を全部持っていこう、それで何か質問はないか?ないようだな、それでは10分後に武装して第1ハンガーに集合しろ、では解散!!」











隊長の手記



[普段入らないような任務が入った



しかも悪いことにシャムロックの予言まで入った



飛行機と火が気になるが一体対象は何なんだろうか?



わからないまま終わるのは嫌だが、今は任務に集中しよう]























ちなみにすでに目標の家はわかっていたりする。



「こんにちは~治安維持班で~す」



「三河屋で~すみたくいうなよ」



謙吾がなんかいってきたけど無視…しかしこないな。



「やっぱ警戒されてるんじゃない?」



「しかたない、これを使うか」



そういって左腿にさしてある[デザートイーグル]を取り出す。



「おいバカやめろ!!」



「知ったことか!!出てこないほうが悪いんだよ!!」



騒ぎたてる謙吾を横目に俺はカバンから鍵開け(物理)用拳銃弾ショットシェルを3つだす、

マガジンに入れて装填、鍵穴に向けて発砲。



ズガアァァァァン!!



一応ハンドガンなのだが発砲音が違うでも気にするな、鍵は開いた(物理)



「よし、入るぞ」



「……後で訴えられてもシラネ」



中に入るが、人の気配がしない、

いないかよほど気配を消すのに優れているか…後者だと危険だ。



「シャム!!蓮子!!メリーは一階を調べろ!!」



指示をして二階に上がる。



二階には部屋が3つ、小中大と大きさがある。



桜には小さい部屋を、謙吾には中くらいの部屋を調べてもらう。



ゆっくり扉を開け中を調べる。



大きな社長が使うような大きな机の上に二枚の紙。



一枚はお札のような白紙の紙。



もう一枚には……空港の案内、そのはしには。



【16:10 5番ゲート】



最初は何のことかわからなかったが意味がわかると俺は叫んだ。



「クソッタレ!!奴は飛行機で逃げるつもりだ!!急いで追うぞ!!」



大声をはりあげて車にむかう、“飛行機”というのはそういう意味か!!



「急げ!!離陸するまで時間がないぞ!!」
















[20xx:4.23:16:55 学園都市国際空港]



ズカシャァァァァン!!



空港のフェンスの扉を車で体当たりして突破する。



「HQごめんフェンス壊した、後で直しといて」


〈〈こっちの身にもなれよ〉〉


5番ゲートだから…あそこか…ジャンボジェット!?しかもタラップ使うって…



「急いで乗れ!!」



俺はチームに急がせる、最後に俺が飛行機に飛び込み扉が閉まる。



〈〈こちらHQ、飛行機のタキシングを無線で勧告しているが反応がない、

急いでくれ、最悪離陸してしまう〉〉



「了解した、すぐにむかu」



バァン!!キィィィィン!!



「なんだ!!フラッシュバンか!!」



一歩踏み出したとたんに強烈な閃光と爆音が襲う、どうやらワイヤー仕込みのトラップが仕込まれているらしい。



「急がなきゃいけないときに!!どんだけ訳ありなんだよ!!」



自分たち以外に乗客はいないようだ。

視力が戻り、気をつけながら素早く前に進む。


しかし、機体の3分の2進んだところでHQから連絡が入る。



〈〈機体が滑走路に入った!!これ以上立ったまま活動するのは危険だ!!直ちに席に座れ!!〉〉



「チクショウ!!後少しなのに!!」



「いいから座って!!真!!」



桜にも言われすぐに座る、シートベルトをした瞬間機体が速度をあげる、



キィィィィィィィィィィン!!



ついに機体は離陸してしまった。










飛行機がやっと水平になり、ついていたシートベルト着用サインも消えた。



「HQ、現在地はどこか教えてくれ」



〈〈……ザザッ………ザ〉〉



「おい!!HQ!!応答してくれ!!」



〈〈……ザザッ…………〉〉



その時一瞬だけ暗くなった、すぐ窓を見たがもうなにも無かった。



「HQとの通信が繋がらない、これからは俺が指揮する」



「「「「「了解」」」」」



俺たちは前へと進む。

コックピットに続く扉を開ける。



「誰も……いない!?」



ズドォォォォォォォン!!



突如激しい衝撃が身を襲うコックピットの中は警告音が鳴り響く。



【警告、エンジンが炎上しています、直ちにエンジンを止めてください】



ヤバそうな警告音と共に機体が揺れる、俺は急いで操縦輪を掴む。



「こちらJA8253!!緊急事態発生エマージェンシー!!応答願う!!」



当然、聞こえてくるのはノイズだけ。



「みんな何かに掴まってろ!!一番、二番エンジン緊急停止!!」



強制的にエンジンを止める、

タイミングをはかって機首をあげるしか方法がない今、燃えたままのエンジンはかえって邪魔な上に、不時着した後燃え広がるかもしれない。



高度計の数値がどんどん下がる、3000……2000……1500!今だ!!このタイミングで機首をあげる!!

機体がだんだん水平になる、が、限界のようだ、地面に衝突する。



ズガガガガガガガガガガァァァァン!!



俺はそこでゆっくりと意識を落とした。

テスト投稿も兼ねて投稿しています

文字数が8000…減らした方がいいですかね?

基本はモバスペBOOKが優先な為、すこし遅れて投稿になりますがご了承ください。

ここはこうしたらいいなどのアドバイスが欲しいです、気軽に教えてください。

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