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東方戦争記  作者: 紅き蠍
第四章 スキマ妖怪の苦悩
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第十五話 妖怪への目覚め

[2050:8.09:11:30 博麗神社]

「それでは、ありがとうございました」


「大丈夫だ、帰ってゆっくり休んでくれ」


ようやく妖夢達の体調が完全に治ったため、冥界に帰ることになった。

それよりも、俺の昨日の風呂に入った後の記憶が無いんだが?


妖夢はブルーイーグル隊にいれずに、冥界に残すことにした。

ただでさえ戦力が2人しかいないのに一人さっぴくのは危険だ、一応、桜から妖夢に剣術の応用戦闘方は教えてあるが、それでも心配なので通信機を渡しておいた。


「お肉美味しかったわ~またご馳走させてもらいますわね~」


できればやめてもらいたい、食料が底をつきかけた。


その後、全員にお礼を言って妖夢と共に飛んで行った。


「さぁて、俺たちも行くか」


そう言いCH-47チヌークを召喚し、蓮子とメリーを載せて飛んだ。





































Viewpoint change マエリベリーハーン



真が召喚したヘリに乗せてもらい、蓮子と一緒に人間の里に向かった。

けど、途中で眠くなってしまい、寝てしまった。



その夢は最悪だった。



血まみれで倒れている真。



その手前で傷だらけの蓮子。



私の手は爪が異常に伸びていて、手は血だらけだった。



私が…真を…殺した…?



殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した…




『ああああああああああああ!!』




「ちょっと!メリー!いつまで寝てるの!」



そこで目が覚めた。



「もう、いつまでたっても起きないから先に買い出し済ませちゃったわよ!」



そんなに寝ていたの…



「それでね…私、少し強くなったわよ」



「え、どういうこと?」



「まぁ、見てなさい…明瞭たる光よ、闇夜を照らせ…ライト!」



すると蓮子の手のひらから光の玉が現れる。同時に足元に少し明るい黄色の魔法陣が現れる。あまりの眩しさに目を瞑ってしまった。



「あ~少し明る過ぎたかしら、まだまだ未熟よね…」



「えっと…どういうことなの?」



蓮子は答えずにヘリに荷物を積み込んでいる真が答えた。



「あぁ、俺が買い物しているあいだ聖白蓮という人に魔法を教わったらしい…まだ扱いがわからないそうだが」



「はぁ、そうなのね」



「それよりも急いで神社に帰るぞ」



「どうかしたの?」



「緊急の作戦だ、直ちに部隊を編成する」






























Operation meeting


真「先ほど藍に会った、藍は紫の式だ」



「彼女が言うには紫が出て行ったきり帰って来ないらしい」



「そこでだ、彼女は自分の式をその向かった場所へ送ったらしいが、連絡が途絶えている」



蓮子「そこで、私達の出番なのね」



真「あぁ、そうだ」



メリー「なら全員で行くの?」



真「こちらにはまだ気づいていないため、潜入だ、俺と蓮子、メリーで行く」



メリー「狙撃ね、任せて頂戴」



蓮子「なら私は護衛ね」



真「我々が道を開く、全員作戦準備開始」





































妖怪への目覚め

8月9日、15:21:13

マエリベリー・ハーン

ブルーイーグル隊

場所不明



「よし、目の前に敵だ、右を殺ってくれ」



私はSR-25を持って真達と行動している。

私の銃は真が。



「弓だと火力不足だし射程が足りないから銃使ってよ」



と言われ、真に預けておいたスナイパーライフルを出して組み立ててもらった。

これは私用にカスタムがされていてグリップが私の手に合うように彫られ、

銃口にサプレッサーを付けられるよいに逆ネジを彫り込み、バレルの部分にも徹底的に改良されている、私の為の銃。



「合わせたな……3…2…1…」



指示された敵に照準を合わせる。



「ファイア!」



指示された瞬間に発砲する。



パシュッ!



真とともに撃った敵が倒れる。

サプレッサーを付けているため静かに敵を倒せる。



真は今回PSG-1を持って来ている。

やはりサプレッサーを付けている。



「私にも狙撃銃持たせてよ…」



移動する時に蓮子が言う。

真は森林迷彩を着て、私達は光学迷彩を着ている、なんでも真は、技術に頼ってばかりじゃ自分の力がわからないらしい。



「お前狙撃できないだろ」



「私だってやればできるもん!」



「試射場のスナイパーレンジの壁を穴だらけにした奴はどこの誰だったかしら?」



私が皮肉っぽく言う。



「どちらかというとあんたは粗撃だけどな」



真も言う。



「じゃあ、なんで私を連れてきたのよ、霊夢ちゃん連れてきたほうが良かったじゃない、あの子狙撃できるし」



私達は霊夢がいないところではちゃんを付けている、私達より年齢が下だからね。



「あんたは近距離戦得意だろ、代わりにお前には傑作サブマシンガンのMP5与えてるんだから我慢しろ」



蓮子がうなる。



「また敵がいるぞ、お前は左を殺れ、タイミングは任せる」



再び敵が現れた、私は左の敵に照準を合わせ、お互いが違う方向を向いた瞬間に発砲する。



パシュパシュッ!



発砲した瞬間、真が同時に発砲した為、敵は気づかなかった。



「クリア、前進しよう」



また森の中を歩く。

今回の作戦の詳しい位置はわからない。



「伏せろ、敵の大群だ」



見ると歩兵や戦車、輸送トラックが道を走っていた。



「服が汚れるわ…」



静かに独り言を言う。



「かなり規模が大きいな、どんな場所なんだ?」



「確かに、戦車まであるわね、ただの収容施設だと思ったけど」



立ち止まって考えてもしょうがない、また歩みを進めると。



「まて…何か聞こえる…」



真が止める。



この音は…?!



「ストライカーだ!」



輸送装甲車が丘の裏からあがってきた



「森に逃げるぞ!」



私達は横道にそれて装甲車から離れる。

後ろから40mm砲の音が聞こえてくる。



「なんで潜入なのにいきなり装甲車に見つかってる訳?!」



「知るか!いいから走れ!バラバラになっても知らんぞ!」



40mm砲に直撃したら四肢がバラバラになってしまう。

私達は必死に森の中を抜けていく。



「……巻いたみたいだな、運がいい、ちょうど目標の建物についたな」



見ると建物の一部が森林用の迷彩カラーリングされているのが見えた。



建物の中に入り、しばらく廊下を渡って行くと、調理室のような部屋を見つけた。



「この部屋には敵はいないみたいね」



「調理室だな、時間的にしばらくここには敵は来ないだろう、蓮子、メリー、この部屋を確保しておいてくれ、俺は紫を探す」



「了解、気をつけてね」



そう言って真は出て行った。


時間「十月以内に終わると言ったな?」



紅き蠍「そ、そうだ、だから自由な時間を」



時間「あ れ は 嘘 だ」



紅き蠍「うわァァァァァァァァァ!!」



作品「あいつはどうしたの?」



時間「離して殺った」



はい、という訳でまだまだ続きます

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