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東方戦争記  作者: 紅き蠍
第三章 亡霊の行方
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第十二話 open fire!

【推奨BGM Border of my life】


ズガガガガガガガッ!!



全員が設置した大量の土嚢に身を隠す。

隠れた頭上を赤、青、紫などの沢山の色の弾幕が通っていく。



「うぉう!こいつはキツイな、指一本出せない」



おそらく、出した瞬間指がもげるだろう。

気がつけば土嚢も破壊されそうだ。



「おい!壊されそうだ!もっと頑丈な物だせ!」



「核シェルターなら出せる!」



有無を言わさず核シェルターを召喚。

その瞬間土嚢が壊れた為、全員核シェルターの壁に張り付く。全員にM4カービンを渡しておく。



「これからどうするんだ!?」



「知らんがな!」



「花を攻撃してみなさい」



突然隣に咲夜が来てビックリ。



「あんたいつの間にここに来た?」



「私は時を止められるのよ」



なるほど、と思い隠れたままライフルで攻撃する。



「グルアァァァァァァ!!」



大きな唸り声を上げ怯み、攻撃が一時的に中断した。



「今だ!一斉攻撃開始!」



全員で一斉に攻撃を開始する。

嫌がっている様子から効いているようだ。



「効いているみたいだな、攻撃を花に集中しろ!」



先ほどのように花を攻撃してから全員で一斉攻撃を繰り返す。



「奴、怯んでるぜ!このまま一気に押して押して押しまくれ!」



「グオオオオオオオオオ!!」



かなり大きな唸り声を上げ、攻撃しなくなった。



「やったか?!」



健吾がそう叫んでしまう。



「グ、グ、グルアァァァァァァ!!」



「まだ生きてやがる!」



やったか!?→やってないの流れは存在していた。

奴はもっと強力な弾幕を張ってきた。

その数、見えるだけでも五百程。



「ゲームでいう第二段階、ってヤツだな、とりあえず花を攻撃しろ!」



先ほどと同じように花を攻撃する、が、効いていない。



「おい!効いてないぞ!どういうことだ!?」



「知らんがな!!」



むしろ弾幕が厚くなっている。



「真!そこから逃げて!」



霊夢が叫んだ、

何が…



その後俺が見たのはこちらに向かってくる一つの大型弾幕だった。



ズドオォォォォォォン!!



薄れていく意識の中で聞こえたのは仲間の悲鳴だった。







































…起きなさい………



また、呼び声が聞こえる。

面倒くさいので一回言われただけで起きる。

壁が無い白い空間にいるようだ。



声がした方を見ると後光が差してよく見えないが、人のようだ。



こっちに来なさい…



頭に直接語りかけてくる。

頷いて彼女?についていく。

今気づいたがハンドガン以外は一つも持っていない。



Mission Update

女性についていけ



ただひたすら彼女の後ろを追っている。

……何だろう…どこかで見たような後ろ姿だ。



着いたわ、ここが目的地よ…



周りを見るがなにも無い。

何の為にここに連れて来たのだろう。



ここは貴方がここまで生きて行った時に犠牲になってしまった人が集まっているわ…今は誰もいないけれど…

いい、貴方は沢山の人の犠牲からなっているの、その人達のことを考えて行動しなさい…




次の瞬間、目の前が光で覆われた。




















































…真…!



……真!



「起きて!こちらの攻撃が効いていない!結界で弾かれている!」



目が覚める。自然と視界に大量の弾幕が見える。



「何だと…結界なんて張っていたのか?どうりで効かないはずだ…」



どれだけ分厚いのか試す為に迫撃砲をぶち込む。

すると砲弾が爆発しないまま、見えない壁にめり込んでいた。

そこへハンドガンを撃ち込む。

炸裂、煙が晴れ、結界が無事な事を確認する。



「かなり強力だな…」



刺さった後に起爆した為かなりの威力になる筈…



どうすれば…





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