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麻布十番物語  作者: 由妃
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エッチを拒否するアンドレ

昨日の夜、眠れず、暇だったし、アンドレが起きてたので、とりあえず


「今日はアンドレと寝るーー!」と、言ってみた。すると、激怒するアンドレ。


「おまえは、勝手に居候してるくせに、家の事もやんないで、そんなことばっか言って!そんな体力あるなら、台所を片付けろーー!」



目が…鮫のようだった!怖すぎる!



そして、その鮫のような真っ黒に激怒した目で、延々と説教され、すごく不幸な気分になって寝た。




アンドレは、カブトムシの世話をしていたのだ。深夜まで…。卵から孵したカブトムシの世話を邪魔されて、ものすごく怒るアンドレ。


私はもう、誘ってやらん。怖いし。





ときどき、朝帰りするアンドレ。別に付き合ってないけど、一応、理由を聞いてみた。


「八王子の山にカブトムシをとりにいったけど、こんな小さいクワガタしか採れなかった。」と肩を落としていた。


ここは麻布十番。飲むところは、いっぱいあるし、六本木まで歩いて行けば、巻髪のアゲハ嬢がいるキャバクラも、いっぱいあるのに………。



アンドレやっぱり、馬鹿だな。ここから、八王子って、どんだけ遠いんだよ。


アンドレの同僚にもカブトムシマニアがいて、その同僚と一緒に山にいってるらしい。同僚の息子は、おばあちゃんから溺愛されて、ヘラクレスとかグラディスとか、飼ってて闘わせてるらしい。でも、闘わせると、穴あいちゃうらしいよ。

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