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麻布十番物語  作者: 由妃
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レッドアイ

麻布の十番スタンドに寄ってら、二人の外国人が樽の席で面白そうに話し込んでるのを見かけた。


オーストラリア人のマイケルとキリング。


話に割り込む口実に、ライターがないフリして、火を貸してと言ったら、ワンハンドレッドイェンフォーハンドレットイェンと言われたので、シット!と思わず言った。


そしたら、マイケルがおー彼女はシット!lと言ったぞとか言って、マイケルのボスのキリングがまあまあという感じで、私の煙草に火をつけてくれた。


久しぶりに男に火をつけてもらう煙草は格別だった。


私はたどたどしい英語で、どこから来たのと聞いたら大阪と二人とも言う。マイケルはチャラ男で西成が一番好きだと言うので、キリングと私はスラム街じゃんとびっくりした。


私は西成に、マザーテレサが行ったこと、英語の教科書で読んだって言ったら、二人ともびっくりしてた。


あと、マイケルはラオスで、船でバスを渡る話が出たので、ラマンの映画と小説のことを話した、。英語では、ザ ラバーで、byMDだと教えた。


おー!ホームワークが増えたぜとマイケルが言う。


異邦人と気軽に話が出来るこの麻布十番が私は好きだ。


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