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バレンタイン

バレンタインがもう直ぐで今年はパパにどんなチョコをあげようかなんて考えていたら。

海が凄い事になっちゃたの。


バレンタインディーが近づいた日曜日。

隆羅は表参道のオープンカフェで眠そうな顔をしながらコーヒーを飲んでいた。

その傍らでは海が雑誌の取材に応じている。

それは数日前の1本の電話から始まった。

隆羅が帰宅しリビングで一休みしていると携帯が鳴った。

「もしもし、高良さんの携帯で宜しいでしょうか? 私、雑誌Kanonの卯月と申します」

聞き覚えのある声だった。

「はい、高良ですが」

「あのう、海さんの連絡先を知りたいのですが」

「ああ、海ならちょうどココに居ますよ」

「海、Kanonの記者から電話だぞ」

「はーい」

海はキッチンで料理をしていて、隆羅に呼ばれて携帯を受け取って話をしながらキッチンに歩いていった。

「もしもし、みな、あっ。海ですけど」

「この間のミスコンの結果なんですけど」

「ええっ!」

海の驚いた声が聞こえて少しするとキッチンから焦げ臭い匂いが漂ってきた。

海が携帯を持ったまま放心状態になって固まっていた。

隆羅がコンロを見ると小鍋が焦げ付いて煙を出している、隆羅が慌てて火を止め鍋を水につけた。

「おい、海。どうした? キッチンで何を…… 海、大丈夫か? 真っ青な顔して」

海が持ったままの携帯から声が聞えてくる。

「もしもし、海さん?」

隆羅が海から携帯を取り話をする。

「申し訳ない電話代わりました」

「あのう、実は……」

「判りました。確認をしてから折り返し連絡しますので」

隆羅が話の内容を聞いて携帯を切って海を見ると、海は今にも気を失いそうな感じで立ち尽くしたままでいた。

「海、凄いじゃないか。おめでとう」

「た、隆羅? どうしよう」

「取材受けるしかないだろう。今さら」

「嫌、絶対に嫌!」

海が困惑した顔で隆羅を見つめる。

目に涙を浮かべていた。

「そんな、駄々をこねてもしょうがないだろう」

「隆羅が記念にって言うから出ただけなのに」

「じゃ、どうするんだ? 断るのか?」

「断りたい、でも迷惑掛かるかなぁ」

「当然掛かるだろうな。今から準ミスを繰り上げて記事を書き直して、準ミスの子もいい気分じゃないだろうな」

隆羅に言い聞かされて海が俯いて申し訳なさそうな顔をしながら少しだけ考えて答えを出した。

「受ける、取材」

それは今にも消えそうな声だった。

「それじゃ、OKの返事して良いんだな」

「うん」

隆羅が海の気持ちが変らないうちに卯月の携帯に連絡をした。

「取材のほう、OKですので」

「そうですか、良かった。断られたらどうしようかと思っていたんですよ。詳しい事なんですが宜しいですか?」

隆羅が詳しい日時と段取りを聞いてメモをする。

「申し訳ないのですが、海に同行して構わないですか?」

「えっ、高良さんがですか。お忙しいのでは」

遠まわしに記者が嫌がっているのを感じる。

あれだけ脅かしたのだ、出来る事なら海だけで取材をしたいのが手に取るように判った。

「海が、一緒に来ないと取材を受けないと駄々をこねているものですから」

「そ、それなら構わないですよ。是非ご一緒に」

「それじゃ、次の日曜日に2人で伺いますので。宜しく」

隆羅が電話を切り海に声を掛けると海はボーとしたままだった。

「海、今度の日曜日だ。良いんだな」

「うん」

「お前が主役なんだぞシッカリしてくれ」

「うん」

「一緒に行ってやるからな」

「えっ、う、うん」

「大丈夫なんだろうな……」

海は気の抜けた返事しかしなかった。

隆羅に不安が過ぎる。


日曜日の朝、出かける準備をする。

隆羅の不安は的中した朝から海は浮かない顔をしていた。

「本当に、その格好で行くのか?」

海の格好は地味なチェック柄のワンピースにレギンスを穿いて隆羅の大きなベージュのパーカーを着ていた。

「これで良いの。隆羅だって普段着でしょ」

「まぁ、服は向こうが準備しているだろう。それじゃ行こうか」

確かに海の言うとおり隆羅も普段の格好にジャケットを羽織っているだけだったが取材を受けるのは海1人のはず、ただの海の屁理屈だと隆羅は聞き流した。

待ち合わせの出版社に2人で向かう。

車を駐車所に止めて出版社に行くと卯月が待ちわびていた。

「おはようございます。海さん」

「おはようございます」

「こちらへどうぞ」

海が挨拶をすると応接室に通されてしばらくすると、社長と編集長らしき人が現れた。

「あなたが、海さんですね。始めまして。私は代表の神崎と申します。そしてこっちが編集長の嶋中です。この度はおめでとうございます」

「あ、ありがとうございます」

海は緊張の面持ちで答え頭を下げた。

「それから、こちらは? 卯月君」

「ええっと」

「私、海の友人の高良と申します」

「えっ、はぁ。友人の?」

隆羅が例の名刺を渡すと社長と編集長の顔が強張った。

「こ、これは失礼致しました。卯月君お茶を急いで」

「はぁ? はい」

卯月が不思議そうな顔をしながら慌ててお茶を出す。

しばらく雑談をして賞金と賞品の簡単な授与式が行われて取材に向かう事になった。

「車で来ているものですから。現場まで案内お願いできますか」

「そうですね。場所は表参道になりますので」

「表参道ですか。それじゃヒルズの前で落ち合うと言う事で良いですか?」

「大丈夫ですよ。それじゃヒルズの前で」

「それじゃ、失礼します」 

隆羅がその場を仕切り出版社の人達に挨拶をして駐車場に向かう。


隆羅達が出版社を出たのを確認して社長と編集長が卯月の所にやって来た。

「卯月君。彼は彼女とどういう関係なんだね」

「えっ、恋人同士ですけど。何か問題でも?」

「くれぐれも粗相の無いようにな」

「大丈夫ですよ。もう3回目ですからこの間は彼の叔父さんでしたけど」

「そういう問題じゃ無いんだよ」

隆羅から受け取った名刺を見せられる。

「水神エレクトロニクスコーポレーション 代表取締役? ですか」

「MECの社長と言った方が早いかな」

「そ、そうなんですか大丈夫です。任せてください」

卯月がその場をなんとか取り繕いカメラマンと数人のスタッフで撮影現場に向かう。


待ち合わせ場所の表参道ヒルズの前に隆羅と海は居た。

木枯らしに並木の落ち葉が舞っていたが日差しが出ていてそれほど寒さは感じない日だった。

「海、そろそろ機嫌を直したらどうなんだ?」

「機嫌悪くないもん」

「そんな仏頂面でか?」

「隆羅には関係ないじゃん」

「そうか、恋人の俺には関係ないんだな」

「そ、そんな事……」

海が口を尖らせて言葉に詰まる。

「言ったはずだぞ。どんなに高価なゴージャスな格好をしていてもTシャツにGパンだけでも、俺の大好きな海には変わりはないだろう。海は海で居れば良いんだと」

「ゴメン、そうだね。私は私なんだよね、でもミスなんて」

海が空を見上げる。そこには抜けるような冬の青空が広がっていた。

「もう少し、自分に自信を持ったらどうなんだ?」

「そんなの、無理だよう。自信なんか無いもん」

「でも、読者のみんなが海の事を選んでくれたんだぞ」

「だけど、無理」

「そうか、ならせめて笑顔で居てくれないか」

海が隆羅の顔を見ると切なそうな目をしているのに海が気付いた。

隆羅が責任を感じている事を海は感じ取った。

「隆羅、ゴメン。隆羅のせいじゃないからね」

海が隆羅のジャケットの裾を掴むと隆羅が優しく海の肩を抱いた。

「お待たせしました」

卯月達が到着してやって来た。

「取材場所はこの先のオープンカフェになりますので」

「隆羅、行こう」

「そうだな」

海が隆羅に笑顔で言った。

そこにはいつもの海が居た。隆羅も笑顔で答えた。


案内されたのは表参道のケヤキ並木が見えるとてもお洒落なオープンカフェだった。

お昼までまだ時間がある為か人通りはまだ少なかった。

隆羅は少し離れたテーブルでコーヒーを飲んでいる。

海は卯月達と打ち合わせをしていた。

「普段着のままじゃ、まずいから着替えてもらうけど良いかしら?」

「構わないですけど」

「それじゃ、彼女を宜しくね」

スタイリストを呼び着替えをする事になる。

大型のワゴン車の中で着替えをする。

しばらくするとワゴンから海が出てきた。

「う~ん。なんだかいまいちね」

「そうですか、それじゃこのパターンで」

「それもどうかしら」

色々なパターンの写真をスタイリストが卯月に見せるがなかなか決まらずに、スタイリストも困惑の表情をし始めた。

「しょうがないな、何をしているんだ」

隆羅が席を立ち卯月に声えを掛ける。

「休憩にしましょう。30分だけ」

「でも、時間が。判りました」

隆羅の顔色を伺い卯月が渋々OKを出すと隆羅が歩き出した。

「海、ちょっと付き合え」

「えっ、何処に行くの?」

海が慌てて隆羅の後を追いかける。

「まったく、時間が無いのに。本当にあの人、そんなに偉いの?」

「MECって大企業ですからね」

「あのね」

カメラマンが茶々を入れると卯月がカメラマンを睨んだ。

「すんません」


隆羅は何も言わずに表参道ヒルズの中に入っていった。

「待ってよ。隆羅」

隆羅は辺りを見渡しながら何かを探している。

海がやっと追いついた。

「もう、待ってって言ってるのに、隆羅のバーカ」

首元にレースがついたカットソーと洗いざらしの様な感じの白い綿麻の平織りシャツを渡される。

隆羅が直ぐに会計を済ませる。

「ねぇ、これに着替えるの?」

「そうだ」

海が試着室で着替えを済ませて出てくると隆羅が辺りを見渡しながら歩き出した。

「次だ」

「ええ。まだあるの?」

数件の店舗を回り海は上から下まで着替えさせられた。

グレーのカットソーの上に白いシャツ、スカートは茶系の柔らかいミニのプリーツスカートに自前のレギンス。

足元はスエード地で大きめのリボンで編み上げられボアがついたこげ茶色のブーツ。

そしてコートはキャメル色のショート丈のダッフルコートで大き目のボタンがついていて襟元にベージュのファーが縁取りされていた。

「行くぞ」

「もう、隆羅のバーカ」


20分ほどで現場に戻る。

表参道を歩いていると海とすれ違う人が皆振り返った。

「もう、何処に行ったのかしら」

「お待たせしました」

「あまり時間が……」

隆羅がスタッフ達に声を掛ける。

卯月が海の姿を見て驚いていた。

「こ、これよ! この感じ。直ぐに撮影を始めましょう」

卯月の掛け声で撮影が始まる。

今回はカメラマンだけじゃなく他にも数人のスタッフが居てレフ板なども使い本格的な撮影だった。

海は笑顔だったがかなり緊張していた。

「なんだか表情が硬いわね」

「そうですね。でもこんな本格的な撮影初めてじゃ仕方ないすよ」

「少し休憩を挟みましょう」

「海さん。少し休憩しましょ」

「はーい」

海が隆羅の座っているテーブルに向かって歩き出した。

「海、お疲れ様」

「まだ、終わってないけどね」

「ケーキでも食べるか」

「うん」

隆羅がケーキとドリンクを注文して楽しそうに隆羅とおしゃべりをしていた。

「あれよ、あの笑顔よ。気付かれな様に撮りなさい、良い事」

「はい、分かりました」

カメラマンが海にレンズを向ける、隆羅が直ぐに気付くが止めはしなかった。

海に気付かれないように話をしていた。

「美味しいよ、隆羅。このケーキ。チョコレートムースにナッツの香りがとてもいい感じで」

「本当に、海は食べてる時が一番幸せそうだな」

「それは違うな。隆羅と一緒の時が一番幸せだもんね」

「そうか。そうだな」

「うん」

満面の笑顔だった。

その後も撮影は続けられた。

隆羅が見ていると海は自然に笑顔になった。

「ねぇ、海ちゃん。その服は海ちゃんのチョイスなの?」

「えっ、これは彼が選んでくれたんですよ」

「そうなんだ、流石だね。海ちゃんの事を良く判ってるんだね」

「えへへ、そうですか?」

「そうじゃなきゃ、そんなセンスの良い服チョイスできないわよ。でも、編集長にまた怒られるわね」

「えっ、何でですか」

「うちはファッション雑誌だからね。何処のショップのどんな服で値段まで調べないといけないの」

「それなら彼に聞けば良いじゃないですか」

「聞けるくらいなら苦労しないわよ」

「それじゃ、私が聞いてきてあげますよ。レシート持っていると思うし」

「本当に助かるわぁ。それじゃお礼にココのバレンタインの一押しチョコレートをプレゼントするわ」

「えへへ、約束ですよ」

そんな、会話をしながら撮影は無事に終わった。

「お疲れ様でした」

「それじゃ、私達はこれで失礼します」

「これ、洋服のリストです」

隆羅が挨拶をすると海が簡単に書いたショップと洋服のリストを卯月に渡した。

「ありがとう。海さん、またね。これは例の物ね」

「ありがとうございます」


表参道ヒルズに行き車を取り自宅に向かう。

カフェの前で撤収をしている卯月とスタッフにクラクションで合図をする。

「うひょ! 凄い車に乗ってるなぁ。ケッターハムか流石だなぁ」

「でも、不思議なカップルよね。年の差もあるけれど何か裏がありそうね」

「もう、下手な詮索は命取りですよ」

「知りたくないの?」

「そりゃ、僕だってカメラマンの端くれですから真実は知りたいですけど」

「じゃ、帰りに寄って見ましょう」

「何処にですか?」

「MEC本社、この近くよね確か」

「マジすか。知らないですよ」

卯月とカメラマンは2人だけでMEC本社のロビーに居た。

「卯月さん、まずいですよ帰りましょうよ」

「何を大の男がビビってんのよ」

社長の事を聞こうと卯月が受付に話しかける、受付のスタッフが怪訝そうな顔をしている。

「申し訳ございません。アポ無しでは困りますので」

「そんな事言わずにさ。ちょっとだけ話を聞かせてよ」

その時、ロビーの自動ドアが開き数人の男性が入ってきた。

「あっ、社長」

受付の従業員が口を滑らせた、卯月がそれを見逃すはずも無く社長に向かい歩き出し名刺を見せた。

「突然で申し訳ございません。私、こう言う者ですが少しだけお話を」

「雑誌Kanonの記者さんが私に何か」

「ある人からこんな名刺を受け取ったんですが」

隆羅が渡した名刺を見せる。

「ほう、これは珍しい物を。私の偽者ですかな」

秘書らしき人が社長に何かを耳打ちをすると社長が神妙な顔になって聞いていた。

「やっぱり偽者なんですね」

「いやいや。偽者じゃなくて雲の上の人と言った方がいいかな」

「MEC社長の雲の上の人ですか?」

「そう、彼にうちの名前を使ってもらえるなんて光栄ですよ。ですがあまり詮索はいただけないな、生きて居たければね。私は忙しいのでこれで失礼するよ」

恰幅のいい社長が笑いながらエレベーターホールに向かった。

「生きて居たければって……」

社長の言葉を聞いて卯月の顔が青くなった。

「卯月さん、俺の方が生きた心地しなかったすよ」

「いったい何者なの?」


隆羅と海はマンションに向かっていた。

「えへへ、チョコレートもらっちゃった」

「買収されたな」

「違うよ取引だもん。洋服のリストと」

「それなら、請求書も一緒に渡せば良かったのに」

「ええっ、この服は私に買ってくれたんじゃないの?」

「俺はバーカですから」

「でも、卯月さんが褒めてたよ。センスの良い服をチョイスするって」

「何となくだよ」

「もう、ルコみたいに直ぐ拗ねるんだから」

「拗ねてないぞ」

「拗ねてるでしょ。チョコ全部あげるから許してよ」

「本当に全部食べて良いんだな」

「う、うん。じゃ、開けるね」

海が包みを剥がして中を見る。

「うわぁ、可愛い。ハート型のチョコレートだよ」

ピンク色の小箱にはピンクとレッド、ベビーピンクとチョコの2色に分かれたハート型のチョコレートが入っていた。

「はい、あ~ん」

海が隆羅の口にピンク&レッドのチョコを入れる。

「うん、美味いなこれは。ブルーベリーとカシスのガナッシュかな」

「じゃ、次の」

ベビーピンク&チョコを口に入れる。

「これも良いな。ビターな感じとフランボワーズかな」

「……」

海が隆羅が美味しそうに食べる顔を見て無言になっていた。

「どうした、海。食べたいのか?」

「違うもん」

「食べたいなら欲しいと言えよ」

「欲しくないもん」

信号で止まる。

隆羅がチョコをつまみ海の口元に差し出す。

「ほら、良い匂いだろ」

「あっ」

海が口を空けた瞬間、隆羅が自分の口に放り込んだ。

「隆羅のいぢわる」

海が目にいっぱい涙を浮かべていた。

「しょうのない奴だな。全部食べて良いって言ったのは海だぞ。ほら」

チョコを海の口元に差し出す。ガブッ!

海がチョコと一緒に隆羅の指まで噛んだ。

「痛たたた。指ごと噛む奴があるか」

「隆羅が悪いんだよ」

歩道を歩いている女の子達が隆羅達を見て笑っていた。

「海、笑われてるぞ」

「えっ」

海が真っ赤になり俯いた。

「この車、恥ずかしいよぅ」

「海がはしゃぐからだ」

「隆羅のせいじゃない」

「そうだな。チョコ食べても良いぞ」

「うん」

海が笑顔になる。

「現金な奴だな」

「美味しい物には勝てないの」


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