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修学旅行-2

翌日は、朝から雪がちらついて曇っていた。

それでも生徒は元気にゲレンデに飛び出して行った。

「みんな元気だなぁ。私なんか体中が筋肉痛だよ」

「ルコは運動不足なんだよ」

「海は平気なの?」

「うん。何でもないよ」

「さぁ、今日はリフトに乗って少し上で練習しましょう。それじゃリフト乗り場に向かいます」

インストラクターに先導されゆっくりとついて行きリフトに乗る。

2人ずつ順番に乗り込んでいく海とルコの順番になった。

「きゃっ。ビックリした」

リフトが足に当たりルコがイスにそのまま座った。

「ルコ。私の方が驚いたよ」

「でも気持ちが良いね」

「そうだね」

第1ゲレンデの上まで行くと数組の初心者グループが練習している。

みんな腰が引けて転ぶ者が多かった。

「それでは順番に滑っていきましょう。昨日の復習ですよ、曲がりたい方向と逆の足に重心を掛けるんですよいいですね。先に少し滑りますから合図したら順番に滑って来てくださいね」

インストラクターが少し斜面を下り合図する、1人ずつ順番にボーゲンで滑っていく。

海が滑りルコの順番になる、へっぴり腰で滑り始める。

「きゃっ」

ルコが尻餅をつき皆とは逆の方へ滑って行ってしまう。

「止まって!」

インストラクターが少し慌てている。

そこに黒い影がボードで滑って来てルコを掴んで止めた。

「横に転べと教わらなかったのか?」

ルコを止めたのは如月だった。

「しょうがないじゃない。出来ないんだもん」

「怖がるからだよ。雪の上だから痛くは無い筈だ、後ろに転ぶと今の様に何処までも滑って言ってしまうぞ」

「分かった。気をつけます」

「さぁ、立って方向転換してみろ」

ルコが立ち上がり昨日教わったように、足を上げて方向転換をし始める。

「こうして。こうだ。出来た」

「出来るじゃないか。そのままインストラクターの所まで滑っていくんだいいな」

「うん」

「皆さんも気を付けてくださいね。後ろに尻餅をつくと危ないですから必ず横に倒れてくださいね」

「はーい」

「えへへ。やっちゃった」

ルコが頭を掻いた。

それを見届けて如月は他のグループの所まで滑っていった。

「それでは、少し長い距離を滑って見ましょう」

インストラクターが後ろ向きに滑り出し、それに続いて順番に滑って着いていく。

次第に上達し始め、何回か滑るうちにみんな自由に滑れるようになってきた。


昼食を食べ休憩をしてリフトで上に登る、そして今度は自由に滑り降りていく。

しばらくすると雪が強くなってきた。

「はい、ここに集合してください」

リフトから降りてしばらくした所でインストラクターの声が響いた。

みんな並んで集まっている。

そこに黒いウェアーの如月が滑って来てインストラクターに下に降りるように手で指示を出す。

そして違うグループの所に向かいスピードを上げて滑って行った。

「凄いね。海」

「うん。何でも出来ちゃうんだね」

海とルコが如月を目で追った。

「雪が強くなってきたので、今日はホテルに戻りましょう」

「はーい」

インストラクターの指示に従いながらゲレンデを滑って降りて行く。

ルコ達がホテルに戻ると先生方が慌しく連絡を取り合っていた。

「堤先生、何があったんですか?」

ルコが心配になり副担の堤先生に聞いた。

「上で生徒が怪我をしたらしいの、残っているグループはそこだけなんだけどイントラが1人しか居ないから対応に困ってるのよ」

「他の人はどうしたんですか?」

「それが、パトロールの人が他の事故で今、出払っていて居ないらしいの」

そこへ、如月が雪まみれになって駆けつけて来てインストラクターの責任者に事情を聞いている。

「状況はどうなっているんですか?」

「今、パトロールが出払っていて」

「それじゃ、私が行きます」

「大丈夫ですか先生。顔色あまり良くないですよ」

「これから雪が強くなる。時間が無いのでしょ」

「仕方が無い、それじゃお願いします」

「車の準備をお願いします」

「分かりました」

如月がスキー板を持ってゲレンデに飛び出した。

責任者は他の先生に事情を話し車の準備をさせる。

海とルコは見ているしか出来なかった。

「堤先生、大丈夫かなぁ」

「ここで待ちましょう」


如月が頂上より少し下った休憩場に着くと頭に包帯を巻いた生徒と他の生徒が待っていた。

「どんな具合なんですか?」

「接触事故で頭を切ったみたいなんです。その時に片方のスキーをロストしてしまって、申し訳ございませんでした」

インストラクターが申し訳なさそうに頭を下げる。

「それより早く下山しましょう。吹雪いてきていますから」

「それじゃ、アキヤで搬送を」

「いや、時間が無い。君は他の生徒を連れて降りてください。私がこの生徒は連れて降りますから」

「先生、大丈夫なんかぁ」

文月が後ろから声を掛けた。

「お前達のグループだったのか。ちょうど良いお前もインストラクターと一緒に皆を連れて降りるんだ早く行け。頼んだぞ」

「しゃないなぁ、イントラの兄ちゃん行こか。この先生に任せれば大丈夫や」

「そうですね。急ぎましょう」

「ほな、先生。先行くで」

インストラクターと文月が生徒を先導して山を降りはじめる。

「傷は痛まないな」

「はい」 

怪我した生徒を背負い如月が滑って降りはじめる。

いくら如月とはいえ男子生徒を背負いながら強い雪の中を滑り降りるのは至難の業だった。

ホテルではパトロール隊の4輪駆動の車が直ぐに出られるように待ち構えていた。

しばらくすると残っていたグループが次々とが下山してホテルに入ってきた。

みんな寒さでガタガタと震えていた。

「めちゃ、寒いやんけ」

文月が叫んだ。文月の声にルコと海が気付く。

「文月、如月先生は?」

「今、降りてくるはずや。しかしこの雪の中えらいでぇ」

「大丈夫かなぁ。ルコ」

「心配だね」

「あかん、風呂行ってくるわぁ」

文月が震えながら部屋に向かい走り出した。

それから10分ほどして、如月が生徒を背負い戻ってきた。

「早くこの子を病院に」

「はい、分かりました」

他の先生とパトロール隊に怪我をしている生徒を引き渡す。

生徒の頭に巻いた包帯から血が滲んでいた。

安心したのか如月はロビーのソファーに座り込んだ、生徒は直ぐに車に乗せられて病院に向かった。

「ふぅ、これで一安心ですね。如月先生、先生? 大丈夫ですか。先生?」

インストラクターの責任者が声を掛けるが返事が無かった。

如月が肩で息をしていた。

「急いで先生を部屋に運んで!」

「おい、誰か。ストーブを準備しろ」

インストラクターの責任者が声を上げる。

直ぐに如月は担がれて部屋に運ばれた。

「ルコ、ルコ。どうしよう、隆羅が」

「海、落ち着いて。今は絶対に取り乱しちゃ駄目よ。私が何とかするから」

「う、うん」

海がどうすることも出来ずに震えていた。


ルコが海を連れて一旦部屋に戻る。

「ねぇ、何があったの? なんだか騒がしいけれど」

同じ部屋のクラスメイトが聞いてきた。

「如月先生が倒れたの」

「ええっ、倒れたって。ルコ、本当なの?」

「うん。今、どんな状態か聞いて来るから」

「そうだね、ルコのお父さんだもんね」

「海。落ち着いた? 行くよ」

「う、うん」

2人で如月の部屋に向かう、部屋の前では数人の先生が対応を話し合っていた。

「こら、部屋に戻らないか。部屋で待機しろと言われているはずだぞ」

引率の教頭がルコと海に注意する。

「如月先生の容態はどうなんですか?」

「こら、聞えないのか」

「うるさい!」

ルコが教頭に向かって静かに言い放った。

「先生に向かって何を?」

「父親が倒れたのに部屋に居ろと言うのですか?」

ルコが教頭の顔を真っ直ぐに見て毅然とした態度で言った。

「そうだったわね。如月先生は葉月さんの育ての親だったわね。私から説明しますいいですね。教頭」

副担の堤先生が間に入ってくれた。

「いいでしょう。お願いしますよ、私は部屋に戻りますから何かあったら連絡くださいね」

立場を無くした教頭は面白くなさそうに歩き出して部屋に向かった。

「葉月さん、しっかり聞いて。良い材料は何1つ無いの、雪が酷くって病院に向かった車は病院で足止めされている。救急車も出る事が出来ない、お医者さんは先にあった事故で今ここには居ないの。ただの風邪なら良いんだけどそうとも思えないのよ、あの状態は」

「パパに会って良いですか」

「ええ、この部屋の鍵よ。でも水無月さんは」

「パパは海の命の恩人です、それに私の親友です。だから手伝ってもらいます」

「分かったわ。私が責任を持ちます」

「先生に迷惑が掛かる様な事はしませんから」


2人で部屋に入りベッドに寝ている隆羅の様子を見る。

「パパ、大丈夫?」

「はぁ、はぁ、はぁ ルコか? 頼みがある。誰もこの部屋に入れるないいな」

隆羅はとても苦しそうだった。

「判ったけれど何で?」

「隆羅、大丈夫? 今、体の汗を拭いてあげるからね」

海がバスルームに行きタオルを濡らして持ってきて隆羅の体を支えながら起こした。

シャツを少し脱がし体を拭き始める。

体には無数の傷跡が浮かび上がっていた。

「か、海。その傷跡って?」

「沙羅さんが言っていたでしょ」

「そんなにいっぱい……」

隆羅の体中にある傷跡を見てルコが愕然としていた。

「ルコ、堤先生に誰も入れないようにお願いしてきて」

「わ、判った」

ルコが部屋の外の堤先生に伝え他の先生にも了承を取ってもらった。

そしてフロントに行き紙に面会謝絶と書いてもらい部屋のドアに貼り付ける。


時間はもう夕食の時間になっていた。

「海、夕食もらって来るね」

「うん。お願い」

ルコが堤先生に手伝ってもらい2人分の夕食を運んできた。

「海、一緒に食べよう」

「そうだね、私達が頑張らないとね」

「そうだよ、今まで助けてもらってばかりだもんね」

2人で隣のベッドに座って食事をする。

外の雪は激しさを増していた。

「そうだ、はい携帯」

ルコが海の携帯を差し出した。

「ありがとう」

「でも、電波の状態が悪くってあまり使えないけれどね」

「えっ、そうなんだ。もう消灯時間も過ぎちゃったんだね。私が看てるからルコは少し休んできた方が良いよ」

「そうだね、後で交代しに来るからね」

「うん。大丈夫だよ」

「そんな訳には行かないでしょ」

「そうだね、お願いね」

「鍵、海が持っていて。誰も入って来ない様に」

「うん、分かった」

ルコが部屋に戻ってしばらくすると隆羅の容態は酷くなってきた。

「うっ。くぅぅぅ……はぁ、はぁ、はぁ」

「隆羅、隆羅」

時々とても苦しそうにする。

隆羅の名前を呼んでも虚ろな目で見るだけで返事もしなくなってきていた。

「どうしよう、神様助けて」

海が隆羅の手を握り締める。

すると海の携帯が突然鳴った。

「あれ? どうして」

「もしもし、タカちゃん?」

海が携帯にでると相手の声は綺羅の声だった。

「おば様?」

「あら、その声は海ちゃんね。あらやだ間違えちゃったかな」

「おば様、助けて!」

海が泣き叫んだ。

それは尋常じゃない海の声だった。

綺羅が海の声に驚いて冷静に海に話しかける。

「海ちゃん、いったい何があったの? 落ち着いて慌てないで話しなさい。いい事」

「はい……」

海が深呼吸をして自分自身を落ち着かせる。

「隆羅が倒れて死んじゃいそうなの。旅行に来る時から調子悪そうで。今日、生徒が怪我をして吹雪の中を助けて来たのは良いんだけれど、そしたら倒れて」

「今、隆羅の状態は? 熱はあるの?」

「そばに何も無くて。凄く体が熱くって何もしゃべらないの目が虚ろで」

「お医者さんは居ないの?」

「隆羅が誰も部屋に入れるなって。お医者さんも別の事故で居ないし、救急車も雪で来れないって。おば様、隆羅が、隆羅が……」

「良くない状態で最悪の状況なのね」

「おば様、たすけ……」

声にならずに海が泣き崩れた。

「海ちゃん。良く聞きなさい、絶対に私達が助けるから誰も部屋に入れちゃ駄目よ。判ったわね」

「うん」

そこで電話が切れた。

今は綺羅の言葉を信じるしかなかった。


綺羅は直ぐにエマージェンシーコールをかける。

直ぐに屋敷中の総ての機能が起動した。

「おい、綺羅何事だ」

「あなた、隆羅が危険な状態なの直ぐに助けに出るわ」

「しかし、あそこは今、猛吹雪の筈だぞ」

「それがどうしたの?」

「お前も、覚悟は出来ているだろう」

「そんな物はとっくに出来ているわよ! でも今はもう状況が違うの。隆羅に何かあったら海ちゃんはどうするの? 海ちゃんの一生が掛かっているのよ。あなたにその覚悟はあるの? 私は絶対に海ちゃんの泣く顔なんて見たくないわ」

「そうだな、わしも出よう」

「開発中の緊急医療用の大型ヘリを出すわよ」

「あれは、テスト飛行もしてないんだぞ」

「ちょうどいいじゃない。女は度胸よ、行くわよ」

「10分で準備しなさい緊急スクランブルよ」

綺羅の指示が飛ぶ。

「おい、出るぞ」

隆羅の父親の結も直ぐに大型車両に乗り込んだ。

大型ヘリが屋敷から飛び立つ。


その頃、沙羅は仕事を終えて会社を出た所だった。

「やっとひと段落ついたわ、年度末はこれだから嫌なのよね」

伸びをして空を見上げる。

その時頭上を見たことも無い大型ヘリが飛び去り、直ぐ横を大型車両数台が猛スピードで走り去った。

「何なのいったい。おじ様とおば様じゃないの? 隆羅に何かあったのかしら? そうだルコに」

携帯でルコに電話をかける。

「もしもし、ルコ。何かあったの?」

「ママ、どうしたの?」

「今、隆羅のおじ様とおば様が尋常じゃない装備で何処かに向かって行ったわ」

「え、良く聞えないよ。あのね、パパが体調を崩して倒れたの」

「倒れたって。隆羅の状態は……」

そこで電波が途切れて電話が切れた。

「もう、いったい何がおきてるの?」

「あれ、切れちゃった」


「ねぇ、ルコ。先生の状態はどんななの?」

ルコが部屋に戻るとクラスメイトが心配そうに聞いてくきた。

ルコ達の部屋にクラスの女の子が集まっていた。

「今は、海が様子を見ているの」

「ええ、水無月さんが? どうして?」

「それって、もしかして」

「うん、実は……」


海は祈り続けた。

今はそれしか出来なかった。

しばらくするとホテルの電気が落ち停電になる。

ヒーターも止まり非常灯だけになり室温が徐々に下がり始めた。

「駄目、何でこんな時に」

部屋にあるストーブをベッドに近づけるが広い部屋を暖めるだけの火力ではなかった。

隆羅の体が小刻みに震え出した。

隆羅に隣のベッドの毛布などを被せる。

「どうしたらいいの、そうだ」

海が隆羅のベッドに潜り込み洋服を脱いで隆羅に寄り添った。


綺羅は着陸に手こずっていた。

何とかホテルの上空まで来たものの雪で視界が遮られ、ホテルが停電している為に赤外線カメラも当てにならなかった。

「これじゃ、何も解らないわ。一瞬でいいのよ。照明弾を下に撃ち込みなさい」

「しかし、この状況じゃ危険です」

「バカね。この吹雪の中、外にいるバカなんて居ないわ。やりなさい」

照明弾がホテルに向け打ち込まれる。ちょうどホテル前の広場を照らした。

するとその光に驚いた生徒達が一斉にカーテンを開ける、赤外線カメラが直ぐ反応した。

「今よ!」

ヘリが降下する。

生徒達はその後静かになり何も起きなかったので訳がわからずカーテンを閉めた。

大型ヘリがホテルの目の前にあるゲレンデに着陸した吹雪の音でローターの音がかき消され誰も気付かなかった。

「ローターは回しておきなさい凍りつくわよ」

綺羅が的確に指示を出しホテルに突入する。


教頭がフロントでマスターキーを受け取り懐中電灯の明かりを頼りに隆羅の部屋に向かっていた。

「まったく、非常識過ぎます。教師を差し置いて生徒がしゃしゃり出てくるなんって、だからこんな事になるんです」


海が隆羅のベッドに潜り込み寄り添ってスキーの疲れもあり眠ってしまっていた。

ルコは停電で動けずに部屋でどうするべきか考えている。


綺羅達がホテルに入りフロントで身分を明かし隆羅の部屋を確認し走り出した。


教頭が隆羅の部屋の鍵を開け中にはいる。

「誰も居ないじゃないですか。どうなっているんですか」

ベッドに近づき毛布に手を掛けようとした瞬間、綺羅達が部屋になだれ込んで来た。

「何事ですかいったい」

「如月隆羅の身柄は私達が確保します。出て行きなさい」

綺羅が教頭に向って言い切った。

「いい加減にしろ。どいつもこいつも」

教頭が声を荒げる。

綺羅が教頭の耳元で一言何かを言うと、うな垂れながら教頭が部屋を出て行った。

「変ね、海ちゃんは何処かしら?」

毛布を捲ると隆羅に寄り添う様に下着姿の海が眠っていた。

「危機一髪ね。時間が無いわ急ぎなさい」

直ぐに隆羅の処置が行なわれる。

部屋の電源も切り替えられ部屋が暖まり始め、隆羅には点滴による投薬が始まった。

大型車両も到着し大型ヘリに燃料補給を始め、停電の原因を突き止め復旧作業にあたった




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