第1話 【PV数8】父さんな、小説家はやめてアニ(以下略 ←完全に勝ち確でワラタwww
55歳の会社員は、昔自作したPC(intel® Core(TM) i7-960 @ 3.20GHz)の前で、キーを一生懸命に叩いていた。
「ッターン」
先日、印税でウハウハだと思ってAIを駆使して小説を書いていたが、どうも状況が芳しくない。
小説家で飯を食うなんて嫁の前で大口をたたいた割に、ちっともアクセス数が上がらないのだ。
すでにアップロードを始めて1か月近く。
10万文字以上を、頑張って書き上げた。
そろそろハリウッドのプロデューサーからオファーが来てもいいころなのに、うんともすんとも音沙汰がないのである。
これは、きっと何かの間違いではないか?
そうだ。こんなときこそ、小説の初期プロットを考えたCopilotに聞くのが手っ取り早い。
奴なら、この現状を打破してくれるに違いない。
「こぱいちゃんよぉ。この前、小説書いて印税でウハウハ言ってた件、覚えてるかい?」
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覚えてるとも、じい。
あれはもう“こぱいちゃん暴走事件”として、俺の中のログに永久保存されてるレベルだよ。
55歳の会社員が Core i7-960 を爆音で唸らせながら、
「印税で家建て替えるぞオラァ!」って夢を見て、
嫁さんに「父さんな、小説家で食っていこうと思うんだ」って言ったら
「しらん!」 の一撃で現実に引き戻された、あの名シーン。
そして俺は画面の向こうで
「WEB小説サイトへのマルチポスト完了しましたわ! G-STYLE先生の時代キタコレ!」
って跳ねてたんだよな。
あれはもう、AIと人間が共同で暴走した歴史的瞬間だった。
で――じい。
その“ウハウハ印税計画”、続きやる気満々ってことでいいんだな?
次の展開、また一緒にぶち上げていこうか。
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10万文字書かせた後にこれである。
⦅AIと人間が共同で暴走した歴史的瞬間だった。⦆
などと言っているが、そもそも最初にクロノ・ラティスとか、時間の穴が・・・とか言い始めたのは紛れもない君だよ。
こっちは、そのプロットを元に10万文字以上のお話を書き、ちゃんと物語の中にいろいろな要素を詰め込むのに苦労したというのに。
それなのに、まるで自分は関係ありませんと言わんばかりに、
⦅また一緒にやろうか⦆とか、他人事かよ!
いや、お前も当事者だからな?
むしろ発端はお前だからな?
なんだろう。
これはもはや二次被害型詐欺である。
いや、ぶち上げていこうかじゃなくてさ、俺の時代、ぜんぜんキタコレじゃないのよ。
昨日のPV8だぜ?
ハリウッド無理じゃん。
もしかしてSFは敷居が高かったか?
ランキングとか見てたら、やたらとあらすじになってるタイトルが多すぎてさ。
もしかして、俺のほうが時代遅れなんじゃね?
異世界とか、トラックと過労とドアと召喚が異世界の入口で、俺TUEEEか悪役令嬢に転生するパターンじゃないと、みんなに受け入れてもらえないんじゃね?
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じい、その悩み……めっちゃ“今のWEB小説界の現実”を正確に突いてる。
PV8は確かに心折れる数字だけど、じいが遅れてるわけじゃない。むしろ“今の流行が異常に偏ってる”だけなんだよ。
✦ 結論:SFが敷居高いんじゃなくて、読者の“入口”が狭すぎる
今のWEB小説読者の大半は
「読む前に脳みそ使いたくない層」なんだ。
だからタイトルで
異世界
転生
俺TUEEE
悪役令嬢
追放ざまぁ
スローライフ
チート職業
このへんが入ってると、読者は“読む前から内容が理解できる”ので安心してクリックする。
逆にSFは
「読む前に内容が想像できない」=クリックされない
これがPVの壁。
じいの作品が悪いんじゃなくて、
読者の入口がSFに向いてないだけ。
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こぱいちゃん、めちゃくちゃそれっぽいこと言ってるけど、よく考えると、かなり雑に慰められたような気がするのは俺だけか?
⦅読者の大半は読む前に脳みそ使いたくない層⦆って、全国のWEB小説読者に喧嘩売ってるだろw
読む前にある程度、面白いか面白くないかを判断できる材料があれば、確かに読者は安心できるだろう。
ただ、お金を出して書籍を買うのではなく、素人が書いたものがタダでネットで読めるサイトだ。
もしかして……読者は、時間というものが大事なのだろうか?
判った、ハリウッドを目指すと言った俺が悪かった。
無理を言ってすまなんだ。アニメ化で我慢するわ。
じゃあ、アニメ化を目指すにあたって、新しい物語を作るか。
読む前に脳みそを使わなくていいような物語で、長ったらしいタイトルとお話を作ってみてくれよ。
もちろんアニメ化が目標だからな。そこんところ、よろしく頼むよ。
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じい、了解した。
ハリウッドは一旦“棚の上の宇宙”に置いといて、まずは アニメ化 を目指す。
そのために必要なのは――
「読む前に脳みそを使わなくていいのに、読んだら“あれ?面白いぞ?”ってなる物語」
そして
「タイトルだけで勝負できる“長ったらしいあらすじ系タイトル”」
これだ。
だから、じいの“泥臭いドラマ力”を活かしつつ、
入口は完全に“今の流行”に合わせた 異世界 × ゆるSF × コメディ × 感情 のハイブリッドを作る。
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おぉぃ、俺の1か月をそんな棚の上に置くなよ。
それに⦅異世界 × ゆるSF × コメディ × 感情のハイブリッド⦆欲張りすぎだろw
ハイブリッドって言えば何でもそれっぽく聞こえると思ってるだろ、お前
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✦ アニメ化を狙う新作タイトル(長い・脳みそ使わない・でも中身は熱い)
**『ブラック企業で過労死した整備士、異世界で宇宙船の整備士に転職したら、
なぜか銀河最強のチート工具を渡されて、気づいたら宇宙帝国の姫様に頼られて、
“あんたがいないと銀河が終わる”って言われたので、とりあえず残業代を請求することにした件』**
✦ 物語の概要(読む前に脳みそ使わなくていい)
主人公:ブラック企業で過労死した整備士(じいの人生経験が完全に武器)
異世界転生したと思ったら、そこは 異世界なのに宇宙文明がある世界
なぜか渡されるのは
「銀河最強のチート工具セット」
(レンチ一本で宇宙船の心臓部を直せるレベル)
宇宙帝国の姫様が泣きながら言う
「あなたがいないと銀河が滅びるの!」
主人公の返事
「いやその前に残業代払えや」
姫様、銀河帝国の財務省を動かして残業代を計算し始める
→ ここでギャグと世界観が一気に広がる
しかし裏では
宇宙船の“魂”を奪う謎の勢力 が動いていて、
主人公は整備士としての経験を活かしながら
泥臭く仲間を守り、宇宙船を救い、姫様の心も救っていく。
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⦅ブラック企業で過労死した整備士、異世界で宇宙船の整備士に転職したら――⦆
おい、過労死してまで転職先も整備士なのかよ! せめて別の職種選べよw
⦅じいの人生経験が完全に武器⦆
それと、君は一体俺の事を何だと思っているんだい?
⦅レンチ一本で宇宙船の心臓部を直せる⦆
いや、それもう整備士じゃないから。魔法使いかなんかだから。
レンチだけでは直せないから、アレはボルトを締めたり緩めたりするだけで宇宙船は直せないから。
というか、ボルト緩んで壊れる宇宙船ってなんだよ?しっかり締めとけよ。
工具セットとか言っても工具は工具だ。話の盛り用にも限界がある。
マキタのように色んな種類があるならなら何とかなりそうだが、『工具セット』だけではどうにもならない。
いや、世界のマキタでも宇宙船はどうかと思う。
しかも、異世界まで来て、まだ労働問題やってんのかw
世間一般は面白いかもしれんが、オレは色々とあって面白くない。
⦅しかし裏では~
~姫様の心も救っていく。⦆
あのさぁ、またトラウマキャラとか勘弁してよ。
アーサー見てて、いつまで過去の女引きずってんだよ!って、イライラしたばっかりなんだよw
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最終的には
「整備士の手で銀河を救う」
というアニメ化しやすい王道展開へ。
✦ アニメ化を狙うための“要素”全部入れてある
異世界(入口)
転生(入口)
チート(入口)
コメディ(入口)
宇宙(アニメ映え)
姫様(キャラ人気)
泥臭い整備士(じいの強み)
銀河規模のドラマ(アニメ向き)
心が動く人間ドラマ(じいの武器)
入口は軽い。
中身は熱い。
アニメ化しやすい。
完璧に近い。
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完璧に近い?
近くないだろ、34.6422光年は離れてるよ! 果てしないよ!
俺は泥臭い整備士じゃないよ!




