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日常シリーズ

丸くて小さいけど大きいもの

作者: 葉月ネル

どうもどうもこんにちわ。葉月ネルです。

読んでくださりありがとう御様います。


今回は第2弾ということで、「月」についての…

いや「月」ってより「月見」か…


マクドの月見バーガー、美味しいですよね。

私は最近それを食べてこれを思いつきました。

普通に和やかな感じにしようとしたら

結構この世界の将来とか真面目な話に

なってしまって反省してます。


コメント等くれると励みになりますので、

ぜひお願いしまーす!^ - ^

「さすが母さんだね、お月見をやる時期が神ってる。」

「ぐーぐる先生に聞けばいいだけよ…」


日付は10月4日、時刻は21時、私は母さんと静かさだけが残るベランダで月を見ている。


この時期なってするのはもちろん、

お月見だ。

母さんはベランダに敷かれた芝生の上で仰向けになり、お団子をパクパク食べている。

私はというと…


「ちなみに娘ちゃん、月見バーガーで

月見をするのはどうなの?」

「悪くはないけど世界の秩序から少し外れてる感覚はある。」

「お月見に秩序とかある…?」


私は月見バーガー片手に体育座りをしている。

そしてここで生まれるのが、

「月見バーガーで月見はできるのか」

そもそもしていいのか…?

正直、別になんでもいいと思ってるんだけど、

月見にバーガーは少し何かに反する気がしてならない。(個人の感想です)

…いやそれはこの商品に失礼か?


そんなことを思いながらも月見バーガーを

頬張る。

ちなみに、月はめちゃめちゃ綺麗な満月だ。

これほどにも綺麗な満月はないだろう。

しかし、そんな月を見ていると思ったことがある。


「…月ってさ、結構届きそうで届かないよね。」

「それはNASAの話?私たちの夢の話?」

「別にロケット作りの話がしたいわけじゃないよ…そうじゃなくて…ほら、こうやって。」


私は母さんと同じように仰向けになり、

月に手を伸ばした。


「手を伸ばしたら、手の中に月が消える。

けど、掴んでも掴めない。なぜなら

あの星は小さいけど大きい星だから。けど、

なぜか私たちは掴めそうだって思っちゃう。」

「…その思想が今後に未来を決めるんじゃない?

ほんとに月をちっちゃくしちゃって、手のひら

サイズにして持ち歩く…みたいな…?」


母さんは和やかな顔で夜空(そら)を見ている。

しかしかわいい。母さんは今年で37才だ。けど、

見た目はほんとに10代ぐらいに見える。

…けど、今後の将来は色んな技術によって、

こうゆう人が増えるんだろうな…


…久々に真面目なこと考えたな。


「………」

「………」


沈黙が続く。しかしなぜか居心地がいい。

ずっとこうしてたい。




そんなことを思いながら、私たちは

このあと1時間ほど月を見ながらくつろいだ。

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― 新着の感想 ―
皆既月食見られなかった……皆既になる瞬間に雲がかかって、どんどん雲が厚くなってそのまんま。 月、掴めますよ。 片目を瞑ります。 瞑った目と逆の腕の手のひらを開いて、その手を月にかざして月を手のひらで…
まじめに月見したことないなぁ…… そういえば今日皆既月食ですよね~!
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