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転生公爵一家の長女は夫(の声)を愛している

作者: 里和ささみ

リニューアル前に書いた旧執筆小説のほったらかしにしてたものからサルベージしたものです。

多分、三姉妹のシリーズものになります。

これだけ最後まで書いていたので投稿します。

よろしくお願いします。

「わたくしが貴方に求めるものは」

「求めるものは」

「ずばり!」

「ずばり?」


 ごくりと唾を飲み込んだ音がいやに頭に響いた。幼い頃の妻が目の前にいる。ああ、初めて会った日の夢だ、これは。


「それは……!」

「それは……?」


「それは?」


 耳元から直接脳に送り込まれたような声に驚き、自分の身体の痙攣に驚いて目が覚めた。僕はどうやらうたた寝をしていたらしい。


「それは?」


 横を向けば、いつの間にかソファの隣に座っていた妻のイーディスが身を寄せ、好奇心に輝く瞳を僕に向けていた。


「ああ、君と初めて顔を合わせた日の夢を見たよ」

「うふふ、懐かしい夢ね」


 懐かしい?そんなこともない。今でも毎日、同じセリフを聞かされてる。


 〝貴方の声が欲しいのだ〟と。



 *



「お前を愛することはない」

「ええ、理解しております」

「万が一など期待しないように」

「承知しております」


 これが結婚五年目の夫婦のやりとりだ。もうすでに子も二人いる。おかしいだろう?久々に床を共にするというのに、エディの書いた脚本を読み上げさせられているんだから。


「しかし後継は必要だ。お前をこれから抱くことはただの義務だ」


 後継いるし。三歳長男と生後五か月の長女だ。産後、エディが体調を崩して、長男のときよりおあずけを食らう期間が長かったというのに、どうしてこんな冷たい政略結婚した夫婦の初夜みたいな会話をしなくちゃならないんだ!僕のボクはもう臨戦体勢で君とつながることを待ち侘びているというのに!


 妻の肩を押し、ベッドに沈ませる。上の子のとき、産後初めて愛し合ったときは引き攣る感覚が残っているといっていたから、丁寧にほぐしてやらなくては。


「エディ……」

「違うわ、ミリアリアよ」


 含みたっぷりに頬を撫ぜると手首を掴まれ、ポイと脇に投げ捨てられた。ひどい。演技しながらしろっていうのか。僕は普通に愛し合いたいよ。


「この国にそんな名前の人はいないよ」

「今は〝氷の公爵さまに嫁いだら、冷遇からの溺愛が待っていました〟の初夜なの!ちゃんとやって!」

「だからなんでそんなにタイトルが長いんだ、いつもいつも!」


 おかしい!おかしい!おかしい!分かって結婚したけど、おかしすぎる!どこの世界にそんな狂ったタイトルと内容の話が存在するんだよ!あ、異世界!?知ってる!


 僕は、僕はただ、愛する妻とイチャイチャしたいだけなのに!


 異世界の記憶がそれを阻むんだ!


「出産と育児をがんばったご褒美って約束でしょう!?」

「出産のご褒美はリクエストに答えただろう!?育児はいつも感謝を伝えてるじゃないか!」

「〝ありがとう〟と伝えることが感謝だと言うのならちゃんちゃらおかしいわね」

「人として当たり前だと思うけど!?」


 結局、この後も平行線で言い争うことになって、怒った妻は夫婦の寝室を出て行ってしまった。またおあずけだ。僕はいつまで我慢すればいい?娼館に行ったら義理の家族の女性陣に白い目で精神が射殺されるし、愛人なんて僕だって願い下げだ。


 八方塞がりだけど、妻への愛情は変わらない。


 だけど、こんなのあんまりだ!!!



 *



 僕は公爵家の入り婿。婿とはいえ、これでもいつかは義父の跡を継いで公爵になる男だ。いや、義父上もまだ公爵継いでないけどさ。それでも義父上に娘しかいない以上、長女である彼女の夫、つまり僕が公爵になるんだ。まだ当分先の話であっても、だ。


 当たり前だが、この家の中での僕の立場は弱い。それは決して血筋の問題じゃない。


 理由は、この公爵家の秘密にある。


 僕は跡継ぎだからという理由でそれを聞いているけれど、その秘密というのが荒唐無稽な話だ。


 義理の祖父であり王弟である公爵と、その妻の公爵夫人。二人の息子の公爵令息と、他家に嫁に出た娘二人。ついでに公爵令息の三人の娘。


 みんながみんな、揃いも揃って、異世界の、同じ国で生きた記憶があるらしい。


 僕たちが生きるこの世界は【乙女ゲーム】とかいう結末がいくつかある小説の舞台で、公爵が【攻略対象】、【ゲーム】には出てこないけど【アニメ】版だと公爵夫人が【悪役令嬢】。続編では義父である公爵令息も【攻略対象】で、第三弾は僕たちの世代だと公爵家の末娘である義妹の学年が【乙女ゲーム】の登場人物らしい。僕と妻は特に関わりはないが、妻にはその乙女ゲームの記憶と知識がある。僕は【アニメ】でチョイ役で出るらしく、その役の【声優】が妻の【推し】だそうだ。


 推しってなんだ?声だけの俳優ってどういうことだ?「子供向けの人形劇の黒子みたいなものか?」と聞いたら、公爵家の面々は顔を見合わせながら少し考えて「似たようなものだ」と答えた。多分、全然違うんだろう。異世界、よく分からない。


 公爵家はその異世界の知識とやらでとても豊かだ。それぞれが知識を持ち寄って、領を豊かにしようとしてきた結果らしい。そういう行為を【内政チート】というんだそうだ。あちらの世界の人間は、頻繁に異世界転生をして、その様子があちらでまた小説になっているそうだから、異世界を覗く何かしらの技術があるんだろう。思考まで【モロバレ】なんてちょっと怖いよな。今だって誰かに頭の中を覗かれてるのかと思うとゾッとする。


 神のような異世界の人々!もし僕のことを見ている人がいるならどうか聞いて欲しい。そしてこれが異世界での常識なのか、教えてくれ。プロポーズの言葉として、コレはアリなのか!?


 妻は初対面で僕にこう宣ったんだ。


 〝わたくしが貴方に求めるものは、推しの声よ〟


 と!!!!!


 当時はまだ五歳の子どもで、彼女の言葉を何にも理解出来なかった。当たり前だが今と違う声だ。彼女は僕が変声期を過ぎてからの声を求めていた。しかし、【乙女ゲーム】内で僕は全く違う女性の夫として出てくる。この世界は娯楽が少なくてつまらないから、せめて【推し】の声を常に堪能するくらいは許されたい。そんな彼女の希望で、王族ですらまだ婚約者を決めないような年齢で僕らの婚約が整った。


 拒否権?あるわけない。実家は歴史も浅めな伯爵家だよ?たかが伯爵家がだよ?公爵家からの申し入れを断れるわけがない。こうして僕は実家の後継は弟に譲って、公爵家に婿に来たわけなんだけども。


 勉強は大変だったし、今もこの家を背負って立つのは重責だと思っているけれど、結果としては良かったと思っている。美しく愛しい妻と、可愛い子どもたちに恵まれ、義父も義祖父も、僕が妻を泣かせなければ悪い人たちじゃないし、義母も義祖母も異物な僕に気を遣ってくれるし、義妹たちだってちょっと変わってるけど二人とも色々と相談に乗ってくれる。公爵家だからってそんなに堅苦しいわけじゃない。


 むしろ、彼らの前世の平民の感覚が強いからか、僕の方がハラハラするほど自由だ。公爵領だけじゃなく、この国全体を富ませ、大国に負けぬ国力を持つほどに育てた立役者たち。


 彼らは皆優秀で、時々自分の存在意義を見失いそうになるが、若き日は王弟として外交を担い、前世では元【世界的国産自動車メーカーの営業マン】だった義父に仕込まれた営業スキルで国内外に公爵領の特産品を売り込みに行ったり、それなりに役には立っていると思う。普通の領主教育じゃないんだよな、公爵家の男たち。どちらかというと貴族というより商人気質なんだと思う。


 逆に、女たちの方が政治的手腕は上だ。というか、異世界では平民でも高度な教育を受けられたそうだ。学識だけならば、高等研究機関並みの彼らだ。単純に得意分野をそれぞれで請け負ってるに過ぎない。最終的な決裁は公爵自身。領政はまともどころか、領土の整備に医療や福祉の充実などで公に還元出来ている上で莫大な財産を築いている。


 異世界の記憶があるからって、誰でもこんなことが可能なのか?たまたま天才ばかりがこの家に転生してきているだけ?


 そんなおかしな〝だけ〟があってたまるか!



 *



「やあ、婿殿。イーディスと喧嘩でもした?」

「義父上……」


 妻とモメて終わった翌朝。夫婦の寝室でふて寝して起きてきたら、ニヤニヤした義理の父と廊下で出会(でくわ)した。


「また小芝居に付き合わされたのかな?」

「付き合いましたよ。付き合ったのに怒られました」

「まあ、声豚は闇が深いというか業が深いというか……とにかくスーちゃん【てえてえ】ってことで」


【てえてえ】が尊いって意味だなんて語感だけだと信じられないけど、この一家、特に義父と妻と下の義妹はよく口にする。


 スーちゃんというのは僕の娘のスザンナのことだ。義父は娘たちのことも大切にしているが、互いに前世がある分、一般的な親子という関係ともまた違うようで、どうやら転生者ではなさそうな孫息子と孫娘を溺愛している。〝ようやく普通に可愛がれる血縁の子どもができた〟からだ。女の子だからか、スザンナが可愛くてたまらないらしい。


 我が子が転生者ではないと判断されたのは、生まれてから今までの反応から推察だ。


 転生者の彼らは皆一様に泣かない赤ん坊だったという。生まれた瞬間から大人の知性があれば、泣いて主張せずともどうにかなることを理解できる。それでも自力で生活は出来ないので、下の世話を焼かれるのは恥辱を尽くしたものだったと妻は言っていたが。


「スザンナは【てえてえ】ですが、イーディスもクリフォードも【てえてえ】ですよ」

「もちろん俺にとっちゃクリフも可愛いけどね!ま、そう言ってくれる婿殿でうれしいよ」


 長男も転生者の様子がなく、〝前世で死ぬまでに続編は出なかった〟という下の義妹の記憶から、この世界への転生者はもうやってこないのだろうと彼らは考えていた。異世界の監視から外れたということでいいのだろうか。


「パパとママがギスギスしてると子どもの教育に悪いから、早く仲直りするんだよ。いつも折れてもらって悪いけどさ」

「承知しております」

「いやホント。いつまで経ってもワガママな娘で申し訳ないね。俺が育てたわけじゃないけど」


 義父はエディの精神のことを言っているのだ。前世の性格を引き継いでいる故に、精神の確立は前世の親の責任、と思ってるらしい。本当に、この家族は普通じゃない。


「おはよう、エディ」


 食堂で声をかけても、ツンとすまし顔で無視だ。さすがに腹が立って来たが、義父にもああ言われた手前、強く出づらい。


 飛んできたのは義祖母のウインクだ。公爵夫人も妻ほどではないが、【声優】についてお詳しいのだ。


 それ以上に、【アニメ】についても。


 ハンドサインが飛んできた。義祖母の立っている指は右手の三本。立ってる指は人差し指と薬指と小指か。ナイフでベーコンを切りながら器用なことだ。


 妻が不機嫌なときに効果的なセリフ集。その合図を送ってきている。


「〝ふうん……無視とはいい度胸だな。どれだけお前が俺に愛されてるか、分からせてやる。今夜は覚悟しろよ?〟」

「ひゃい!」

「はしたないですよ、イーディス」

「母になったのだからもう少し落ち着きなさい」


 けしかけたご本人が妻を叱る。ついでに義母も便乗して叱る。これはいつも言われていることだ。だけど、お二人の顔を見るとニヤニヤ……や、これは【ニヨニヨ】と表現するんだったか?苦言にもなってなくて、揶揄われてるだけだ。妻もそのことに気付いたらしいが、耳まで真っ赤になって涙目で僕を睨みつけた。いや、分かってるでしょ?あちらが主犯なことに。


「ばかぁっ!」


 食事の途中だというのに離席して逃げてしまった。クイと顎で義祖母に示され、義母も口元をゆるめながら頷いている。こっちだって恥ずかしいんだよ、あんなセリフ言うの。お二人には聞こえてないとは思うが、どんなセリフを言ったのかは義祖母からの指示だ。把握されている。ホント小っ恥ずかしい。


「ま、がんばって」

「ご機嫌取りだな。朝食は部屋に運ばせ」

「たら真っ最中だとまずいんじゃないかな、おじいちゃん」

「……まあ、軽食のワゴンを置いとくから、部屋の外に」


 夫婦喧嘩をするたびに毎度こんな調子でいたたまれないが、家族に丁寧に頭を下げて妻のもとへ僕は向かう。下の義妹からサムズアップを向けられたのが気になるけど、もういい。いい仕事した!という顔をしてたけど、気にしたら負けだ。


「エディ、入るよ」

「来ないで!」

「入るよ」


 数秒待っても返事はなかったので、彼女専用の寝室へと遠慮なく入る。彼女はベッドの上で丸くなって白山を作っていた。


 ベッドの縁に座ると、ギシ、と音が鳴り、白山が揺れる。布団の上から赤子を宥めるようにぽんぽん叩くと、中のマグマが暴れ出した。


「分かってるわよ!いい歳して子どももいるのに声にブヒブヒ言ってるの、どうなのって自分でも思ってるわよ!」

「そこは気にしてないよ。僕が君の【推し】の声だから、君に選んでもらえたんだし」

「それこそサイテーじゃない!声しか興味ないって言ってるようなものだもん!」

「でも、声がなきゃ、僕は他の女性と結婚してたんだろう?そんなの嫌だよ」

「だけどっ、だけど!パーシーは幸せだったもん!パーシヴァル先生は、メガネで!イケメンで!愛妻家で子煩悩で!なんで攻略対象じゃないのに人気声優あてるかなって思ったくらいで!あたしがその幸せ壊したんだもん!」

「まだそんなこと考えてたの。この世界では起こらなかったことなんだから考えたってしょうがないのに」

「起こらなかったんじゃなくて起こさなかったの!あたしのせいだもん!」


 妻は時々こうやって自己嫌悪に陥る。転生ハイのまま、勢いに任せて僕との婚約を無理矢理結ばせたことを後悔してるらしかった。


 僕はこれがちょっと嬉しい。彼女にとって、僕の価値は声だけじゃないんだって思えるから


「あたしが、パーシーの幸せ壊したんだから!あたしがパーシーを幸せにしなくちゃいけないのに!あたしのことパーシーが甘やかすから!パーシーにお願いしてばっかで!全然パーシーのこと幸せに出来てない!」


【乙女ゲーム】の僕は、王立中央学院の教師として登場するという。愛する妻がいて、可愛い子どもがいて、それを生徒に思わず惚気るくらい幸せなんだそうだ。想像出来ないな。教師になりたいなんて、思ったことないし。爵位を継ぐまで腰掛けで働く者は多いけれど、僕はずっと公爵家の後継者として五歳から仕込まれてきた。彼女の婚約者になったからには、それが当たり前だと思っていたんだ。


「僕は幸せだよ」

「もっと幸せだったもん!こんなワガママなヨメじゃなくて!お淑やかで!優しくて!かわいい奥さんと結婚できたんだもん!」


 下の義妹がぽろっとこぼしたせいで、僕の妻になるはずだったらしい女性のことは把握している。今は王立中央学院の教師と結婚し、穏やかな家庭を築いているそうだ。ちゃんとあちらも幸せになっているんだから、僕が君といたって問題はないんだよ。


「エディ、好きだよ。愛してる。僕との子ども、二人も産んでくれてありがとう。家の仕事だけじゃなくて、育児もがんばってくれて、嬉しいけど、疲れてまた倒れやしないか心配なんだ。スザンナを産んで、出血がひどくて産褥熱が引かないのも君を失うんじゃないかと不安だった。結婚する前は、君が好きなのは僕の声だけなんじゃないかって確かに悩んだこともあったけど、僕が君の【推し】の声じゃなければ、君に前世の記憶がなければ、君はきっと然るべき身分の相手と結婚しただろうし、僕はただ君を遠目から見るだけだったはずだ。これでいいんだよ。僕は、今がいいんだ。他の人生なんて考えられない」


 何度繰り返しても納得しない問答だ。このやりとりは、これからも続いていくんだろう。


「顔、見せて」


 ずるずると布団を上げると、涙でぐしゃぐしゃの妻の顔が半分出てきた。口から下はベッドに押し付けてるから、これじゃキスが出来ないよ。


 顔を寄せて、彼女が愛する声を甘く響かせる。この声がある限り、君は僕から離れられないと知っているから。


「イーディス」

「ひゃい……」

「好きだよ」

「ひゃい……」

「僕は君のもので、」

「ふあッ!」

「君は、僕のものだ」

「ふうん゛ッ!」


 妻の表情は何かを堪えるような険しいものになって、また布団の中に潜ってしまった。昔は想像の斜め上の反応が返ってくることにいちいち一喜一憂していたけれど、これが〝ときめきすぎて心臓が爆発しそう〟なときだって今は知ってるから。


 もったいぶって嫌われるより、声を餌にしてでも僕の腕に収まってくれてる方が余程いい。


「今夜は()()、やり直そうか」

「あ、ごめんなさい。今朝、生理が来たの」


 なるほど。それであんなすぐに不機嫌になったんだな。


 こういうことは恥ずかしがるわけでもなく申告してくるんだから、やっぱり僕の妻は変わっている。


 はあ、またおあずけか。


「ねえ、パーシー」

「ん?」

「あたし、ちゃんとパーシーのこと、好きだからね」


 顔を赤くして照れながら弱々しく愛を告げる妻へ、何度でも【推し】の声で心を打ち抜いてやる。


「〝知ってる〟」


 声にならない悲鳴をあげて、妻はまた布団の中にお籠もりになってしまった。


 異世界の神の如き人々よ。僕と妻は【乙女ゲーム】のような純愛ではないかもしれないけれど、小説にも戯曲にもならない、妻に前世の記憶があるだけの平凡な夫婦だけど、今、とても幸せです。

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