表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/151

5.依頼説明

一部表記を変更いたしました。(2024年1月8日)

「依頼書作成のバイトですか?」

想定と違う依頼に混乱しながらつい聞き返してしまった。


「はい、現在想定以上の渡り人様が当ギルドに来られてるため、人手が本当に足りないんですよ。今日の分は事前に用意していたのですが、明日以降の依頼書も同じくらい用意するとなるとしばらくは寝ることも出来なくなりそうで・・・」


「なるほどね〜」

「以前に渡り人がいらした時はこの20分の1くらいでしたので増えても5倍くらいかなと思ってたらこうなっちゃって・・・」


(ああ〜、ベータテストから地続きなんやな。それで本サービスになって人が増えての特別依頼が発生したって訳か・・・。人数増加が他の新しいクエストの種になったりするんかな?)

ベータにはなかったクエストが発生した理由と今後のクエスト事情を考察しながらこの都合の良すぎる依頼の詳細を聞く事にした。


「依頼は受けたいのですが、どういう条件になるんです?」

「それでは依頼書を発行いたします。今回の依頼は作成していただいた依頼書の枚数に応じて報酬を支払わせていただきます」

そう言って受付嬢さんは依頼書をこちらへ手渡してきた。


===================================

【依頼書の作成】

作業室にて冒険者用の依頼書の作成

必要技能:【大陸語】【メモ】

推奨技能:【メモLv2以上】【待機】【瞑想】


【報酬】10枚あたり 50ゴールド&AGPアドベンチャーギルドポイント5


※依頼時間は最低30枚、上限は当ギルドの就業時間の20時まで制限なしとする。

===================================


「金額は少々控えめですが、AGPは多めの依頼となっております。また、注意書きにもありますように30枚を超えましたら依頼の終了は可能となっております」

「ギルドポイントが多いんは助かりますね。あとギルドって20時に閉まるんですか?」

疑問に思ったことを尋ねると、


「はい、この街の開門時間が7時から19時までとなっておりますので、そこに前後1時間足した6時から20時までが営業時間となっております」

「そうなんですね。教えてくださってありがとうございます。それじゃあ、とりあえずギルドランクが上がる100枚の作成依頼を受けさせてください」


「ありがとうございます!!それでは受付は終了ですので、作業室に案内します。具体的な作業方法につきましては、中にいるトーマスにお聞きください」

嬉しそうな顔をしながら早足で廊下を渡る受付嬢さんに着いて行き作業室まで向かっていった。


tips

推奨技能

特別依頼は必須技能さえあれば受注が可能だが、人数制限がある依頼の場合は選別するために推奨技能が設定されている場合がある。

本日の18時に6話を更新予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 他の作品で見たことが無く、新鮮な回。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ